圧力鍋のメリットは時短調理ができること
通常、火にかけると、水は100℃で沸騰します。
沸騰後は温度は上がらず、100℃以上にはなりません。
圧力鍋は、フタを密閉し、加熱します。
水が沸騰し、水蒸気になると、体積は1000倍に。
一般の鍋とは、水蒸気の使い方が違うのです。
圧力鍋は、中の水蒸気を逃さずに加圧する仕組みです。
圧力がかかり、温度が100度以上になります。
その結果、通常なら何十分もかかる煮込みが、半分以下の時間でできます。
使い方次第で、プロの料理を再現できます。
短時間でできるので、光熱費の節約にもつながりますね。
圧力鍋の選び方
ご自分の使い方にあわせて、ピッタリの圧力鍋を選んでください。
圧力鍋を使い方を考えた選び方のポイントをご説明します。
- 圧力調整方式
- 材質
- サイズ
ポイント①:圧力調整方式
圧力調整方式は、おもり式とスプリング式とがあります。
おもり式圧力鍋は、金属のおもりで蒸気口を塞ぐ構造です。
圧力鍋を火にかけると、やがて鍋の内側に圧力がかかり、蒸気が出始め。
おもり式は、蒸気の力で蒸気口にあるおもりが揺れ、音がなる仕組みになっています。
スプリング式圧力鍋は、蒸気口にスプリングがあります。
スプリングにより、圧力を調整、高圧、低圧と使い方を変更可能。
レシピや材料により、圧力の使い方を変えられます。
また、蒸気が外に出ないため、シューと音をたてません。
シューと音がたつのが怖くて苦手な方、いますよね。
とはいえ、音は、圧力がかかっている状態が分かりやすいという利点になります。
スプリング式は表示ピンの上がった状態で圧力を確認しますが、慣れないと解りにくいでしょう。
初心者の方は、おもり式が解りやすいという意見があります。
ポイント②:材質
圧力鍋の材質は、アルミ、ステンレス、多層構造があります。
アルミ製
アルミ製の利点は、圧力が加えるまでの時間が短く、より時短できます。
軽くて扱いやすく、お手入れカンタンで使い方ラクラク。
弱点は、アルミは柔らかいので、加えらえる圧力が低くなります。
アルミは冷めやすく、火を消した後で余熱をいかした使い方には向きません。
使い方は限られます。
ステンレス製
ステンレス製は、高い圧力を加えられ、硬い食材や火の通りにくい食材も対応します。
ステンレスは冷めにくく、火を消して余熱で煮込む使い方ができます。
その反面、火をかけてから圧力がかかるまでに、時間が必要。
また、ステンレスは重いので、アルミに比べて扱いにくいです。
両方の特性を兼ね備えた「多層構造」
多層構造は、アルミとステンレスの両方で作られています。
ステンレス製に比べ、圧力がかかるまで時間がかかりません。
アルミ製より圧力を高くかけられ、さらにアルミ製より余熱もあります。
ステンレス製に比べ、軽くて扱いやすいです。
アルミ製とステンレス製の両方のいいとこどりの多層構造で、使い方は無限。
万能な分、価格が高くなります。
ポイント③:サイズ
圧力鍋も、いくつかのサイズが用意されています。
パッケージに何人用と記載されている品も多いので、参考にしてください。
必要なサイズは使い方で変わりますが、目安は「家族の人数+1リットル」です。
一人暮らしなら、2.5リットルぐらい、2~4人家族なら、3~5.5リットルぐらい。
圧力をかけて調理するので、圧力鍋は一般の鍋より、対応容量が少なくなります。
例えば、豆調理は、鍋の1/3以下、他の食材は2/3以下です。
ご自分の使い方を考慮し、作り置きするのでしたら、大きめを選ぶとよいでしょう。
料理研究家ジョーさん。が教える圧力鍋を選ぶときのポイント
圧力鍋というと火にかけるものが主流でしたが、近年は電気圧力鍋も使われるようになってきています。
金属製の圧力鍋には、軽くて取り回しの聞くアルミ式、保温性が高いステンレス式、両方の良いところを併せ持つ多層式があります。
電気圧力鍋は容量が小さく、価格も高めですが、調理予約をしたり、保温モードがついているため、忙しく時間がない方にも大変便利です。
圧力鍋の使い方
種類により、多少の違いはありますが、使い方の基本は同じです。
- 材料を入れてフタをセットする
- 火にかける
- 加圧
- 放置(蒸らす)
