ダイソーサボテンは簡単に育てられる!
サボテンは基本、水やりをする手間があまりかかりません。
土が乾いたらたっぷりあげて、次に土が乾くまで1週間~10日ぐらいは放置しても大丈夫。
この点ではとても手間のかからない、簡単に育てられる植物ではないでしょうか。
なによりも夏はもちろんのこと、冬でも0℃まで耐えられるので、気を使うことなく育てることができます。
長持ちの秘訣は、水をやりすぎないこと。
ちょっと放任主義かな、という位が丁度良いんです。
ダイソーには、サボテンを植え替えするための土が売られているので、サボテンを買った時に一緒に購入することをおすすめします。
手をかけるとしたら、買ったばかりのサボテンの土を替えてあげるぐらいです。
植え替えをしないと枯れてしまうかもしれませんので、是非植え替えをしてくださいね。
100均ダイソーの様々な種類のサボテンは、植え替えをしてあげればとても育てやすということですね。
ダイソーのサボテンは日本製
100均のダイソーで販売しているサボテンは、日本で生産しているサボテンです。
100円ということで、利益を考えればちょっと躊躇してしまうような商売ではないでしょうか。
しかし、100円ショップのサボテンを育てる場合は、それなりのコツがあるようです。
1人の生産者の方は静岡県の方で、富士山が一望できる土地にサボテンの農場を持っています。
国内でも1.2位を争う園芸の専門家ということです。
100円ショップのサボテンは、そんな方が育てているんですね。
サボテン用に用意されている土地は、なんと1,400平方メートルもあるということですよ。
人気のあるサボテンを100円で売るために、日々努力をされているようです。
日本製と聞くと、なんとなく安心しますよね。
ダイソーサボテンの寿命は?
サボテンは多肉植物の中でも寿命が長く感じますね。
ではダイソーのサボテンはどれぐらいの寿命なのでしょうか?
日本のサボテンでは長い物だと200年以上もっているそうです。
サボテンは、環境によって長生きしたり短命だったりするということですよ。
一般家庭で育てているサボテンでも、環境が良ければ10年~20年は元気に育ちます。
大事なのは、水やりと植え替え、それに陽当たりの3点がとても重要になります。
陽当たりが良く、定期的にたっぷりの水やりをして、1~2年ごとに新しい肥えた土に植え替えしてあげれば、サボテンも居心地が良くて長生きしてくれるのではないでしょうか。
100円のサボテンでも手をかけてあげれば、何倍もの価値のあるサボテンに仕上がってくれるでしょう。
ダイソーサボテンの育て方
サボテンはダイソーに限らずどんなサボテンでも育て方をきちんとしないと枯れてしまいます。
まず、1年~2年に1回は必ず植え替えを行うことが大切です。
サボテンの植え替えは、春か秋に行います。
最適な植え替え用の土は、通気性の良いもの、排水性のあるもの、栄養を蓄えることができるもの、粒が小さく均等なものなどの条件のそろった土を選びましょう。
サボテン専用の土もダイソーで販売していますので、サボテンと一緒に購入してくださいね。
買ったばかりで植え替えをする時は、サボテンの鉢は購入した時のもので十分ですが、1年後には根っこも大きくなっていますので、2度目の植え替えからは一段大きめの鉢に替えてあげましょう。
植え替えた時は水をたっぷりあげてください。
その後は陽当たりのよい場所に置き、土が乾いてから水をあげてください。
過度な水やりは根っこを腐らせてしまうので、避けてください。
ダイソーサボテンは「水耕栽培」でも育つ
ダイソーで買ったサボテンは、土だけで育てると思っている方が多いのではないでしょうか。
実は、「水耕栽培」でも元気良く育ってくれるんです。
土から水に替える時は、根っこを土から出して全てを綺麗に切ってください。
そのまま1ヶ月以上放置しておきます。
サボテンから小さな根っこが出始めたら、サボテンがしっかり立つような容器、例えば口細のフラスコやコーヒーサイフォン、使い終わったビンなどでも良いでしょう。
