ダイソーのレジンがハンドメイドで使えると話題
簡単に作れるのにかわいく仕上がるとして、ハンドメイド好きの人から注目を集めているレジン。
透明の樹脂のことをレジンといい、大きく分けて2種類のレジンがあります。
- エポキシレジン
- UVレジン
エポキシレジンは2種類の異なる樹脂を混ぜ合わせることで硬化させます。
UVレジンは紫外線を当てると固まるタイプで、今主流のタイプです。
ダイソーで購入できるのは後者の『UVレジン』。
太陽の光を当てることで固めることができるんです。
レジンの中にビーズやスパンコールを封じ込めてアクセサリーにすれば、オリジナルのものが作れます。
ダイソーにあるレジンの種類
ダイソーにはレジン液の種類がたくさん!
作りたいものに合わせてレジンのタイプを変えることができます。
ダイソーで購入できるのは次の4つのレジン液です。
- ハードタイプ
- ソフトタイプ
- ラメ入りハードタイプ
- カラーレジン
アクセサリーパーツなどを作るときにはハードタイプがおすすめです。グミのような質感にはソフトタイプがピッタリ!
ラメ入りのレジン液を使えば、自分でグリッターを入れなくてもOKですね。
カラーレジンは10色近くあり、いろいろなパーツを作ることができます。
ダイソーではレジンを使うときのアイテムもそろう
ダイソーに売っているのは、レジン液だけではありません。
レジンを作るために必要なアイテムも、ほとんどがダイソーで購入することができるんですよ。
手芸用品が置いてあるコーナーに行くと、レジン液と併せて様々なアイテムや道具が並んでいます。
レジンコーナーが広く取られたダイソーもありますよ。
レジンコーナーでひと通りの必需品をそろえることができます。
レジンアイテムを作るときに必要なものについては、あとの項目で詳しく紹介しますね。
ダイソーには初心者でも使えるレジンキットがある
初めてレジンを作るとなると、「何をそろえてどうやって作ればいいかわからない」という人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、ダイソーにはレジンのキットもあるんです!
- シリコンモールドもしくはミール皿
- チャーム
- アクセサリーパーツ
- ビーズ
ダイソーには上記のような材料がセットになっていて、あとはレジン液さえ購入すればOKというキットが数種類。
レジン液とキットを購入しても、たった200円からレジンを始められます。
ダイソー レジン「レジンキット」の商品概要
種類 | シリコンモールド、ミール皿、チャーム、アクセサリーパーツ、ビーズ |
---|---|
価格 | 100円 、レジン液のセット200円 |
注意事項 | UVレジンで太陽光で固まる。作業時は手袋・マスク着用する。時間が経つと変色する。 |
ダイソーのレジンを使うときの注意点
手軽に使えるダイソーのレジンですが、レジンを扱うときにはちょっとした注意点があります。
注意点は次の6つです。
- 素手で触らない
- マスクや手袋を着ける
- 食品は入れないように
- 時間が経つと変色する
- 固まらないとき
- 気泡が入ったら
ダイソーのレジンだけでなく、レジンを使ってハンドメイドをするときは、この6つの注意点を参考にしてみてくださいね。
ここでは6つの注意点についてくわしく紹介します。
ダイソーのレジンを使うときの注意点①:素手で触らない
レジンは強いにおいが発生するため、換気をしながら行うのが理想です。
においや成分から、レジンアレルギーを発症してしまう人もいるので注意が必要です。
素手で触ってしまうと皮膚が赤くなったりかゆみが出たりすることがあります。
レジンは素手で触らずに、換気をしながらおこなうようにしましょう。
ダイソーのレジンを使うときの注意点②:マスクや手袋を着ける
前の項目で紹介したレジンアレルギーですが、ほとんどの場合が硬化する前の状態で起こるとのこと。
直接肌に触れるのを防ぐために、ゴム手袋やビニール手袋を装着して作業をしましょう。
薄手のゴム手袋だと作業がしやすいのでおすすめです。
臭いによって気分が悪くなることもありますから、マスクがあるとより安心ですよ。
ダイソーのレジンを使うときの注意点③:食品は入れないように
ちょっと前に、レジンにキャンディやドライフルーツなどの食品を封入するのが話題になりました。
しかし食品を封入するのはNG。
温度変化や経年劣化で中の食品の状態が悪化してしまうケースが多いです。
そのせいで販売者とトラブルになったケースもあるようです。
食品ではなく、フェイクのものを使ってレジンを楽しむようにしましょう。
ダイソーのレジンを使うときの注意点④:時間が経つと変色する
実はダイソーのレジンは、時間が経つと変色してしまうといわれています。
数ヶ月はきれいな状態をキープしますが、1年ほどたつとほんのりと黄ばみが出てくるのです。