- フタを開ける
使い方①:材料を入れてフタをセットする
圧力鍋の使い方は、鍋に材料と水を入れて調理をします。
使う前に、圧力をかけるための部品が正常かどうかを必ず確認しておきましょう。
おもり式圧力鍋は、蒸気口が詰まっていないかを確認します。
また、パッキンが劣化していないかも確認しましょう。
パッキンが劣化していると、圧力が正常にかかりません。
圧力鍋の種類により、多少の違いがありますから、お手持ちの使い方説明書をご確認ください。
圧力鍋に材料と分量の水を入れたら、フタをセットします。
おもり式は、フタをセットした後でおもりを乗せます。
使い方②:火にかける
フタをセットした圧力鍋を火にかけます。
初めは、強火で加熱し、圧力がかかってきたら弱火にします。
使い方③:加圧
おもり式圧力鍋は、蒸気口から出る蒸気により、おもりが揺れ始めた時から、加圧時間になります。
スプリング式は、表示ピンで確認します。
加圧時間は、しっかり計ってください。
使い方④:放置(蒸らす)
指定の時間を加熱したら、火を止めます。
火を止めても、しばらくは加圧状態のままですよ。
おもりが揺れている、または表示ピンが上がっている間は加圧中です。
加圧している時は、絶対にフタを開けないでください。
無理にフタを開けるのは、大変、危険です。
また、おもりは、加圧中には絶対に外さないでください。
蒸らし時間は、火を止めてからフタを開けるまでの時間。
自然放置は、完全に圧力が下がるまで、そのまま放置することです。
レシピによっては、蒸らし時間が指定されていることがあります。
この場合は、鍋のフタに少しずつ水道水をかけて圧力を下げ、蒸らし時間を調節してください。
急冷の方法は、圧力鍋により異なります。
お手持ちの圧力鍋の使い方説明書をご確認ください。
使い方⑤:フタを開ける
完全に圧力が下がってから、フタを開けます。
おもりの揺れが止まった、あるいは表示ピンが完全に下がったら、圧力が下がっています。
圧力鍋を使うときの注意点
圧力鍋はとても便利な道具ですが、使い方を誤ると思わぬ事故を招きます。
必ず、正しい使い方をしてください。
お使いになる前に、お手持ちの製品の説明書を読んで、使い方の注意点をご確認ください。
- 使う前に蒸気口やパッキンなどの確認をする
- 空炊きをしない
- 重曹や多量の油を使わない
- 調理量を守る
- 調理中、蒸気をもらさない
- 蒸気口からの蒸気に気を付ける
- 圧力を抜いてからフタをあける
注意点①:使う前に蒸気口やパッキンなどの確認をする
圧力が正しくかかるように、使う前に圧力鍋の各部をチェックします。
取っ手がゆるんでいると、脱落してやけどなどの危険があります。
ゴムパッキンが劣化していないかを確認してください。
使い方や頻度によりますが、1~2年に一度は新しいものと交換しましょう。
また、蒸気口から蒸気の調節がきちんとできるかをチェックします。
おもり式は、蒸気口が詰まっていないか、付属のピンでチェックします。
スプリング式は、表示ピンを下から押し、上げ下げしましょう。
お手持ちの製品の使い方手引書を確認し、必要な時期にパーツを交換してください。
注意点②:空炊きをしない
フタをした状態で、絶対に空炊きをしないでください。
空炊きをすると、火災や本体の変形、取っ手やパーツの破損の原因となります。
フタをする前に、必ず、材料と分量の水を入れたことを確認してください。
万が一、空炊きした時は、急冷せずに、必ず自然冷却してください。
注意点③:重曹や多量の油を使わない
重曹のように熱で発砲するものや多量の油は、フタを密閉した状態で絶対に加熱しないでください。
また、カレーやシチューなど粘性が強く、蒸気の出口が詰まりやすいのです。
ルウを入れた後、絶対にフタを密閉して温めないでください。
温め直す時、ガラスの蓋を利用する等の使い方で対応します。
注意点④:調理量を守る
圧力鍋は、内部に強い圧力をかけます。
中身を入れ過ぎると、蒸気口から中身が飛び出すことも。
蒸気口が詰まる原因になりますので、1回の調理量は必ず守ってください。
調理量は鍋の種類や使い方により変わりますので、お手持ちの鍋の使い方説明書を確認してください。
