カラーボックスをテレビ台代わりに活用時の強度や配線について解説
カラーボックスをテレビ台がわりに活用する場合、強度の心配や配線の方法の点でどうしたらいいのか気になりますよね。
まずはカラーボックスにどれくらいのテレビなの大きさなら耐えれるのか、配線をすっきりさせるにはどうしたらいいのかという点について詳しく解説していきます。
カラーボックスをテレビ代わりに活用するときは強度UPの工夫を
カラーボックスは、縦置きでも横置きでも置くことができ、サイズも様々なタイプのものがありますよね。
一般的な3段のタイプだと耐荷重は80㎏まで置くことができます。
ただしテレビ画面が大きいと、大きさがアンバランスになってしまいちょっとした衝動で転倒してしまう可能性が。
- カラーボックスを2段使い、その上に天板を置き固定しテレビを置く
- 耐震用のジェルマットでテレビが転倒しないように工夫
といった工夫をすることで土台のカラーボックスが安定するようになりますので、試してみてくださいね。
カラーボックスをテレビ台わりに活用するときの配線処理の方法
テレビ台から出る配線のゴチャゴチャは、見た目も悪いですし掃除もしにくいので嫌に感じる人が多いのではないでしょうか。
ケーブルがゴチャゴチャだと、ホコリがたまって掃除も大変ですし、放置しておけば火災の原因にもなりかねません。
そのためカラーボックスをテレビ台として使う場合は、組み立てる段階で配線処理の工夫をしておきましょう。
- 背面の薄い板の一部をカットしてケーブル類を通す
- 背面にワイヤーネットを貼り、ケーブルやタップを固定する
- コンセントタップは専用ケースにしまう
- カラーボックスの背面に切込みを入れて配線を通す場所を作る
という方法なら配線を綺麗に処理できます。
テレビのサイズと重さの表
小型のテレビは、カラーボックス一つで乗りますが、大型のテレビですと大きすぎて転倒する危険性がありますよね。
テレビのサイズとテレビ画面の大きさは次の通りです。
テレビサイズ | テレビ画面の大きさ | テレビ重量(最小) | テレビ重量(最大) |
---|---|---|---|
22型 | 49cm✕27cm | 3㎏ | 5㎏ |
24型 | 53cm✕30cm | 3.5㎏ | 6㎏ |
32型 | 71cm✕30cm | 5.5㎏ | 6.5㎏ |
40型 | 71cm✕40cm | 10㎏ | 20.5㎏ |
42型 | 88cm✕50cm | 10㎏ | 33㎏ |
55型 | 122cm✕69cm | 18㎏ | 36㎏ |
60型 | 133cm✕75cm | 23㎏ | 39㎏ |
メーカーにより多少誤差がありますが、テレビの大きさと耐荷重はこのくらいのサイズになります。
3段のカラーボックスは、幅42cm×奥行30cm×高さ88cmほどののサイズ。
カラーボックスを横置きにしてテレビ台にした場合でも24型くらいが限界なんですね。
32型以上のテレビ台を使う場合は、数個組み合わせてテレビ台にするとバランスが取れておさまりがよくなりますよ。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術
40インチのテレビ台をカラーボックスで作るときのアイデアを5つ紹介します。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術①:3段のカラーボックスに扉を付けてアレンジ
3段のカラーボックスに扉をつけてアレンジすれば、使いやすいテレビ台に。
扉はスノコとダンボールで作ってあるそうでどちらも軽くて加工もしやすいのでおすすめ。
扉と同じ色にカラーボックスを塗装する必要がある場合は、そのまま塗ってしまうのはNG。
カラーボックス自体に塗装がのらず、はじいてしまうんですね。
綺麗に仕上げるためには、丁寧にヤスリがけをしてから塗るか、シーラーやミッチャクロンという塗装用の下処理ををしてから塗ると綺麗に塗れますよ。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術②:カラーボックスと2✕4材で大きなテレビ台に
カラーボックスを横に置き、その上に2✕4材を並べて天板として使って作ったテレビ台です。
収納力も大きいので、部屋もすっきりと片付きますよ。
