ダイソーの板の種類
手頃な価格と使いやすいサイズ感で気軽にDIYを楽しめるため、ダイソーの板はとても人気があります。
DIY用に販売されている板材の他にも、意外なものを板材代わりにDIYを楽しんでいる方も多いんですよ。
- 板材
- MDF材
- すのこ
- まな板
- アクリル板
①:板材
ダイソーの代表的な板がこちらの工作材料シリーズの板材。
軽くて扱いやすい桐製なのでDIYに初めて挑戦する方にもおすすめですよ。
サイズ展開が豊富なのも魅力の一つで、サイズを揃えて購入すればカットの手間要らずでお手軽にDIYを楽しめます。
ただし、板によっては長さが微妙に違ったり反りがあったりするものもあるので購入時には注意が必要です。
長さ | 幅 | 厚み |
---|---|---|
400mm | 60mm | 12mm・18mm |
400mm | 90mm | 6mm・9mm・12mm |
400mm | 120mm | 6mm・9mm |
400mm | 150mm | 9mm |
600mm | 120mm | 6mm |
②:MDF材
MDF材とは繊維状にした木材を板状に押し固めたもので、一般的な木材と違って反りなどの変形が少なく品質が均一なのが特徴です。
厚みが6mmのものしか無いので、こんな厚みで大丈夫かなと不安に思う方もいるかもしれませんが、MDF材は棚板としても使用できるほど硬くて丈夫なんですよ。
硬いと言っても頑張ればカッターで切れるくらいの硬さですので、初心者でも簡単にカットできます。
以下はダイソーのMDF材のサイズ一覧です。
長さ | 幅 | 厚み |
---|---|---|
100mm | 100mm | 6mm |
200mm | 400mm | 6mm |
300mm | 200mm・400mm・600mm | 6mm |
③:すのこ
最近はすのこを使ったDIYも人気がありますよね。
すのこのままでDIYに使用してももちろんOKですが、下駄を外してバラバラにすれば4枚~5枚の幅狭の板と3本の細い角棒を一度に手に入れることができてとてもお得です。
板自体は薄めなので重い物を乗せるのには不向きですが、ちょっとした小物用のラックなどを作りたい時には低コストで材料が揃えられて重宝するでしょう。
解体する時はすのこを立ててゴムハンマーで下駄部分を何度か叩くと、接着剤が剥がれて板と下駄が外れます。
板と下駄の固定には細い釘も使われているので、ひっかかってケガをすることがないようにペンチで抜いて必ず処理して下さいね。
どうしても下駄の接着痕が残ってしまいますが、目立たない位置に使用したりヤスリをかけたりするとあまり気になりませんよ。
ダイソーのすのこのサイズは主に40×25cm、45×20cm、31×30cmの3種類です。
④:まな板
ちょっと意外かもしれませんが、ダイソーで売られている木のまな板もDIYにはおすすめです。
DIY用の板材よりも少し小さ目のサイズですが、まな板として使用できるように表面がとてもなめらかなので見た目が美しくヤスリがけが不要というメリットがあります。
一般的な四角いまな板の他にも、シンプルな取っ手がついたハンドルウッドカッティングボードやカラトリーデザインがかわいらしいカッティングボードもあり、ペイントやステンシルを施すだけで簡単におしゃれなインテリアにアレンジできるのでおすすめです。
⑤:プラスチック板
プラスチックの板は棚の扉をガラス戸風に仕上げたい時などにガラスの代わりに使用することができる人気のDIY材料で、ダイソーではアクリル板やPPシートなどのプラスチック板を購入することができます。
アクリル板はプラスチックの女王と呼ばれるほどの高い透明性と強度を持ちながら、加工もしやすいDIYの強い味方です。
ガラスより軽くて割れにくいため安全性が高く、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使用することができますよ。
一方PPシートはある程度の強度と柔軟性があるのが特徴で、学校でよく使う下敷きの素材としても使われています。
アクリル板もPPシートもクリアタイプのものだけでなく、半透明・乳白色・カラータイプなどカラー展開が豊富なのが嬉しいですね。
ダイソー板の素材
ダイソーでDIY用として売られている板の素材は柔らかくてDIY初心者にも扱いやすい桐と、ある程度の強度がありつつも加工がしやすいMDFの2種類です。
桐の板は耐重性があまりないので天板としての使用や雑貨を作るのに向いていると言われています。
塗装を施しても木目がきれいに出るので、ナチュラルな風合いに仕上げたい時にもおすすめですよ。
一方MDFは強度があることから、棚板としての使用や小さ目の本棚などのちょっとした家具を作るのに向いています。
