おにぎらずとは
最近お弁当のカテゴリで話題になっているものにおにぎらずがあります。
おにぎらずとは「握らないおにぎり」という意味で、大き目の海苔にご飯と具材をのせてたたむように包んだおにぎりのことを言います。
真ん中で切ることで中の具材がきれいに見えることと、ラップやクッキングシートに巻いて作ることから食べるときも手が汚れないということでSNSを中心に話題になったものです。
もともとは漫画で紹介されていたレシピで、簡単に作れることとご飯とおかずを一緒に食べれることも便利として紹介されていました。
そんなおにぎらずの握り方から、おすすめの具材・レシピまでを紹介していきます。
基本的なおにぎらずの作り方
基本的なおにぎらずの握り方を、紹介していきます。
- まず、まな板の上にラップを敷きその上に海苔を自分から見てひし形になるように置きます。
- そして海苔の中央に、ご飯を薄く四角になるように置きます。
- ご飯の上に具材をのせます。
- そして具材の上にまたごはんをのせます。
- 対角に包んで包装紙で箱を包むように覆っていきます。
- ご飯が見えなくなるまで包めたら、敷いているラップで包んで5分ほど待ちます。
- ラップからはずして中央をカットします。
- 切った断面を見えるように盛り付けてできあがりです。
文字だとわかりづらいところもあると思うので、動画での紹介もしておきます。
こちらの動画は初めてでもわかりやすいのでぜひ参考にしてみてください。
人気のおにぎらずの具TOP10
おにぎらずの人気の具材をTOP10で紹介します。
お気に入りの具材はあるでしょうか。
- 焼肉
- ツナ
- 鮭
- たらこ
- 鶏のから揚げ
- 梅干し/梅おかか
- ハム
- スパム
- 卵焼き
- 昆布
の10個です。
それぞれさらに詳しく紹介していきます。
おにぎらずの具①:焼肉
食べ盛り男子に人気のおにぎらずの具は、ズバリ焼肉です。
ごはんと焼肉を一緒に食べれて、野菜も一緒に包めばボリューム感もたっぷりで満足感の高いおにぎらずになります。
レタスや人参の千切りなども一緒に包むと、色どりもよくバランスのいいおにぎらずになります。
おにぎらずの具②:ツナ
おにぎりの具材のとして大人気の綱マヨネーズもおすすめです。
ツナマヨは薄く作ることができるので、たくさんの種類のおにぎらずを作りたい、食べたいときにおすすめです。
簡単に作れて、調理過程も混ぜるだけというのがうれしいですね。
おにぎらずの具③:鮭
鮭も人気のおにぎらずの具材です。
鮭フレークを使って包むのがおすすめで、大葉やチーズを入れると味のバリエーションも広がり、子供だけでなく大人にも人気の具材です。
色がピンク色でキレイなので、お弁当にも映える具材です。
おにぎらずの具④:たらこ
たらこもおにぎりの具として、人気です。
焼いてもよし、そのままでもよしマヨネーズなどと一緒にたらこペーストにするのもおすすめです。
卵焼きやチーズなどとも相性がよく、おいしいおにぎらずを作ることができます。
おにぎらずの具⑤:鶏のから揚げ
お弁当のおかずで、人気NO.1と言っても良いのが鶏のから揚げです。
これもおにぎらずの具材として入れ込んじゃうことができます。
野菜や目玉焼きと一緒に入れると栄養バランスもよく、おかずもあるのでおにぎらずが食事として成り立ちます。
少し包みにくいので工夫が必要ですが、慣れると簡単にできるようになります。
おにぎらずの具⑥:梅干し
梅干しもおにぎらずに必要な具材のひとつです。
梅おかかや梅そのままが代表的ですが、ツナマヨや昆布などほかの具材と合わせてもおいしいんです。
また、ささみなどと合わせるとおかず的要素も加わり満腹感のあるおにぎらずになります。
また、梅はさっぱりと食べれるので暑い食欲のない時期にもおすすめです。
おにぎらずの具⑦:ハム
ハムも色合いがきれいで人気の食材です。
ハムチーズにしたり、ハムカツにして入れるとボリュームもアップして食べ応えのあるおにぎらずになります。
特に子供に人気の具材のひとつです。
おにぎらずの具⑧:スパム
おにぎらずの具としてとても人気があるのがスパムです。
スパムとは、アメリカ発のソーセージで、具材を腸詰めにせず缶詰に詰めて成型したソーセージのことを言います。
スパムむすびというおにぎりがあるほど人気の具材で、包みやすく満足感も得られることからおにぎらずにも適している具材です。
おにぎらずの具⑨:卵焼き、スクランブルエッグ
卵焼きの黄色は、おにぎらずの色どりをよくするためにも必須です。