根っこに水が浸るぐらいまで水を入れてそのままサボテンを入れます。
それだけですが、茎に水を浸らせないのがポイントです。
それだけ気を付ければ、サボテンは元気に育ってくれるでしょう。
おすすめのダイソーサボテン
では、ダイソーのサボテンにはどのような種類があるのでしょうか。
- ウチワサボテン
- ミニサボテン
- トルカ
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
ダイソーサボテンの種類①:ウチワサボテン
ポチャっと丸い茎からウチワの様に平べったい楕円形のサボテンの茎が伸びてくる、ウチワのようななんとも愛らしいサボテンです。
最近とても人気があるサボテン。
写真のウチワサボテンは、2匹のウサギが手を挙げて挨拶を交わしているような可愛らしいイメージが湧いてきますね。
ウサギに似ていることから、「ウサギサボテン」とも呼ばれるようです。
写真のような大きさだとまだ可愛いのですが、大きくなってくると沢山の楕円形の茎が出てきますので、切り取って新たに挿し木をして、増やすこともできます。
沢山挿し木をして、ウチワサボテンを増やしてみてはいかがでしょうか。
部屋中にサボテンを置くと、おもしろいインテリアになりそうですね。
ダイソーサボテンの種類②:ミニサボテン
コロッとしたミニサボテンは、女性の間でも人気です。
ダイソーのサボテン売り場では、よく見かけるサボテンではないでしょうか。
写真のミニサボテンはトゲがあるタイプですが、トゲの少ないタイプもあるということです。
サボテンにトゲがある理由は、茎の中に蓄えた栄養を、トカゲや鳥などに食べられないように防御するための役目なのです。
しかし、ここは日本なので育つ環境が全く違います。
陽当たりの良い乾燥した土地に根差すサボテンには、陽のよく当たる環境と、風通しの良い場所が最適ですね。
ダイソーで買える100円のミニサボテンでも、育つ環境が良いと素晴らしいサボテンになるでしょう。
是非最適な場所に置いて、長く観賞できるように良い環境で育ててくださいね。
ダイソーサボテンの種類③:トルカ
上記で紹介したトゲのあるサボテンとは対照的に、トゲのないタイプで「トルカ」というサボテンがダイソーでは販売されています。
表面が硬く、トゲの代わりに防御する役目をしているんですね。
トルカの中には「アルカロイド」という毒性のある種類もありますので、赤ちゃんやペットのいるご家庭では注意してください。
しかし、人体に影響はないということですので、参考まで。
とても変わった形をしていて個性的なサボテンですので、育てるのも楽しいのではないでしょうか。
『レア』なダイソーサボテンの種類
では、ダイソーのサボテンにはどのような種類があるのでしょうか。
- ノトカクタス
- マミラリア
- ギムノカリキウム
- 竜神木(リュウジンボク)
- ランポー玉(らんぼーぎょく)
- 海王丸(かいおうまる)
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
レアなダイソーサボテンの種類①:ノトカクタス
ノトカクタスは、サボテンの中では暑さや寒さに強いのが特徴です。
3月から6月にかけて開花時期になり、写真のような黄色い花やピンクの花などの鮮やかな色の大きな花を咲かせます。
ダイソーでもノトカクタスが売られていますので、興味のある方には是非おすすめしたいサボテン。
茎は丸々としていて、ミニサボテンのようですね。
フサフサとしたトゲの上に大輪の鮮やかな花が咲くと、ちょっと幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。
寒暖の差が激しい日本でも、育てやすいサボテンの1つではないでしょうか。
レアなダイソーサボテンの種類②:マミラリア
マミラリアは「瘤がある」というラテン語の意味を持つサボテンです。
どちらかというと育てやすいサボテンになります。