テレビ台の天板として使う2✕4材は、集成材の天板を使うよりもコストもぐっと抑えることができます。
また合板を切って組み合わせるよりも加工が楽なので、簡単に天板を作れる点もいいですね。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術③:カラーボックスの中に仕切りを作り、収納力をUP
カラーボックスを横に置くと、どうしても収納力が限られてしまい、デットスペースが生まれてしまいがち。
カラーボックスを仕切りたいときは、100均のスノコを使って収納ボックスを作ってみてはいかがでしょうか。
スノコ自体は軽くて加工がしやすいですし、隙間に板をはめ込めば、仕切りの数も簡単に増やせる便利なアイテム。
ゲーム機を置いたときも、スノコの隙間にケーブルが通せるので、配線処理もラクにできますよ。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術④:カラーボックスを複数組み合わせてテレビ台に
縦置きに置いた2段のカラーボックスと3段のカラーボックスを組み合わせれば、階段のようなテレビ台も作れますよ。
裏の天板を1枚抜くことでDVDプレーヤーが綺麗に収納できるアイデアも真似したいですよね。
2段のカラーボックスを縦に使うことで、ちょうど床に座ったときに目線がテレビ画面の高さになります。
ちょうどベッドやソファーに腰かけた時の目線の位置なので、「ソファーやベッドに寝転んでテレビ見るのが幸せ」という方に試してほしいレイアウトです。
40インチのテレビ台に適したカラーボックスアレンジ術⑤:天板と組み合せて大型のテレビ台に
カラーボックスの仕切り板に天板を通して、大きなテレビ台にしたアイデア。
2枚天板を渡すことで、ブルーレイデスクもきれいに収まっていますね。
カラーボックスを横向きにすることで、ごちゃっとなりがちなグッズも扉もつけずにかくせるようになります。
配線処理の工夫は必要になりますが、大きなテレビを置くときには、参考にしてほしいレイアウトです。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法8選
テレビ台に活用するカラーボックスは、木目調やホワイトなどシンプルなデザインのものが多いですよね。
簡単にデザインを変えたいのなら塗装よりもリメイクシートを使うのがおすすめです。
- カラーボックスの背面の板をリメイクシートでアレンジ
- セリアのリメイクシートでアンティーク風にリメイク
- カラーボックスの扉をリメイクシートでアレンジ
- カラーボックスにのせる天板をリメイク
- リメイクシートでカラーボックスの裏側をアレンジ
- DIYで作れる扉もリメイクシートでアレンジ
- カラフルなリメイクシートで天板をリメイク
- ダンボール箱もリメイクシートで可愛くアレンジ
リメイクシートを活用したカラーボックスのアレンジ方法を8つ紹介します。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法①:カラーボックスの背面の板をリメイクシートでアレンジ
リメイクシートには、単色だけでなくボーダー柄やタイル調のものなど様々なデザインのものがあります。
それをうまく活用することでカラーボックスをおしゃれにリメイクできますよ。
綺麗に貼るコツは、組み立てる前にリメイクシートを貼ること。
そうすると細かい隅の部分も綺麗に貼ることができます。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法②:セリアのリメイクシートでアンティーク風にリメイク
このリメイクシートは、100均のセリアで販売しているものです。
セリアは英字新聞や木目調のリメイクシートなど、可愛いデザインが豊富なんです。
もとはベージュだったカラーボックスとは思えない仕上がり。
このデザインでテレビ台として使ったら、誰もカラーボックスだとは思いませんよね。
100均のリメイクシートも可愛いデザインのものが多いので、上手に使うとコストを抑えてカラーボックスのリメイクを楽しめますよ。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法③:カラーボックスの扉をリメイクシートでアレンジ
