飛び出すカード作りに必要なアイテム
飛び出すカードを作るにはなにか特別なアイテムをそろえないといけないのでしょうか?
まず、飛び出すカードを作るのに必要なものをご紹介します。
- ハサミ
- のり
- カラーペーパー
飛び出すカードに必要なアイテム①:ハサミ
飛び出すカード作りには、まずハサミが必要です。
家にあるハサミでできますが、細かい部分を切りやすい工作用の刃が細いハサミも販売されています。
招待状などでたくさん作る場合には用意するといいですね。
お子さんと一緒に作る場合は、安全のためお子さんは子供用のハサミを使ってくださいね。
飛び出すカードに必要なアイテム②:のり
飛び出すカード作りに必要なもの2つ目は、のりです。
こちらも家にあるのりで大丈夫です。
クラフト用のボンドや液状ののりは塗りすぎてしまうことがあるので、固形タイプののりがおすすめです。
最近は、手や机が汚れにくい便利なテープのりもあります。
100円均一でも購入できますので、一つ用意しておくといいですね。
飛び出すカードに必要なアイテム③:カラーペーパー
飛び出すカード作りに必要なもの3つ目は、カラーペーパーです。
お花やハートなど作るモチーフにあわせた色のカラーペーパーを用意してください。
カラーペーパーは、両面に色がついている折り紙サイズのものや、コピー紙の色付きのものがあります。
通常の折り紙で作ることもできますが、折り紙は裏が白くなっているため少し見ためが悪くなってしまいます。
折り紙を使う場合は、カードの装飾に使うのがおすすめです。
金色や銀色、柄物の折り紙は飾り付けに使うと華やかになりますよね。
基本的な飛び出すカードの作り方
では、基本的な飛び出すカードの作り方をご紹介します。
3つの手順だけで簡単に作ることができますよ。
- パーツを作る
- モチーフを作る
- カードに貼り付ける
方法①:パーツを作る
まずは、パーツを作ります。
花のモチーフでしたら一つ一つの花びらや葉っぱなどを作ります。
カラーペーパーに折り目を付けて、丸く切ることで花びらにすることができます。
下書きをしてから切ると大きさを揃えることができて失敗が少ないですよ。
方法②:モチーフを作る
次にパーツを組み合わせて、モチーフを作ります。
飛び出すモチーフになるように1つ1つのパーツに切り目を入れたり、のりを付けていきます。
たくさんの色を使う場合は、隣り合わせになる色の組み合わせを考えながら貼り付けていきます。
また、カードを閉じたときに浮いてこないようにしっかりと折り目を付けてくださいね。
方法③:カードに貼り付ける
最後に、カードに貼り付けます。
モチーフが真ん中にくるように左右に貼り付けて完成です。
とれてしまわないようにしっかりと貼り付けてください。
飛び出す部分以外のあいたスペースにメッセージを書いたり、飾りをつけるとかわいくなりますよ。
横開きも簡単!飛び出すカードの作り方
では、具体的に横開きの飛び出すカードの作り方をご紹介します。
お花のモチーフのかわいらしい飛び出すカードです。
まず、7.5センチのカラーペーパーを三角を作るように対角線上に折ります。
3回折ったら、下書きして花びらになるように丸く切ります。
カラーペーパーを広げて、花びらの1ヶ所を切り落とします。
切った花びらを整え、型紙のようにして、他の色も同じ形にします。
お花が立体的になるようにのりでくっつけます。
立体的なお花が7つできたら、配置を考えてすべてを1つに組み合わせます。
お花同士をくっつけるときは、小さく切った両面テープを使うとキレイにできます。
全体を付けてしまうとうまく立体的になりませんので、注意してくださいね。
7つを組み合わせたら土台に付けます。
最後に緑の折り紙で葉っぱをつくり、周りや表紙に飾りをつけたら完成です。
ケーキが可愛い!誕生日に送る飛び出すカードの作り方3選
お誕生日にぴったりな飛び出すカードを3つご紹介します。
誕生日の飛び出すカード①:バースデーケーキカード
誕生日用の手作り飛び出すカード1つ目は、バースデーケーキカードです。
土台のケーキ部分はいろんなものに応用できそうですね。
A4サイズの色画用紙半分で作ります。
A5サイズの画用紙があればちょうどいいですね。
A5サイズの画用紙を半分に折って、両端から少し離れた部分に切り込みを入れます。
切り込みを入れた部分がケーキの1段目になります。
短すぎると2段目がさらに低い段になってしまいますので、4センチくらいの切り込みがおすすめです。
1段目ができたら、2段目も同じ様に切り込みを入れます。
段ができたら、イチゴやスポンジ、ローソクの絵を書いてそれぞれの段に貼り付け、飾りをつけて完成です。
A4サイズのコピー用紙などで練習してみるのがおすすめです。
誕生日の飛び出すカード②:プレゼントボックス