サボテンの中ではとても進化した部類に入り、300~400種以上の品種があるんです。
ダイソーでも販売されているマミラリアですが、沢山のトゲがとても危なので、手入れをする時は手袋が欠かせません。
しかし、綺麗な花が咲いた時の感動は、計り知れないのではないでしょうか。
トゲは鋭いですが、見た目は幻想的でちょっとおもしろいイメージのマミラリアは、一度は育ててみたいサボテンの1つですね。
花はピンクや黄色、赤や白と言った様々な色の花を咲かせてくれます。
コロッとしたもやのかかったようなまん丸い茎の上に、グラデーションがかった花が咲くと見とれてしまうほど美しいんですよ。
レアなダイソーサボテンの種類③:ギムノカリキウム
ギムノカリキウムは、沢山の種類があります。
つぼみがつくしのような形で、毛やトゲがなくツルンとした変わったサボテンです。
稀に変わったレアな種類があるとラッキーですね。
春から夏の間に次から次へと立派な花を咲かせてくれるので、とても育てがいのあるサボテンではないでしょうか。
育て方も他のサボテンに比べて楽な方なので、サボテン初心者にはおすすめです。
冬の間によく陽に当てておくと春になってからの花付きが良くなりますよ。
ダイソーでも沢山の種類を扱っていますので、花が付くサボテンをお探しでしたら、是非購入することをおすすめします。
レアなダイソーサボテンの種類④:竜神木(リュウジンボク)
竜神木(リュウジンボク)をダイソーで見つけられたらそうとうレアなのではないでしょうか。
メキシコのオアハカが原産で、縦に長く伸びることでも知られています。
柱サボテンの様にどんどん伸びて、大きくなると4~5メートルほどにもなるサボテンです。
突起があちこちに出ていておもしろい表面ですね。
3月頃になると白い花を咲かせ、やがて濃い赤い色の甘い果実を付けるのが特徴です。
竜神木を上手く育てられる方は、サボテンの育て方のレベルが高い方ですね。
100均ではあまりお目にかかれないほどレアなサボテンですが、見つけたら即買いをおすすめします。
レアなダイソーサボテンの種類⑤:ランポー玉(らんぼーぎょく)
ダイソーのサボテンでレアなものが「ランボー玉」というサボテンです。
ちょっと見は不気味な感じがしますが、上から見ると茎が星形になっている稜線があって、とてもユニークな形をしています。
別名で「有星類」とも呼ばれているランボー玉は、とても育てやすいということです。
星の中心に大きな花を咲かせるのが特徴。
花は、1株に1つのこともあれば、2,3個咲かせることもあります。
サボテン好きの方の間ではとても人気の品種ということですよ。
レアなダイソーサボテンの種類⑥:海王丸(かいおうまる)
ダイソーのサボテンでおすすめのレアな品種の最後は、海王丸(かいおうまる)です。
とても丈夫なので、サボテン初心者にも育てやすいのがメリットです。
日本ではトゲが太くて強くなるように改良されているようです。
綺麗な花を咲かせてくれるので、人気が高い理由でもありますね。
レアな商品で、ダイソーにあれば購入をおすすめします。
サボテンには珍しく、水を好む品種なので、冬場も水を切らさずに育てるのがコツです。
水が不足するとしぼんでシワシワになることがありますが、枯れたわけではなく、また水をやるとふっくらとしたツヤのある茎に戻るので、ちょっとおもしろい品種になります。
ダイソーでレアなサボテンを見つける方法
ダイソーやセリアなどの100均で売られているサボテンは、いつも同じ品種があるわけではなく、その日によって仕入れ品種が異なる場合があります。
生産者の都合にもよりますが、あれが欲しいと思って行ってもなかなか入荷されないこともあるようです。
ですので、あらかじめ店員さんに確認しても良いのですが、店員さんでも確実なことは言えないことがありますので、足しげくダイソーに通って見つけてもらう以外に手はないのではないでしょうか。
運が良ければその日に行ってすぐに見つかることもありますので、諦めずに足を運んでくださいね。