しかも卵焼きでもスクランブルエッグでも入れることができるというのが魅力です。
卵の黄色と、野菜の緑とその他食材の色でとても豪華に見せることができます。
おにぎらずの具⑩:昆布
昆布も根強い人気がある具材です。
通常に食べてもおいしいのですが、スライスチーズとの組み合わせやちくわなどと合わせてもおいしく食べることができます。
子供から大人まで人気の具材です。
おにぎらずを使ったおすすめレシピ10選
おすすめのおにぎらずの具材を紹介したところで、さらにおいしい組み合わせのおすすめレシピを紹介していきます。
定番の組み合わせから、ちょっと変わり種の組み合わせまで紹介していきます。
- ツナマヨネーズ
- 焼肉とレタス
- とんかつとキャベツ
- 豚の生姜焼き
- エビチリ
- スパムと卵焼き
- そぼろと卵
- から揚げ・照り焼きチキン
- 魚のフライと野菜
- ハンバーグ
の10種類です。
どんなところが人気なのか、詳しく紹介していきます。
おすすめレシピ①:ツナマヨネーズ
まずは、おにぎりでもど定番のツナマヨネーズの紹介です。
ツナマヨネーズは簡単に作れるという点と、子供から大人まで好きな人も多い具材です。
また、チーズや野菜とも合わせることができるので万能な具材で栄養バランスの面でも優れている具材で人気の一品です。
おすすめレシピ②:焼肉とレタス
若い子に人気のレシピなのが、焼肉とレタスの組み合わせです。
甘辛の焼肉のたれと、シャキシャキレタスの組み合わせは最高です。
また、おかずとごはんを一緒に食べれることから子供の部活動の補食や急ぎのランチなどに適しています。
おすすめレシピ③:とんかつとキャベツ
焼肉とレタスと並んで人気なのが、とんかつとキャベツの組み合わせです。
ジューシーなとんかつが、おにぎらずにするとちょっとしっとりとし肉汁とキャベツそしてソースの旨みが合わさる満足な一品です。
食べ盛りのお子さんに人気のメニューです。
おすすめレシピ④:豚の生姜焼き
こちらもおかずレシピとして人気なのが、豚の生姜焼きです。
生姜焼きは水分があるので、しっかりと切ってから入れるのがコツです。
キャベツなどを入れるとタレを吸い込んでくれるし、野菜も取れるのでおすすめです。
おすすめレシピ⑤:エビチリ
エビチリで中華風おにぎらずというのも、おすすめです。
レタスを敷いてエビチリをのせれば、エビチリソースがごはんにしみ込みおいしいエビチリおにぎらずの完成です。
中華風のレシピは少ないので、普段の味に飽きたらぜひ作ってみてください。
おすすめレシピ⑥:スパムと卵焼き
ボリューム満点のスパムと卵焼きのおにぎらずも人気です。
スパムの厚さにより、ボリューム感が増します。
塩気のきいたスパムと、玉子焼きのまろやかさがおいしいおにぎらずです。
おすすめレシピ⑦:そぼろと卵
お弁当だとポロポロと食べにくいそぼろも、おにぎらずにすると食べやすくなります。
甘いそぼろと卵が懐かしく、大人にも子供にも人気の味です。
レタスをいれると、緑と黄色が映えてきれいです。
おすすめレシピ⑧:から揚げ・照り焼きチキン
から揚げや照り焼きチキンなどの、お弁当のおかずNO.1もおにぎらずに入れちゃいましょう。
から揚げは、形が丸いので真ん中にいれて断面を切った形にするのがポイントです。
見た目美しくするためには、野菜も一緒にいれるといいでしょう。
おすすめレシピ⑨:魚のフライと野菜
肉ばかりでなく、魚のフライとおにぎらずの相性もばっちりです。
魚のフライとタルタルソース、キャベツの組み合わせはおにぎらずでも人気です。
肉ばかりで味気ない時は、魚のフライおにぎらずにチャレンジしてみてください。
おすすめレシピ⑩:ハンバーグ
子供が大好きおかず上位のハンバーグも、おにぎらずにぴったりです。
かなり満腹感の高いおにぎらずメニューで、他のおかずは何もいらないほどの満足感です。
ジューシーなハンバーグと、野菜もいれれば立派なランチになるおにぎらずです。
おにぎらずのレシピについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
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おにぎらずを作る時のコツ10選
おにぎらずを作るにはコツが必要です。
そのコツを10選でまとめて紹介します。
- 海苔の中央にご飯をのせる
- ラップは外さずに切ったほうが中身が崩れにくい
- ごはんの量は気持ち多めで熱いのを使う
- ごはんに少し塩をふっておく
- 切るときは大きく一気に切る
