壁面収納のメリット
壁面収納のメリットは様々にあります。
まずは、空間を無駄にしないという観点です。
生活をしていくと、タンスやカラーボックスなどがどんどんと増えていきがちですよね。
それらが多いと圧迫感が拭えませんので、壁に収納できると解消できます。
次のメリットは部屋が広く見えるということです。
先ほどは圧迫感の観点で話しましたが、やはり物がおおいと、目線も散ってしまい広くは感じません。
壁の収納を利用することで広く見えるのです。
では、次のメリットです。
次は、片付けが上手になります。
どういうことかと言うと、主に片付けをしてる人じゃないとタンスなどは引き出しを開かないと何が入っているか分からないですよね。
ですが壁に収納することは、扉がついてることは殆どなく、何がどこに置いてあるのか解りやすいです。
ですので、子供でも自分でお片付けができるようになります。
主なメリットは以上の三点ではないでしょうか。
IKEAの壁面収納グッズ
IKEAとはスウェーデンが発祥の世界最大の家具屋さんです。
評判がとてもいいですよね。
そんなIKEAはネット通販も行っており、今回はIKEAさんの壁面収納グッズを紹介していこうと思います。
- リビング
- 靴箱
- 部屋
主な利用場所はこちらです。
では順番に見ていきましょう。
壁面収納グッズ【IKEA】①:リビング
こちらの商品は真ん中のスペースにテレビを嵌め込むことができます。
テレビはある程度大きいものまで嵌めることができ、壁にひっかけて収納するタイプでも、下にも天板があるのでテレビを置いて収納することも可能です。
テレビの周りなどリビングに学校からの手紙や雑誌などが散乱していたりしませんか。
または、テレビ台が大きくて部屋の圧迫感がありませんか。
そういうときに、あえて物を見せる収納ですっきりさせましょう。
壁面収納グッズ【IKEA】②:靴箱
賃貸の方は玄関が広くなくて困ったことはありませんでしょうか。
実際、賃貸の家は玄関が狭く、シューズボックスが無いような家まで存在します。
そういう時は、このようなシューズラックを壁に付けることで解決します。
靴も斜めに置く収納のため、幅もあまりとらず、どのサイズの靴でも置けることも嬉しいポイントです。
壁面収納グッズ【IKEA】③:部屋
こちらは新聞ラックです。
毎日の新聞を入れて置く場所は特に迷うのではないでしょうか。
壁に収納していれば、テーブルもすっきりして見映えも良くなります。
そして、子供のどこかへ行きがちな学校の手紙なんかも、提出するプリントなどをラベリングして分けて入れるのも解りやすいため、失くすことがなくなります。
ニトリの壁面収納グッズ
IKEAはシンプルに見せる収納でしたが、安さに定評があるニトリの壁面収納グッズについてはどうでしょうか。
- 大容量テレビボード
- 突っ張りポールネット
- 組み合わせ自由タイプ
- ユニットシェルフ
壁面収納グッズ【ニトリ】①:大容量テレビボード
46インチのテレビが推奨されてる大きいテレビボードです。
テレビの上に物も置くことができ、地震がきたときに物が落ちてこなくするための耐震ロックもきちんと付いています。
テレビのコードもごちゃつきがちですが、ニトリのこのテレビボードですと後ろに通すための穴もしっかりついているので、すっきりして見えます。
壁面収納グッズ【ニトリ】②:突っ張りポールネット
部屋にかける収納が欲しい時に便利なのがこの突っ張りポールネットです。
壁と床で押さえるので耐震性も抜群です。
帽子や、お客様が来たときのジャケット・コート掛けとしても使えます。
賃貸の方でも、壁に穴を開けずに掛ける収納ができるのでお勧めです。
壁面収納グッズ【ニトリ】③:組み合わせ自由タイプ
ニトリでは、壁面収納を自分で好きな形に作れるシリーズがあります。
ワードロープ、ブレザータンス、上置き、チェスト、ミラーワードを自由に組み合わせられます。
おすすめは、ミラーワードは使うことです。
鏡があると、部屋に奥行きがうまれ、広く見えるのです。
壁面収納グッズ【ニトリ】④:壁面ユニットシェルフ
こちらも、組合せ自由な壁面収納シリーズです。
コネクトタイプとプロモーションタイプがあり、DIYが好きなひとはコネクトタイプの方が良さそうです。