一般的な木材のような反りや割れが無く、表面がサラッとしていて均一な塗装がしやすいのもMDFの良いところです。
このようにダイソーの板はどちらの素材もDIY向きですが、素材の持つ特性にちょっとした違いがあるので用途によって使い分けるようにすると良いですね。
ダイソー板おすすめアイテム
ダイソーでは板の他にも丸棒や角棒といったDIY用木材も取り扱っていますし、フックや取っ手、アイアンバーなどのダイソーで揃うグッズをDIYに活用するのもオススメです。
中でもダイソーの工作用丸棒がハンドルウッドカッティングボードの取っ手部分の穴にピッタリとハマるというのはDIY好きの人たちの間では有名な話で、この2つのアイテムを組み合わせたDIYは根強い人気があります。
また、ペンキやニスなどの塗料もDIYには欠かせませんよね。
ダイソーでは、優しい色合いと塗り心地の良さで人気爆発中の「ナチュラルミルクペイント」や塗るだけで黒板になる「黒板ペイント」、漆喰や珪藻土といった特殊塗料、カラー豊富な水性ニスなど塗料もラインナップが充実しています。
ダイソーの板を使ってDIYするなら、これらのアイテムを上手に組み合わせるとDIYの幅がグンと広がりますよ。
ダイソー板を使ったDIYアイデア
ダイソーの板を使ったおすすめのDIYアイデアを、お手軽なものを中心に集めてみました。
のこぎり要らずの簡単DIYアイデアやダイソーグッズを上手に組み合わせたアイデア、センスの光るお洒落なアイデアなど、どれもすぐに真似したくなるアイデアばかりですよ。
- ウォールシェルフ
- 華やかなインテリア
- 本棚
- キッチンの水ハネ防止・目隠しパネル
- ドール用クローゼット
- トロファスト風収納棚
- スパイスラック
- カフェ風ショーケース
- ゴミ箱カバー
- 遊べる立体駐車場
①:ウォールシェルフ
ダイソーの板材と棚受けがあれば、インテリアを並べておしゃれな空間を演出できるウォールシェルフも作れてしまいます。
あまり重たい物を置くことはできませんが、ちょっとした小物を飾ったり見せる収納としてカップなどを置いたりするのも素敵ですね。
棚受けもダイソーで購入することができるので、合計300円という低コストで作れちゃうのも嬉しいポイントではないでしょうか。
シンプルなので、どんなインテリアともよくなじんでコーディネートを邪魔しません。
アンティークな雰囲気が好きな方はブラックのアイアンブラケット(棚受け)を使うのもおすすめですよ。
②:華やかなインテリア
ハンドルウッドカッティングボードを使ってこんなにおしゃれなインテリアをDIYすることもできます。
同じくダイソーで購入できる焼き網など、板とアイテムの組み合わせ方がとても上手ですよね。
そのまま壁に立て掛けても、穴に紐やリボンなどを通して吊り下げて飾っても素敵です。
ハンドルウッドカッティングボードにドライフラワーや造花をグルーガンなどで固定するだけでも、自分好みのインテリアが簡単にできますよ。
③:棚
板とすのこを組み合わせたシンプルな棚です。
すのこをそのまま本棚の側面に使用することで、下駄部分がちょうど棚受けの役割をしてくれています。
複雑な工程が無いので初心者でも気軽に挑戦できそうですね。
本などの重いものを収納する場合はビスや釘を使ってしっかり固定する必要がありますが、軽いものを収納するなら木工用ボンドで接着するだけでも十分です。
このように簡単にDIYできるのがダイソーのすのこを使うメリットだと言えるでしょう。
④:キッチンの水ハネ防止・目隠しパネル
カウンターの無いオープンなタイプのフルフラットキッチンでは、シンクの水ハネや散らかった調理台が丸見えになってしまうのが気になりますよね。
ですが衝立を購入するとなると意外と高くついてしまうものです。
そんな水ハネ防止兼目隠しパネルを、ダイソーのPPシートとセリアの横長コルクボードの枠部分を組み合わせて作ったのがこちらです。
PPシートの上にセリアのすりガラス風シートとモロッカンタイルシールを貼りつけることで、レトロな雰囲気たっぷりのデザインに仕上がっています。
こちらの作品で使用されているのはセリアのものですが、ダイソーにも様々な種類のすりガラス風シートやタイルシールが販売されていますので、PPシートと組み合わせて自分好みのキッチンパネルをDIYしてみてはいかがでしょうか。
⑤:ドール用クローゼット
ダイソーのハンドルウッドカッティングボードがドールの洋服のサイズとぴったりなことを活用したのが、こちらのハンドルウッドカッティングボードと丸棒などを組み合わせたドール用クローゼットです。
小さな女の子ってお世話人形が大好きですよね。
でもお世話人形って洋服や小物などが多くて散らかってしまいがちではないですか?