最近は扉付きのカラーボックス使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カラーボックスの扉部分もリメイクシートで張り替えると、アクセントになります。
ずっと何年も使い続けてきたカラーボックスは、シールだったり塗装のはげだったりが目立ちますよね。
とくに「古くなったから」と言って使わずに物置にあるカラーボックスがあったらチャンスです。
リメイクシートを貼るだけで新品のように綺麗にできるので是非利用してみてくださいね。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法④:カラーボックスにのせる天板をリメイク
テレビ台の上にのせる板は大型の板が多いので、集成材や合板を使うのが一般的です。
けどそのまま使おうとするとトゲが刺さったり、デコボコしていて字がうまく書けないことも。
なのでそのまま使わずに塗装やヤスリがけが必要なんですが、天板が数メーターの大型サイズになるとこの作業だけで重労働ですよね。
そんなときもリメイクシートを上から貼るだけで、綺麗で使いやすい大型の天板が作れますよ。
大きな天板にリメイクシートを貼るときは、2人がかりで空気抜きのスクレーパーや壁紙専用の刷毛を使うと綺麗に貼れます。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法⑤:リメイクシートでカラーボックスの裏側をアレンジ
カラーボックスの裏側は、素材がむき出しになっているので目立ってしまいますよね。
カラーボックスの裏側も、リメイクシートを使えば綺麗に隠すことができます。
凹凸部分は、カッターで切れ目を入れながら貼ることで綺麗に貼れますよ。
もし「上手に貼るのが苦手・・・」というときは、細かい部分だけ同じデザインのマスキングテープを使って貼るか、サイズに合わせて細くカットしたリメイクシートを使ってみてくださいね。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法⑥:DIYで作れる扉もリメイクシートでアレンジ
カラーボックスの扉は、100均で手に入るフォトフレームやコルクボードでも作ることができます。
けれどコルク材がむき出しだったり、フレームの下地がそのまま出ていたりするとなんだか味気ないですよね。
塗装することも可能ですが、リメイクシートで好きなデザインの物を貼れば木枠を生かした扉を自分で作れます。
これでテレビ台の中のごちゃごちゃも綺麗に片つきますね。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法⑦:カラフルなリメイクシートで天板をリメイク
木目調のリメイクシートも、シックな感じでかっこいいんですがテレビ台として使うなら大胆なデザインの柄もおすすめ。
大きなボーダーや水玉模様のデザインのリメイクシートを、カラーボックスの板に貼るだけでオリジナルのテレビ台に。
しかもリメイクシートの効果はデザインを変えるだけではありません。
丈夫で多少濡れても平気な素材のものを貼れば、汚れてもサッとふくだけで掃除ができますし、傷みやすい角や側面の保護の効果も。
上手に取り入れることでメンテナンスしやすいテレビボードができますよ。
テレビ台に活用しているカラーボックスをリメイクシートでアレンジする方法⑧:ダンボール箱もリメイクシートで可愛くアレンジ
カラーボックスだけではなく収納ボックスもリメイクシートを貼るだけで統一感が出せるのでリメイクしてみませんか。
無料で手に入るダンボール箱でもリメイクシートを貼るだけで、テレビ台になじむデザインに。
布や紙を貼るよりもずっと丈夫で簡単なボックスが自分で作れますよ。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説
カラーボックスを使ったテレビ台のおすすめの組み方とプラスするだけでグッと使いやすくなるグッズを8つ紹介します。
- カラーボックス専用収納ケース
- ワイヤーメッシュ
- ストッパー付きのキャスター
- 市販のカラーボックス用の天板
- ニトリのインボックスケース
- 大型のカラーボックスで壁面収納を実現
- カラーボックスをテレビ台の脚がわりに
- ネコ脚と組み合せてアンティーク調の家具に
参考にするだけで、カラーボックスで使い勝手のいいテレビ台ができますよ!