目安は、一般には鍋の容量の2/3以下です。
豆類など、煮炊きにより分量が増えるものは、1/3以下にしてください。
調理量とは、材料、調味料、水をすべて加えた量です。
大量の調理をしたいときには、2回に分けるなど使い方を工夫してください。
注意点⑤:調理中、蒸気をもらさない
スプリング式の場合、火が強すぎると表示ピンが上がりすぎて、蒸気が絶えずもれる状態になります。
焦げ付きの原因になるので、表示ピンが適正になるように火の使い方に注意してください。
注意点⑥:蒸気口からの蒸気に気を付ける
蒸気口は人に向けないでください。
蒸気口から出る蒸気で、やけどをする危険性があります。
注意点⑦:圧力を抜いてからフタをあける
フタをあけるときは、圧力鍋の中の圧力が完全に下がっているのを確認してから、フタをあけてください。
蒸気が完全に抜けない状態で、無理にフタをあけるのは大変危険です。
絶対にしないでください。
料理研究家ジョーさん。の教える圧力鍋の注意点
圧力鍋では、大量の豆類や魚の練り物、カレーやシチューのルウは調理してはいけません。また、揚げ物は厳禁です。
豆類や魚の練り物は、調理中に大きく膨らんで、蒸気口を詰まらせてしまう可能性があります。
カレーやシチューのルウも、とろみがつくことによってつまりの原因となります。
(豆類は規定量までならば調理できることが多いので、メーカーの指定に従ってください)
料理研究家ジョーさん。おすすめのコスパ重視の圧力鍋
ステンレス、アルミを使った3層構造で、低圧、高圧の切り替えも可能です。アルミが使用されていることで、熱のまわりも早いです。
2.5L、3.5L、4.5L、5.5リットルとサイズも選べるので、家族の人数に合わせて購入することをお勧めします。
料理研究家ジョーさん。おすすめの機能重視の圧力鍋
12時間の保温機能がついているので、朝具材を入れてスイッチを押せば、夜に帰ってきてすぐに暖かい料理が食べられます。
40〜100℃という細かな温度調節機能がついており、圧力調理と低温調理の合わせ技で肉を柔らかくすることなども可能です。
編集部おすすめの圧力鍋
圧力鍋のなかでも、人気の商品を集めました。
使い方の基本は同じなので、お好みでお選びください。
- T-fal (ティファール)クリプソアーチ
- tプラス圧力鍋4.5L
- パール金属 クイックエコ 【H-5041 】
- Fissler (フィスラー)ビタクイック プラス
- アイリスオーヤマ 開閉圧力鍋【EH-KPC-40E】
おすすめの圧力鍋①:T-fal (ティファール)クリプソアーチ
人気の高いティファールの圧力鍋です。
特許技術(特許第5250543号)を持ったティファールの独自機構で、フタの開閉がラクラク。
ハンドルを上げ下げするだけで、従来品の1/3の力でフタを開けることができます。
さらに、360度どの位置でもフタを閉めることができ、向きを気にすることがなく使いやすいです。
圧力調整も楽に操作できます。
使い方にあわせて、「低圧」「高圧」の2段階で圧力をかけることができます。
「安全ロックピン」の働きで、ふたが閉まっていない時は圧力がかからず、加圧中は絶対にフタが空かない仕組みになっています。
10年間の保証付き。
おすすめの圧力鍋②:tプラス圧力鍋4.5L
使いやすいシンプルな操作で、低圧、高圧の圧力レベルを選ぶことができます。
お手入れ簡単、高品質のシラルガン素材でできています。
シラルガン素材とは、シリット社が独自に開発した素材。
約30種の天然鉱石を独自の比率で調合し、約1200℃の高温で溶解、急冷して結晶化させたもの。
高温の航路の中で密着面が一体化され、強度の高い表面を作り出しています。
均一に加熱できて保温効果も高いので、しっかり味を染み込ませることができますよ。
10年間の保証付き。
おすすめの圧力鍋③:パール金属 クイックエコ 【H-5041 】
日本メーカーであるパール金属の圧力鍋です。
使い方にあわせて、圧力を選べる圧力切替式になっています。
本体は、熱伝導の良いアルミニウムをステンレス鋼ではさんだ厚底の3層構造。
こげつきにくく、保温力に優れています。