- 具材の向きを切ったときに綺麗な配置にする
- 色のバランスを考える
- 海苔に小さな穴をあけておくと食べやすい
- 具材は少なめで形が崩れにくいように配置する
- ごはん→具材→ごはんをのせたら少しおさえる
の10選です。
それぞれを詳しく解説します。
おにぎらずを作るコツ①:海苔の中央にごはんをのせる
おにぎらずは握らずに包むおにぎりなので、ごはんの位置が重要になります。
正方形の海苔の場合は中央にごはんをのせるようにしましょう。
そして、長方形の海苔の場合は辺の短い部分を手前にし、半分より少し手前ぐらいにごはんを広げます。
四角く包んだ時をイメージして、ごはんを広げるといいでしょう。
おにぎらずを作るコツ②:ラップは外さずに切ったほうが中身が崩れにくい
ラップを巻いて作るおにぎらずですが、切るときにはラップは外さないで切ったほうが中身が崩れにくいです。
湿気でしっかりと海苔とごはんがくっついている場合はいいですが、そうでない場合はぼろっと崩れてしまう可能性もあります。
ラップは外さないで切ったほうが中身が崩れにくいといえます。
おにぎらずを作るコツ③:ごはんの量は気持ち多めで熱いのを使う
普通のおにぎりを握る際は、ちょっとさましたごはんを使ったりするのですがおにぎらずの場合は熱いご飯の湯気で海苔とごはんをくっつけます。
なので、ごはんの量はちょっと多めで熱めのものを使います。
ごはんはおかずを挟むので最初多すぎると包めない場合があるので、注意が必要です。
おにぎらずを作るコツ④:ごはんに少し塩をふっておく
味があるものを包むのでごはんに塩をふらなくてもいいかなと思うんですが、やはり少しは塩気があるほうがおいしいんです。
でもおかずの塩分もあるので、塩は少なめに振るのがコツです。
海苔にごはんを広げてから少量塩を振りましょう。
おにぎらずを作るコツ⑤:切るときは大きく一気に切る
切るときにはちょっとずつ切るのではなく、一気に大きく切ることが重要です。
ちょっとずつ切ると切れ目がギザギザしてしまい、切り口がきれいに見えません。
なので、切るときにはためらわず一気にサッと切ってみましょう。
おにぎらずを作るコツ⑥:具材の向きを切ったときに綺麗な配置にする
おにぎらずは、具材を見せるのが重要になってきます。
そして、ごはんでおかずを挟むので出来上がりを意識しながら配置をしなくてはいけません。
あらかじめ、配置と味を考えながら具材を並べる必要があります。
おにぎらずを作るコツ⑦:色のバランスを考える
おにぎらずは、真ん中を切るので色をきれいにみせることができます。
メインの具材を決めたら緑や黄色、赤などが一緒に入るようにすると見た目がきれいです。
色のバランスを考えながら、中に入れる具材を考えましょう。
おにぎらずを作るコツ⑧:海苔に小さな穴をあけておくと食べやすい
おにぎらずに使う海苔は専用海苔もありますが、安く使いたいなら焼きのりを使用することが多いです。
焼きのりは水分を含むと切れにくくなり、おにぎらずを食べるときに海苔が切れずに中身が零れ落ちてしまうということもあります。
それを防ぐためにあらかじめ乾いた焼きのりに小さな穴をあけておくのがおすすめです。
小さな穴が切れ目となり、湿った焼きのりも切れやすくなります。
おにぎらずを作るコツ⑨:具材は少なめで形が崩れにくいように配置する
おにぎらずを上手に作るコツは、具材はちょっと少なめでごはんちょっと多めにすると、ごはんがおかずをおさえてくれるので中身が崩れにくくなります。
あまり具材を少なくしすぎると、見映えがよくないので調整しつつ中身が崩れない程度にします。
おにぎらずを作るコツ⑩:ごはん→具材→ごはんをのせたら少しおさえる
おにぎらずは、海苔の上にごはん→具材をおいてごはんでまたフタをします。
そのときに軽くおさえることで、ごはんと具材がうまくくっつっきます。
あまりおさえすぎるとつぶれてしまうので注意が必要ですが、軽くおさえることによりきれいにおにぎらずを作ることができます。
おすすめの海苔
小善本店 塩付おにぎらず用海苔
おにぎらず専用の海苔で、塩付きなのと簡単にできるレシピが後ろに書いています。
初めておにぎらずを作る方におすすめです。
永井海苔 有明海産焼のり
味なしの焼き海苔がいいという方はこちらがおすすめです。
しっかりとおにぎらずの具材を包むことができます。
いろんな味のおにぎらずを作ってみよう
おにぎらずの作り方やおすすめ具材を紹介しました。
動画で見るとより作り方が分かりやすいかもしれません。
ぜひ、参考にしておいしいおにぎらずを作ってみてくださいね。