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説①:カラーボックス専用収納ケース
カラーボックス用の収納ボックスは、縦置き、横置きどちらでも使える万能アイテム。
素材もプラスチック製の物から、布製のものまでバリエーションが豊富なので、部屋のインテリアに合わせてセレクトが可能です。
収納ボックスを上手に使えば、テレビ周りのごちゃごちゃしがちなケーブルやリモコンをすっきりと収納できますよ。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説②:ワイヤーメッシュ
カラーボックスの背面にとりつけることで、ごちゃごちゃケーブルををすっきりとまとめることができます。
カラーボックスに固定するには、専用の固定金具で止めるか、両面テープの壁掛けフックをカラーボックスに固定して、そこにワイヤーメッシュをかけるだけ。
配線やタップは着脱可能な結束バンドを使ってまとめておけばすっきりとまとまりますよ。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説③:ストッパー付きのキャスター
テレビの裏側は静電気で埃がたまりやすい場所ですが、沢山のケーブルと狭さが原因で中々掃除ができない場所の一つです。
カラーボックスのテレビ台ならキャスターをつけておくと掃除のしにくい背面もラクに掃除ができるので便利ですよ。
カラーボックスにキャスターをつける方法は、底にも板を貼って、その板にキャスターをとりつけるようにするとしっかりと固定ができます。
専用のキャスターもありますが、ロック式のキャスターにすれば触っても動かないので安心。
ボックスの組み合わせ方によって、キャスターの数も増やしてくださいね。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説④:市販のカラーボックス用の天板
カラーボックスのサイズにぴたりとはまる化粧板を販売しています。
組み合わせたカラーボックスの上に、天板を置くだけで簡単に大きなテレビものせれるのテレビ台に。
カラーバリエーションも豊富なので、カラーボックスと同じ色の板も手に入りやすいです。
リメイクシートも必要ないので、組み合わせて固定するだけのお手軽なdiyで使いやすいテレビ台が作れます。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説⑤:ニトリのインボックスケース
テレビ台の下に収納するものは、ゲーム機やDVD、普段使う雑貨類など様々なものを収納しなくてはなりませんよね。
そういった細かいものをしまうには、ニトリのカラーボックス収納ケースが便利。
四角い形がカラーボックスにベストフィットするので、無駄なスペースが生まれません。
このニトリのボックスは、スタッキングも可能なのでボックスを重ねることができるんです。
限られたスペースを最大限に使って収納力を増やせますので、使ってみてくださいね。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説⑥:大型のカラーボックスで壁面収納を実現
カラーボックスは、細長いタイプやスクエアサイズのものなど、さまざまなサイズのカラーボックスがあります。
細長いカラーボックスや3段のカラーボックスをうまく組み合わせて固定すれば、大きな壁面収納タイプのテレビ台も作れますよ。
飾り棚を付けたり、扉をつけたりすろカッコいいテレビ台に。
カラーボックスを使えば、かなりコストを抑えて大型の壁面収納ができるはず。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説⑦:カラーボックスをテレビ台の脚がわりに
2段のカラーボックスを足代わりに使えば、奥行きのあるローテーブルができます。
中の仕切り部分に天板を渡すだけで、チューナーやDVD収納に。
またフリースペースもあるので、豆椅子など好きなものを収納できるスペースになりますよ。
頻繁に取り出すグッズを収納するのには不向きな組み方ですが、「ごちゃごちゃしたのが見えるのはちょっと・・・」という方におすすめしたいレイアウトです。
テレビ台におすすめ!カラーボックスの組み合わせや商品を解説⑧:ネコ脚と組み合せてアンティーク調の家具に
ネコ脚のアンティーク調の脚をつけた、カラーボックスのリメイクテレビ台です。
カラーボックスだと言われないとわからない、おしゃれな仕上がりに。
ネコ脚以外にも、丸棒やアイアンの脚で土台を作れば雑貨屋さんやアンティークショップで販売しているようなテレビ台が作れますので、チャレンジしてみてくださいね。
カラーボックスのDIYに関するこちらの記事もぜひご覧ください。
ベッドを自作してみよう!すのこやカラーボックスなど初心者でも簡単な方法を紹介ベッドを自作するメリット ベッドを自作するとどのようなメリットが生まれるのでしょうか。
まず...
おすすめのリメイクシート
壁紙屋本舗の貼って剥がせるリメイクシートは、カラフルなタイル柄を中心に様々な模様の壁紙を取り扱っています。
伸びがよく貼りやすい加工をしてあるので、ギーターなどの凹凸がある素材でも貼りやすいのが特徴。
一度に大きなものを取り寄せるのは不安な方も、1m✕65cm、2m✕65cmの2サイズの他、メール便の送料だけでサンプルも取り寄せることができます。
カラフルなリメイクシートは、扱いにくいイメージですがカラーボックスの背板やテレビの背面に使うことで一気に明るくなりますので試してみてくださいね。
カラーボックスを使ってコスパ抜群のテレビ台に
カラーボックスうまく組み合わせることで大型のテレビ台も低コストで作れます。
テレビ台自体を買うよりも、収納やレイアウトで工夫ができるので楽しみながら作れるのもいいですよね。
カラーボックスを使って、使いやすいオリジナルのテレビ台を作ってみてはいかがでしょうか。