色を付けたり封入パーツを増やしたりすることで、ある程度気になりにくくすることはできます。
黄ばみを完全に防ぐことは難しいでしょう。
ダイソーのレジンを使うときの注意点⑤:固まらないとき
ダイソーのレジンは、紫外線が弱いと固まりにくいという報告もあります。
紫外線が強く晴れた日には20分程度で固まりますが、曇っていたり気温が低かったりすると、完全に固まらないことも。
表面がいつまでもべたついてしまうこともありますが、晴れた日にしっかりと日光を当てることで、きちんと硬化させることができますよ。
ダイソーのレジンを使うときの注意点⑥:気泡が入ったら
ダイソーで売られているレジン液は、すべてチューブタイプです。
軟膏のチューブのようなタイプなので、気泡が入りやすいと感じる人も多いようです。
気泡が入った時には、つまようじなど先の細いスティックを使って、ひとつひとつつぶしていきましょう。
手間のかかる作業ですが、これをするだけで見た目がかなりよくなりますよ。
ダイソーのレジンでアイテムを作るときに必要なもの
これからダイソーのレジンを使ってハンドメイドを楽しみたいと思っている人も多いと思います。
レジンが初めてだと、レジンにはどんなアイテムが必要なのかもよくわからないですよね。
ダイソーのレジンでアイテムを作るときに必要なのは次の10個!
- レジン液
- シリコンモールド
- レジン用フレーム
- つまようじ
- シリコーンマット
- 封入パーツ
- カラー顔料
- クリームケース
- ピンバイス
- アクセサリーパーツ
レジンアイテムを作るときのマストアイテムから、あったら作業がしやすくなるアイテムまでたっぷりと紹介します。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの①:レジン液
レジンアイテムづくりには、レジンは絶対に欠かせませんよね。
前の項目でも紹介しましたが、ダイソーでは4タイプのレジンを買うことができます。
アクセサリーパーツにはハードタイプのレジンはマスト!
カラーレジンを2色ほど混ぜ合わせてマーブルに仕上げるのもかわいいですよ。
いくつか購入しておくのがおすすめです。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの②:シリコンモールド
簡単にレジンの形を作れるシリコンモールドも用意しておきましょう。
ダイソーには本当にたくさんの種類のシリコンモールドがあります。
丸や四角などシンプルなシリコンモールドもありますし、猫やウサギなどキュートな動物のシリコンモールドも人気です。
最近は立体のシリコンモールドもあり、こちらもかなりの人気商品!
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの③:レジン用フレーム
レジンのアクセサリー作りにはレジン用フレームも、レジン作りに必要なアイテムのひとつ。
底がないので透け感のある作品を作ることができますよ。
レジン用フレームは、ピアスやペンダントトップとして使う人が多いアイテムです。
ダイソーにはしずく型やスクエア型など、いろいろなレジン用フレームがあるので、チェックしてみてください。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの④:つまようじ
つまようじもレジン作りには欠かせません。
気泡をつぶしたりレジン液を混ぜ合わせたりすることはもちろん、パーツをバランスよく入れるのにも役立ちます。
グリッターやビーズなど、細かいものを封入するときは、つまようじを使うと仕上がりのクオリティがアップしますよ。
作業をするときは、手元に何本か用意しておきましょう。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑤:シリコーンマット
レジンを硬化させるときに持っていると便利なのが、ダイソーで買えるシリコーンマットです。
レジン用フレームのように底のないパーツを作るときにはとっても便利!
マスキングテープで底を作ってもいいのですが、それよりもきれいに仕上がりますよ。
硬化した後、レジンをきれいにはがせるのもポイントです。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑥:封入パーツ
かわいいレジン作品を作るには、封入パーツもマストアイテム。
封入パーツとして売られているもの以外にも使えるものが、ダイソーにはたくさんあります。
フルーツスライスやビーズ、スパンコール、ホログラム、グリッターなど、いろいろなものが使えます。
ネイルコーナーにもいろいろあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑦:カラー顔料
ダイソーにはなんとレジン用のカラー顔料も売られているんです!