こんなクローゼットがあれば片づけもしやすいし、見た目も抜群に可愛らしいですね。
丸棒にハンガーをかければ正に小さなクローゼットで、小さな木箱などを使って小物用の収納をDIYしているのもアイデアとセンスが光っています。
⑥:トロファスト風収納棚
おしゃれな見た目と子供でもできる入れるだけ収納が人気なIKEA(イケア)のトロファストですが、価格的に中々手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
ダイソーで購入できるMDF材とウッドウォールバー、スクウェア収納ボックスを組み合わせれば、トロファスト風の収納棚が低コストでDIYできますよ。
一からDIYすると少し面倒な引き出しレールも、ウッドウォールバーで代用できるので簡単で良いですね。
ウッドウォールバーは本来壁に取り付けて写真などを飾るためのアイテムなのですが、MDF材のサイズとぴったり合うので本当にのこぎり要らずでお手軽に作れます。
もう少し強度を出したい場合は背板をつけると良いですよ。
⑦:スパイスラック
スパイスラックはサイズが小さく、板を組み合わせるだけで作れるので初めてのDIYにもおすすめです。
こちらのスパイスラックは側面にダイソーのカッティングボードを使用していて、可愛らしいカラトリーデザインが目をひきますね。
料理の必需品でもあるスパイス類は数が多くキッチンのごちゃつきの原因になりがちですので、持っているスパイスの数やスペースに合わせたスパイスラックをDIYすると、キッチンがすっきりとして料理の作業効率も上がりますよ。
⑧:カフェ風ショーケース
見せる収納やインテリアとしても人気の高いカフェ風ショーケースもダイソーの板を使ってDIYできます。
扉部分はフォトフレームを使って、ガラスの代わりにPPシートを使用することで簡単ながらも本格的なショーケースを作ることができますよ。
ショーケースの大きさは、フォトフレームのサイズや枚数で調整すると良いでしょう。
食器類の収納以外にも雑貨を飾ったり、おもちゃのパンやケーキを入れて子供のお店屋さんごっこに活用したりしても良いかもしれませんね。
難しいように見えて意外と簡単に作れるので初心者の方にもおすすめです。
⑨:ゴミ箱カバー
MDF材のみで組み立てたゴミ箱カバーは、MDF材の質感を活かした男前な雰囲気がお洒落です。
生活感の出やすいゴミ箱をこんな風にお洒落に隠せるのは嬉しいですね。
キャスターが付いているので移動も楽ちんで、ソファーの横などでサイドテーブルとしても使えるのがこのアイデアの良いところです。
また、MDF材をステッカーやスタンプ、転写シールを使って男前に仕上げるテクニックは他の作品を作る時にも活かせますね。
⑩:遊べる立体駐車場
ダイソーのすのこを使って作られたこちらの遊べる立体駐車場はクオリティがとても高く、子供も喜んで遊んでくれること間違いありません。
小さな車のオモチャはどんどん数が増えて収納に困ることも多いので、遊べて収納もできるこのアイデアは素晴らしいの一言です。
おもちゃ屋では様々なギミックのついたものが販売されていますが、子供って案外手作りのようなシンプルなものの方が飽きずに長く遊んでくれますよ。
おすすめのダイソーDIY本
ダイソーの板やグッズを活用したDIYアイデアはたくさんありますが、こちらの本はダイソーの板やグッズを使ってインスタ映えする大人可愛いインテリアをDIYしたい方におすすめの一冊となっています。
ダイソーなどで手に入るプチプラ雑貨をモノトーンでシンプルに活用するDIYアイデアが満載で、初心者の方でもすぐに試せる簡単なものばかりです。
ダイソーグッズを使ったコーディネート術も掲載されているので、モノトーンで生活感の無い空間づくりを目指したい方も参考になりますよ。
ダイソーの板を使ってお手軽にDIYを楽しもう!
ちょっとしたものをDIYしたい時、低コストでDIYしたい時などに100円で手に入るダイソーの板はとても便利で、DIY好きの間では最早定番となっています。
ダイソーの板はサイズが豊富に揃っているのも嬉しいポイント。
これからDIYに挑戦したいと考えている方にもぴったりですので、ダイソーの板を活用してお手軽にDIYを楽しんでくださいね。
400x120のサイズの板を、DIYの棚に使いたくて買いました。サイズに問題は無かったのですが、数日後、反りがひどくて安定して物が置けなくなりました。差し替えることが出来る棚の形だったので大事には至らなかったのですが、百均だとこういう事が起こるのかと学習しました。