こちらに付属することができる扉も別売りで販売しています。
組合せは自分で、簡単にできます。
無印良品の壁面収納グッズ
飽きのこないシンプルなデザインと機能性で、幅広い層から人気が高い無印良品です。
無印良品にも壁面収納グッズがあり、目立つのは壁に付けられる家具です。
無印良品では壁に付けられる家具を七種類取り扱っています。
- 長押(なげし)
- 箱
- コーナーラック
- 3連ハンガー
- フック
- 棚
- 箱(一マス)
これらを詳しく見ていきましょう。
壁面収納グッズ【無印良品】①:長押(なげし)
長押とは日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもののことです。
そこからこの商品にたどり着いたようです。
溝の奥行きは3cmあり、絵や小さい観葉植物を飾ったり、はたまた、ハンガーをかけることもできます。
44cmと88cmの2パターンの長さがあり、部屋に合わせた大きさで買うことができます。
壁面収納グッズ【無印良品】②:箱
箱シリーズです。
取り付けようの専用のピンが細いため、賃貸でも目立たず着けることができます。
横につければ、本やCDをたくさん収納することができますし、縦につければ背のたかいものも収納可能です。
つまり、縦につけるならば、リビングや書斎だけだなく、キッチンやランドリーコーナーなどにも使え、使用用途の豊富な商品です。
壁面収納グッズ【無印良品】③:コーナーラック
部屋に必ずコーナーはありますよね。
そういったデッドスペースになりがちな場所を利用して見せる収納に変えることができます。
また、こちらのコーナーラックは「棚」シリーズと合わせることで収納の幅がかなり増えます。
石膏ボードの壁であればどこでも取り付けが可能です。
壁面収納グッズ【無印良品】④:3連ハンガー
無印良品の3連ハンガーは他の物とは違い、ハンガーを掛ける部分も木材で出来ています。
しかも、使用しない時はピンを収納することができるのでかなりすっきりして見えること間違いなしです。
お客様が来たときにかけるためにリビングや、自分が出掛けるときのために玄関などにつけておくと便利です。
壁面収納グッズ【無印良品】⑤:フック
独り暮らしだったりすると、3連ハンガーほど必要がなかったりしますよね。
そう言うときや、家具にちょっとしたフックが欲しいなというときに無印良品のこのフックが役立ちます。
鞄やコートなどの衣類の収納はもちろんのこと、家具につけることでキッチンでも袋の収納などに役立つのではないでしょうか。
壁面収納グッズ【無印良品】⑥:棚
先ほどご紹介したコーナーラックと合わせることで収納の幅がぐんっと増えます。
壁のアクセントになる棚です。
好きなお人形や小物を飾ったり、ちょっとした収納にすることができます。
トイレにおくことでトイレットペーパーを置いたりするのにも便利ですね。
壁面収納グッズ【無印良品】⑦:箱(一マス)
箱シリーズの一マスのみバージョンです。
奥行きは約14cmあるので観葉植物のような少し大きめのものも置くことが出来ます。
一マスなので、ちょっとしたスペースに壁につけることができます。
少し収納を増やしたいなというときに便利ですね。
100均材料で作る壁面収納の作り方
材料はこちらです。
- 木製ディッシュスタンド(セリア)
- 木製角材2P(セリア)
- ミニ ステー(セリア)
- 塗料
- 刷毛
作り始める前に環境を整えましょう。
新聞紙を大きめに開いて、道具を全部出しておきます。
ディッシュスタンド、木製角材を好きな色に塗っていきます。
塗ったものを新聞紙の上で乾かすとき、くっついてしまうことがあるので気を付けましょう。
乾いたディッシュスタンドの上の部分にキリで穴を開け、ミニステーを付けていきます。
付けられたら、壁に付けて、乾いた木製角材をディッシュスタンドにかけたら完成です。
壁面収納の作り方についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
壁に棚を取りつける方法解説!コンクリート壁や賃貸物件のDIY方法も紹介建物の壁の一般的な構造
壁に棚を付ける場合、まずは壁の構造をしっかりと理解しておくことが大切...