カラーレジンも売られていますが、自分で色を作りたいと思うこともありますよね。
そんなときにはカラー顔料を使ってみてください。
透明レジンに混ぜれば透明感のあるレジンに仕上がります。
カラー顔料が見当たらないときは、ダイソーの『パステル』を削って代用することも可能です。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑧:クリームケース
レジンに使う材料は、結構細かいものが多いんですよね。
材料を小分けに収納するために、クリームケースがおすすめです。
封入パーツを分けて収納するのはもちろん、レジンにカラー顔料を混ぜ合わせるのにもピッタリです。
余ったらそのままふたをして保管することも可能。
ダイソーにはいろいろなタイプのクリームケースが売られていますよ。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑨:ピンバイス
レジン用フレームなどアクセサリーパーツを通す穴が開いているものはいいですが、そうでないものは穴を開ける必要があります。
そこで必要になってくるのがピンバイスという道具です。
くるくると回しながら穴を開けることができるので、少ない力でも簡単にアクセサリーに加工することができますよ。
作品の幅も広がります。
ダイソーのレジンを使うときに必要なもの⑩:アクセサリーパーツ
かわいいレジンの作品ができた!と思っても、それをアクセサリーに加工しないといけませんよね。
ピアスにするならピアスパーツが必要ですし、ネックレスにするならチェーンが必要です。
パーツとパーツをつなぐための丸カンやピン類も必要になりますね。
アクセサリーパーツを扱いやすくするために、『やっとこ』や『ペンチ』があるとさらに便利です。
ダイソーのレジンでアイテムを作るときにあれば便利なグッズ
レジンアイテムを作るために必要な材料のほとんどは、ダイソーでそろえることができます。
しかし「これがあったらもっと便利!」というものもあります。
それがこちら。
- UVライト
- エンボスヒーター
この2つがどんなものなのか、なぜ必要なのかについてくわしく紹介しますね。
ダイソーのレジンでアイテム作りで便利なグッズ:UVライト
レジンは紫外線を当てることで硬化するので、自然の太陽の光でも硬化させることができます。
でもこのUVライトがあれば、太陽光だと20分ほどかかるものが薄いものだと2分ほどで硬化させることができるんです。
短時間で硬化させることができるので、作業効率はかなりアップしますね。
ハンディタイプもあるので、使いやすそうなUVライトを選んでくださいね。
ダイソーのレジンでアイテム作りで便利なグッズ:エンボスヒーター
ダイソーのレジンは気泡が入りやすいとも言われていますよね。
つまようじだけではとても取り切れないという場合は、このエンボスヒーターが大活躍!
3秒ほど当てるだけで気泡を消すことができる優れものなんですよ。
数秒ずつに分けて当てることで、気泡をきれいに消すことができます。
気泡が見えにくいカラーレジンは、エンボスヒーターを使うと仕上がりがきれいになります。
ダイソーのレジンで作ったハンドメイド作品をご紹介
SNSではダイソーのレジンを使った作品がたくさん紹介されています。
みんなはどんなものを作っているのか、SNSはレジン初心者にとってかなり参考になりますよね。
初心者でも簡単に作れそうで、しかもかわいい!そんなレジンの作品を紹介します!
- リングモールドピアス
- レジンボタン
- 猫型ペンダントトップ
- カラーレジンチャーム
- しずく型フレームピアス
- 雲レジン
- キャラクターシートでチャーム
- ヘアゴム
- キャンディピアス
- 電球ハーバリウム風レジン
ここでは上記の10作品を紹介します。
レジン作りの参考にしてみてくださいね。
ダイソーのレジンでハンドメイド①:リングモールドピアス
ダイソーで買えるリングモールドを使って、かわいいピアスを作ってみませんか?