誕生日用の手作り飛び出すカード2つ目は、3段のプレゼントボックスが飛び出すカードです。
それぞれのボックスの大きさは、1番上が3センチ、2段目が4センチ、3段目が5センチです。
一番上に3センチの切込みを入れ、3センチ下がって4センチの切込みを入れ、4センチ下がって5センチの切込みを入れ、5センチ下がって再度5センチの切込みを入れます。
切ったところで折り目をつけ、内側から飛び出す部分を折り直します。
画用紙などの台紙を用意し、全面を貼り付けます。
テープをリボンに見立てて飾りをつけて完成です。
絵が苦手な方でもこれならできそうですよね。
誕生日の飛び出すカード③:BOX型
誕生日用の手作り飛び出すカード3つ目は、BOX型の飛び出すカードです。
画用紙で、BOXを作りその中に仕掛けを入れていきます。
まず6センチ立方体のBOXを作ります。
画用紙を縦12センチ、横24センチに切りますが、のりしろ分があるため下半分は25センチです。
上半分の3箇所に切込みを入れ、のりしろで閉じたらBOXは完成です。
次は、飛び出す仕掛けを作ります。
細長い画用紙を3つ平行にBOXにつけます。
これが飛び出す飾りの土台となります。
クリアファイルを細長く切り、端にシールなどの飾りを付けます。
両面テープで飾りをBOXの土台に付けて完成です。
ハートがいっぱいの飛び出すカードもキュート!
父の日や母の日、バレンタインにピッタリのハートが飛び出すカードをご紹介します。
まず最初にカラーペーパーで、ハートを作ります。
8センチ正方形のカラーペーパーを半分に折り、折り目部分に少し横棒をかきハートになるように下書きをして切ります。
7センチ正方形のカラーペーパーも同様に半分に折り、ハートを作ります。
2枚同じものを作ります。
3枚のハートを組み合わせていきます。
まず、それぞれのハートの折り目部分と右側のハート半分のところに三角に下書きをして切ります。
切っていない左半分のハートの中心部分を斜めにおり、のりを付け右半分をつけます。
つけるとハートが立体的になります。
完全にくっついたら半分に折り、7センチのハートの右側の折り目部分に少しのりを付け、カーブ部分を揃えるようにして8センチのハートをつけます。
もう一つの7センチのハートの左側にのりをつけ、8センチのハートが真ん中になるようにつけます。
土台の画用紙を半分に折り、ハートの形を書きはさみで切ります。
飛び出すハートを土台に付けて完成です。
花束の飛び出すカードもおしゃれ
次に花束の飛び出すカードをご紹介します。
A4サイズのカラーペーパーと7.5センチの折り紙を使います。
まず、折り紙を切ってお花たくさん作ります。
折り紙を縦横に十字に切り、4等分にします。
3回2等辺三角形になるように折り、最後に縦にもう一度折ります。
小さく折ったら、お花の形ができるように3ヶ所切ります。
広げるとコスモスの花びらの形が出来上がります。
黄色の折り紙に穴あけパンチで穴を開け、お花の真ん中に付け、お花は完成です。
次に土台を作ります。
A4のカラーペーパーを半分に切り、A5サイズにします。
2枚とも半分に折り、1枚は折り目に垂直に2ヶ所切込みを入れます。
1ヶ所は左からお花がおける幅をあけて、垂直に6センチ程、もう1ヶ所は右からお花の半分がおける位置に1.5センチ程切込みを入れます。
2ヶ所とも切り込みにそって内側に三角に折り、花束となるよう手前にくるように折り直します。
のりでもう1枚のカラーペーパーと合わせます。
この土台にお花を飾り付けて完成です。
飛び出すカードの作り方に関してはこちらの記事もぜひご覧ください。
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飛び出すカードの作り方が掲載された本
もっと詳しく飛び出すカードを作る方法を知りたいという方におすすめの本をご紹介します。
こちらは、お花だけに特化した飛び出すカードの本です。
お花といってもいろんな種類がありますよね。
バラやボタンなど見栄えのするお花をあしらったカードの作り方が詳しく説明されています。
意外と簡単に作れるのに手の込んでいそうなカードの作り方が盛り沢山です。
シチュエーションごとで使い分けられるように丁寧に説明されていますので、一冊置いておくと困ったときの味方になってくれますよ。
心をこめて飛び出すカードを手作りしよう
今回は、飛び出すカードの作り方をたくさんご紹介しました。
最近は、メールやメッセージアプリで済ませてしまうことも多いですが、母の日や父の日、お誕生日など節目節目にちゃんと残るメッセージカードもいいですよね。
カードから手作りだとより思い出に残り、心をこめて伝えられます。
意外と簡単にできますので、ぜひ作ってみてくださいね。