賃貸でもOKな壁面収納のアイデア
持ち家でしたら躊躇なく穴を開けることができますが、賃貸や新築だとそうもいきませんよね。
退去時に何万円も補修費用取られては悔しい思いしかしません。
そこで、ここではいかに傷つけないで壁に収納を作ることができるかを考えましょう。
- ディアウォール
- 壁美人
- 有孔ボード
- ラダーブラケット
- monkey grip
主にはこの五点です。
では、詳しく見ていきましょう。
アイデア①:ディアウォール
ディアウォールは傷つけない収納で一番有名なのではないでしょうか。
知ってる人も多いはずです。
2×4の角材をこのディアウォールという商品にはめこみ、突っ張らせて使います。
床から天井を想像しがちですが、ちょっとした凹凸さえあれば、そこに簡単に柱を作ることができる優れものです。
棚受けも販売しており、それを利用すれば棚も簡単に作れます。
ちなみに、冬場は冷気によって木が伸縮するため倒れてくる可能性があります。
ですのでディアウォールで棚をつくる場所等しっかり考えないといけません。
アイデア②:壁美人
壁美人とは、ホチキスで壁にものをくっつける商品です。
こちらは石膏ボードでできている壁に使用でき、ホチキスで留めるので、穴もピンやネジとは違い最小限で済みます。
外すときもホチキスのベース部分でテコの原理を使い、簡単に抜くことができます。
家にあるホチキスで良いので、壁美人とホチキスさえあれば他に特別な物も必要ありません。
DIY初心者でもできそうですよね。
アイデア③:有孔ボード
有孔ボードは穴が規則的に開いており、ひっかけて収納するのに便利な商品です。
ホームセンターや、小さいものは100円ショップでも販売されています。
もしも壁一面に張り付けたい場合は、先ほどご紹介したディアウォールを利用し数本の柱を部屋につくり、そこに有孔ボードをネジで留めていけば壁を傷つけずに済みます。
少しだけなら、壁に立て掛けるだけでも立派な収納になります。
また、色も様々に販売してますので自分の好みに合わせて壁面収納を作ることが可能です。
アイデア④:ラダーブラケット
ラダーブラケットは裏にゴムがついており、滑りにくいようになっています。
こちらも2×4の角材と合わせて使うことで、斜めにたてかける棚を作ることができます。
斜めに立て掛けるので、玄関や部屋のデッドスペース、小スペースにも圧迫感なく簡単に納めることができるのです。
ただし、文庫本など重さのあるものを収納する場合は厚さ2cm以上の天板を使用してください。
アイデア⑤:monkey grip
こちらは簡単にいえば、両面テープです。
強力な粘着力で、透明なので目立つこともありません。
テープなので勿論壁に傷もつきません。
しかも、お湯で洗えば何度でも再利用ができるというコスパの良い商品です。
鍵の保管や、テレビ、冷暖房のリモコンを収納するのにとても便利ですね。
おしゃれな壁面収納アイデア実例
様々な壁面収納にむいている商品があるのがわかりました。
では、実際には壁につけたり、沿わせたりとどのような収納を行っているのでしょうか。
- くつろぐスペース兼勉強スペース
- 突っ張り棒とクリップ
- ハンガー収納
- ディアウォールで本棚
- マグネットツーウェイディスペンサ
- 鍋蓋かけ
- ワイヤーネット
- 耐震マットと突っ張り棒
- ダイソー パンチングボード
- すのこ
これらの商品を利用して壁に収納を作っていました。
では、これらを使って何をどのように収納しているのかを見ていきましょう。
アイデア①:くつろぐスペース兼勉強スペース
リビングの壁一面に収納をつくり、その真ん中部分をクッションを置き、くつろぎスペース、それ以外を本の収納にされています。
そこに勉強机を設置することで、親の目も常に届き、自然と勉強する姿勢が身に付くのではないでしょうか。
アイデア②:突っ張り棒とクリップ
突っ張りとクリップでこのように帽子を収納するのはいかがでしょうか。
帽子が増えたらクリップを足せば良いだけで、帽子の形も崩れる心配がありません。