専門店でも入手するのが困難なサボテンは、100均ではなかなか見つからないかもしれませんね。
ダイソーサボテンには可愛い名前もある
ダイソーのサボテンには、とても可愛らしい名前の付いているサボテンがあります。
「姫」という文字が名前の中に入っているんですよ。
2種類ありますので、紹介していきます。
可愛いダイソーサボテンの名前①:姫ウチワサボテン
前述していますウチワサボテンとは若干違う品種とされていますが、実際の所はかなり曖昧ということです。
育て方はウチワサボテンと同じで、陽当たりの良い場所に置き、水やりは土が乾いてからたっぷりあげるという、通常のサボテンと同様のやり方です。
姫が付くので可愛らしい小さなサボテンと思われるかもしれませんが、生長が早く、育て方によっては1年で1メートルになることも。
家庭で育てている分にはそんなに大きくなることは稀です。
楕円形の丸い茎が特徴で、丸がとんとんと積み重ねられたような感じに育っていきます。
水やりさえ失敗しなければ丈夫に長持ちするサボテンです。
可愛いダイソーサボテンの名前②:姫将軍や「アウストロキリンドロプンチア」
誰が名付けたのか「姫将軍」とは、形が鬼の金棒のような感じのサボテンです。
姫という言葉が想像できませんが、南アメリカに自生するサボテンということです。
ダイソーで販売されているサボテンの中でも特に多いのがこの品種なんです。
高地に自生しているので、寒さには比較的強い品種です。
芒刺(ぼうし)があるので、素手で手入れをすると刺さってしまう危険がありますので、必ず手袋をしてくださいね。
赤や黄色、ピンクの花を咲かせてくれますので、育てがいがあるのではないでしょうか。
ダイソーでサボテンを購入する時は、可愛らしい名前の姫ウチワや姫将軍も購入して育ててみることをおすすめします。
ダイソーサボテンで作る寄せ植えも素敵!
サボテンは種類の違うものを寄せ植えにすると、とても可愛らしい雰囲気になりますね。
用意する物は、サボテンと鉢(小さなバケツや写真のようなちょっと大きめのマグカップなどでもできます。)鉢底石と鉢底ネット、サボテン用の土などです。
また、ピンセットや手袋も用意して頂くことをおすすめします。
ピンセットは細かい作業に必要ですし、手袋はサボテンのトゲが刺さらないようにするためですね。
サボテンの種類は、平たいウチワサボテンやまん丸のミニサボテン、姫将軍などの形の違ったものを植えると楽しげな感じになりますよ。
全てダイソーで揃いますので、コストをかけずにサボテンガーデニングができるのではないでしょうか。
おすすめのインテリア植物の本
観葉植物や多肉植物のある生活を楽しむための本です。
植物のディスプレイのやり方やインテリアをアレンジする方法を説明しています。
また多肉植物をアレンジして素敵な飾りを作るテクニックなどを人気ブロガーが教えています。
初心者でも始められる植物の育て方や飾り方などをどのようにやっているのか、実践をふまえながら紹介しているようです。
グリーンインテリアのある暮らしは、植物を暮らしに取り入れる工夫が詰まった一冊です。
ダイソーのサボテンを上手く育ててお部屋を癒しの空間に!
ダイソーで販売されているサボテンは沢山の種類がありましたね。
中でもレアなサボテンを見つけた方は、とてもお得感がありラッキーではないでしょうか。
100均のサボテンは、育て方によっては価値が何倍にもなる可能性を秘めています。
上手に育ててお部屋に飾ると、癒される空間になることは間違いありません。
是非ご家庭にダイソーのサボテンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
観葉植物として、サボテンを2点ほど購入しています。
サボテンを購入する前は、ダイソーに売っているし偽物ではないか?本当に育つのか?という疑問は少なからずありました。
でも今は少しずつ成長しているサボテンを見るのが楽しみになっています。
ただ大きくなりすぎるのでそこだけが注意です!