ガス火だけでなく、IHクッキングヒーターやハロゲンヒーターにも対応。
(財)製品安全協会によるSGマーク認定商品です。
おすすめの圧力鍋④:Fissler (フィスラー)ビタクイック プラス
60年以上の歴史を誇る、技術と信頼のドイツ、フィスラー社の圧力鍋です。
シンプルでスタイリッシュなデザインで、ハンドルも握りやすく、操作しやすい設計です。
スムース加工されたハンドルは、先端部分を約2倍の厚みにすることで、耐久性がさらにアップ。
低底三層カプセル構造で、保温性と熱伝導に優れています。
10年間の保証付き。
おすすめの圧力鍋⑤:アイリスオーヤマ 開閉圧力鍋【EH-KPC-40E】
フタの開け閉めは、ハンドルを回すだけの簡単設計。
さらに、360度どの位置でも、フタをセットでき、しっかり閉めることができて安心です。
使い方は簡単。
ロックピン、圧力調節おもり、パッキンの3つのセーフティ機能により、初めての方でも安心です。
温め直しに便利なスタンドタイプのガラスのフタつき。
圧力鍋で作るおすすめ料理
圧力鍋の魅力は、骨まで食べられる煮魚も、ブロック肉の煮込みも、短時間で簡単にできること。
圧力鍋の魅力を感じられるレシピをご紹介します。
- チャーシュー
- 無水カレー
- おでん
- イワシの生姜煮
- 炊飯
おすすめの圧力鍋レシピ①:チャーシュー
圧力鍋を使えば、ブロック肉を丸ごと煮ることができます。
豚バラ肉なら、チャーシューがおすすめですよ。
そのまま食べても、ラーメンなどのつけあわせにも。
おいしさの幅が広がりますね。
<材料>
- 豚バラ肉ブロック:500g程度
- 長ネギ:1/2本
- 生姜:1かけ
- にんにく:1かけ
- しょうゆ:200ml
- 酒:200ml
- みりん:大さじ3
- 砂糖:大さじ6
- 水(具が漬かる程度):600~1000ml
<作り方>
- 豚バラ肉にフォークなどで穴を空けて味を染み込みやすくします。
- 油はひかず、フライパンで豚バラ肉を焼き、表面に焼き色をつけます。
- にんにくと生姜を薄切りにします。
- 圧力鍋に、調味料と肉を入れ、フタをして強火で熱する。
- 圧力がかかったら、20分ほど煮て、圧力が下がるまで自然放置します。
- フタを外して、強火で10分煮ます。
- 火を止めて10分ほどおいたらできあがり。
おすすめの圧力鍋レシピ②:無水カレー
水を一切加えず、野菜から出る水分だけで作る無水カレー。
焦げつきやすい無水カレーも、圧力鍋を使えば簡単です。
<材料>
- 鶏もも肉:2枚
- 玉ねぎ:大1個
- 茄子:中2本
- ニンジン:1本
- ピーマン:中2個 -トマト水煮:1缶 またはトマト:4ケ
- カレールー:3かけ
- サラダ油:小さじ2
- 塩コショウ:少々
<作り方>
- 鶏肉は食べやすい大きさに、玉ねぎ、茄子、ニンジン、ピーマン、(水煮でなければ)生トマトをザク切りにします。
- 熱した鍋にサラダ油をひき、鶏肉と野菜を軽く炒めます。
- (水煮トマトの場合は)トマトの水煮を加えます。
- 圧力鍋にフタをして、加熱する。
- 圧力がかかったら、弱火にして5分程度加熱し、圧力が下がるまで自然放置します。
- 圧力が下がったら、フタをあけて、カレールーを加えて煮ます。
- 塩コショウで味を調えたらできあがり。
おすすめの圧力鍋レシピ③:おでん
煮込みに時間がかかるおでんも、圧力鍋なら簡単です。
コツは、材料により、下ゆですることと、練り物は最後に加えることです。
<材料>
- 大根:1本
- じゃがいも:中2個
- こんにゃく:1枚
- ちくわ:2本
- ごぼう巻き:4本
- つみれ:4個
- こんぶ:15㎝
- 出汁:カップ4
- しょうゆ:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 塩:小さじ1
<作り方>
- 大根は2~3㎝の厚さに輪切りして皮をむき、面取りして米のとぎ汁で下ゆでします。
- じゃがいもは皮をむいて半分に切り、面取りします。
- こんにゃくは斜めに3㎜感覚の切れ目を入れ、1枚を8つに切り、下ゆでします。
- ちくわは斜めきり、つみれは熱湯をかけます。