ビーズやシェル、ホログラムなど好みのものを封入してくださいね。
下部にタッセルを付けたり、中心部分にパールを取り付けたりすれば、さらにキュートな仕上がりになります。
カラーレジンを使ってシンプルに仕上げてもよさそうです。
ダイソーのレジンでハンドメイド②:レジンボタン
ボタン型シリコンモールドを使えば、レジンでオリジナルのボタンを作ることだってできますよ。
ハードタイプのレジンを使えばかなりしっかりした作りに。
グリッターやホログラムを入れてもいいですし、カラーレジンを使ってもいいですね。
ボタンがなくなってしまったけど思うようなボタンが見つからないときは、レジンで手作りしてみるのもいいですよ。
ダイソーのレジンでハンドメイド③:猫型ペンダントトップ
猫型のペンダントトップは、ダイソーで買えるレジンキットのひとつなんです。
猫型のミール皿と星型のチャーム、チェーン、ラメミックスがセットになった商品。
このキットのほかに、あとはレジンを購入すればかわいい猫型ペンダントトップが完成しちゃいます。
最初のレジン作品に選んでみてもいいかもしれませんね。
ダイソーのレジンでハンドメイド④:カラーレジンチャーム
ダイソーのカラーレジンはこんなにキュートな色合いになるんです。
パステル調のカラーレジンを2色ミックスすると、柔らかくふんわりとした印象の作品になりますね。
カラーレジンの色を活かすためにデコレーションはシンプルに仕上げてもよさそうです。
これにチェーンやストラップを付けてアクセサリーに加工してもいいですね。
ダイソーのレジンでハンドメイド⑤:しずく型フレームピアス
しずく型のフレームを使えば、こんなにキュートなピアスを作ることもできますよ。
大小2つのサイズを組み合わせれば、真ん中を抜いたデザインになります。
大きいしずく型のフレームだけを使っても素敵な作品になります。
ピアスだけでなくペンダントトップやヘアピンに加工しても、かわいいアクセサリーになりそうですね!
ダイソーのレジンでハンドメイド⑥:雲レジン
2色のレジンを使えば、こんなに素敵な雲柄のレジンを作ることができるんです。
雲柄のレジンはちょっとだけコツがいりますが、練習を重ねれば理想的な雲を作り出すことができるようになりますよ。
小さめサイズはピアスに加工するのはマスト!
大きめサイズで作ったら、ペンダントトップやヘアゴムに加工するのがおすすめです。
ダイソーのレジンでハンドメイド⑦:キャラクターシートでチャーム
ダイソーにはレジンに封入するシートも販売されています。
今までは英字や花モチーフ、アンティークといったものが主流だったのですが、最近キャラクターシートも登場した模様。
レジン用としてはミッキー&フレンズとプリンセスがあります。
透明シールを使えば、レジン内に封入することもできるので代用してもよさそうです。
ダイソーのレジンでハンドメイド⑧:ヘアゴム
ダイソーのヘアゴムをレジン加工するのもおすすめですよ。
抜け感のあるヘアゴムにあえてレジンをプラスし、かわいく仕上げてみませんか?
裏側にマスキングテープを貼れば、アーチでも問題なくレジン加工できます。
透明感を残して作ってもいいですし、シェルをたっぷり埋め込んでもかわいくなりそうですね。
ダイソーのレジンでハンドメイド⑨:キャンディピアス
これはかわいい!と思わず言ってしまいそうな作品ですね。
小さなキューブ型のモールドを使えば、意外と簡単にこんなにかわいい作品が作れちゃいます。
アクセサリーに加工してもいいですが、たくさん作って小瓶に詰めて置いておけばインテリアとしても使えそう。
小さなお子さんのいる家庭では、口に入れないように注意してくださいね。
ダイソーのレジンでハンドメイド⑩:電球ハーバリウム風レジン
ダイソーで最近発売した立体のシリコンモールドを使った作品です。
電球型のモールドにドライフラワーを封入しただけなのに、こんなにかわいく素敵な作品になります。
あえて気泡を入れてハーバリウムっぽさを出してもよさそうですね。
存在感があるので、ペンダントトップやキーホルダーに加工するのがおすすめです。
レジンのアレンジ本おすすめ
もっとレジンを楽しみたい、もっといろいろな作り方を知りたいという人は、レジンの本を参考にしてみてはいかがでしょう。
レジンのレシピ本おすすめ①:UVレジンの大人ときめくアクセサリー: 新発見いっぱい! おしゃれな35作品
オールカラーで初めてでもわかりやすいと評判のレジン本です。
楽しみながら作品作りができます。
レジンのレシピ本おすすめ②:ゆめかわいい レジンでつくる ハンドメイドアクセサリー
女の子が好きそうな淡いカラーで作るレジン本です。
新しいアイデアの習得にもおすすめ。
ダイソーレジンでレジンを始めよう!
これからレジンを始めてみたいという人は、ダイソーで材料をそろえて手軽に始めてみてはいかがでしょう。
作品例にあるように、ダイソーの材料でも十分かわいいレジンアイテムを作ることができます。
SNSには新しいレジンのアイデアやかわいい作品がどんどん投稿されています。
慣れるまではまねをしながらレジン作りを楽しみましょう!
良かった点は、始めたばかりで、試しに購入しました。やはり初心者にはダイソーのレジン液で充分です。悪かった点は、レジン液がなかなか乾かない事です。