また、ネクタイやベルトも同じように収納ができて便利ですね。
アイデア③:ハンガー収納
セリアなどの100円ショップでも販売しているステンレスバーを使用されています。
ハンガーは嵩張りやすく、取り出したいときに他のハンガーもくっついてしまったり、うまく引き出せなくてストレスフルですよね。
そういうときに、このように*掛ける収納にすることでストレスを軽減/することができますのでお勧めです。
アイデア④:ディアウォールで本棚
ディアウォールで棚を作ります。
そこに本を並べていき、突っ張り棒をディアウォールの柱のあいだに付けることで本が落ちないようにできます。
たったそれだけの工夫で、本がばらばらしたりすることが減るのでストレスフリーな収納です。
これなら初心者でもできる簡単なDIYですね。
アイデア⑤:マグネットツーウェイディスペンサ
お風呂場で大活躍間違いない商品です。
地面などに置いておくとぬめりが発生してしまい、不潔になりやすいシャンプーコンディショナー、ボディーソープ。
こちらをお風呂場の壁に直接収納できたら便利ですよね。
それが、このマグネットツーウェイディスペンサです。
詰め替えを入れてもいいですし、サイズが合うのであれば詰め替えの袋ごと入れても大丈夫です。
詰め替えの袋ごと入れたら、ボトルを洗う手間も無くなりますのでおすすめです。
アイデア⑥:鍋蓋かけ
無印良品のタオルかけハンガーで鍋やフライパンの蓋を収納する方法です。
蓋って嵩張るし、重さも結構あったりして収納に困ること多いですよね。
このようにキッチンにタオルかけハンガーを利用して収納することで料理するときも、さっと出せて便利です。
吸盤でくっつくタイプだと、利用できる壁がおおくて良いですね。
アイデア⑦:ワイヤーネット
粘着タイプのフックを準備し、壁に張り付けます。
フックを外したときに壁紙が剥がれてしまう恐れがありますのでフックの前にマスキングテープを張り付けておくことをオススメします。
そして、フックを張り付けたら、ワイヤーネットを掛けるだけで完成です。
ワイヤーネットにはワイヤーの籠なごをつけて収納しましょう。
アイデア⑧:耐震マットと突っ張り棒
突っ張り棒で収納を増やす場合、のせる物が想定よりも重くなってしまったり、自然と突っ張り棒が緩んでしまって、突っ張り棒が落ちてきてしまうことがあります。
そんな悩みを解決するためにダイソーで販売しているこの耐震マットを使用します。
透明で目立たず、突っ張り棒の強度がアップするので収納に一躍かってくれますよ。
アイデア⑨:ダイソー パンチングボード
ダイソーで販売されているパンチングボードです。
連結ブラケットもあるので無限に大きくすることが可能になってます。
壁に引っ掻ける方法は4つあります。
別売りの専用の接着用シール、もしくは専用の吸盤、フックやビスに引っ掻ける、パンチングボードの上から直接ネジで留めるです。
一枚一枚が小さいので狭いスペースにも収めることが可能です。
アイデア⑩:すのこ
100円ショップで販売しているすのこを利用してキッチンで利用できるスパイスラックを作ります。
ごちゃつきがちな台所の調味料関係をこのようにラックを作って壁に沿わせて置いてしまえば、調味料を探したりしなくて良くて楽ですよね。
また、すのこで作成したものですので、壁に張り付けることも可能な重さです。
まさにこれからDIYを始めたいという方にぴったりの一冊になっています。
おすすめのDIY本
木材でつくるDIYの基礎的な知識から載っている本です。
今回ご紹介したように、壁面収納できる棚の作り方などが載っています。
また、壁面収納だけではなく庭のことや、壁などの修理方法なども書かれており、いずれも初心者に優しい説明書きです。
壁面収納についてまとめる
壁収納について書いてきましたが、これなら自分でもできるかもという商品はたくさんあったのではないでしょうか。
特別な工具ではなく、ホチキスで作るものなども簡単にできそうです。
オリジナルの収納をDIYしてみるのも楽しいですね。
壁は意外と収納に使えるのでご紹介してきたものを試してみてはいかがでしょうか。