- こんぶは見ずにつけて柔らかくし、7~8㎝の長さ、2㎝に切って結びます。
- 圧力鍋に出汁、しょうゆ、みりん、塩を入れ、ちくわとつみれ以外の材料を加えて、フタをして加熱します。
- 圧力がかかったら、5分間煮て、急冷します。
- フタをあけて、つくわとつみれを加え、一煮したらできあがり。
おすすめの圧力鍋レシピ④:イワシの生姜煮
骨まで丸ごと食べられるイワシの生姜煮です。
カルシウムばっちり。
<材料>
- いわし(10cm程度):6尾
- 生姜:大さじ3
- 水:300ml
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ2
- 酒:大さじ3
- しょうゆ:大さじ4
<作り方>
- しょうがをみじん切り、または薄切りにします。
- 圧力鍋に水、調味料を入れ、沸騰させて、いわしを入れます。
- 圧力鍋のフタをして加熱します。
- 圧力がかかったら、弱火にして30分間加熱し、圧力が下がるまで自然放置します。
- フタをあけて、弱火で煮汁を煮詰めてできあがり。
おすすめの圧力鍋レシピ⑤:炊飯
圧力鍋があれば、炊飯器は必要ありません。
水に浸さずに、米を洗ってすぐに炊くことができますよ。
もちろん、白米だけではありません。
もち米も玄米も、おいしく炊くことができます。
メニューは、炊き込みご飯、おこわ、赤飯におかゆ、ピラフも自由自在。
ここでは、基本の白米の炊き方をご紹介します。
<材料>
- 白米:3合(540ml)
- 水:3カップ(600ml)
<炊き方>
- 白米を洗って水を切り、圧力鍋に分量の水といっしょに入れます。
- 圧力鍋のフタをして加熱します。
- 圧力がかかったら、弱火にして5分間加熱し、圧力が下がるまで自然放置します。
- フタがあいたら、軽くかき混ぜて蒸らしてできあがり。
圧力鍋で作るカレー特集の記事もぜひご覧ください。
圧力鍋で作るカレー特集!様々なレシピや水の量・加圧時間まで徹底解説ティファールの圧力鍋で作るカレーの作り方 圧力鍋の使い方って難しいと思っていませんか。
それ...
料理研究家ジョーさん。のおすすめ圧力鍋レシピ
豚バラ肉 400gに、ショウガ1片、ねぎの青い部分1本分、酒、みりんを50ml、しょうゆ、はちみつを大さじ3ずつ。
これらを全部圧力鍋に入れたら、かぶるくらいになるまで水を注ぎ、圧がかかった状態で20分間加圧します。
おすすめの圧力鍋レシピ本
生活情報誌「オレンジページ」から生まれた本です。
圧力鍋は、忙しい人にこそオススメ。
圧力鍋の仕組みや基本的な使い方、おいしく作るためのポイントを記載しています。
日々のご飯に役立つ料理やおもてなしの料理など、圧力鍋を使ったレシピがたくさん掲載されています。
レシピ例
- 肉のレシピ:豚バラの角煮/鶏肉とピーマンのトマト煮込みなど
- 魚のレシピ:さんまの中華煮/小あじと豆の甘露煮など
- 米のレシピ:中華おこわ/お赤飯など
- スープレシピ:牛すねと大根のコムタンスープ/パンプキンコーンポタージュなど
- 5分以内のおかず:筑前煮/肉じゃが/なすとピーマンのみそ煮など
- おもてなしレシピ:ローストビーフ/あじのアクアパッツァポ
圧力鍋の使い方をマスターしてお料理のレパートリーを広げよう
圧力鍋はとても便利な調理器具ですが、使い方を誤ると危険です。
正しい使い方で、きちんとお手入れしましょう。
圧力鍋があれば、硬い食材もおいしく簡単に煮込むことができます。
火を止めて、余熱を使った煮込み料理もできるので、忙しい方にもおススメ。
圧力鍋があれば、お料理のレパートリーがぐっと広がりますよ。
楽しいクッキングライフを送ってくださいね。
料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出す仕事をしています。
食の企画会社にて3年の勤務を経て独立。
Webで”バズる”企画を得意とし、Twitterで投稿した”春巻きの皮クレープ”、”アスパラのバターごはん”が20万いいね!を獲得、テレビなど各メディアで注目を集める。
企業様向けレシピ開発、レシピ動画、記事の企画開発、執筆、撮影、編集、フードコディネートを一貫して行います。