レターパックプラスとは
日本郵便が行っている特定封筒サービスのこと。
制度上の正式名称は「交付記録郵便とする特定封筒運便物」。
レターパックプラスの封筒を購入し、中に送りたい物を入れて、郵便局窓口やポストから発送します。
利用料金は全国一律510円。
4kg以内の荷物なら厚さ制限なく、封筒に入るだけ送ることが出来ます。
レターパックプラスの他にもレターパックライトというサービスもあります。
レターパックライトは全国一律360円で、厚さは3cmまでの制限つきです。
ちなみに消費税が5%だった2014年3月まではレターパックプラスが500円、ライトは350円でした。
レターパックプラスの特徴
レターパックプラスを利用するメリットは何なのでしょうか。
それではレターパックプラスの特徴を詳しく見ていきましょう。
- 厚さ無制限
- 安心の追跡サービス
- ポストに投函できる
- 信書が送れる
- コンビニでも購入できる
レターパックプラスの特徴①:厚さ無制限
レターパックプラスの一番の魅力は、何と言っても厚さ無制限というところです!
重さ4kg以内でA4サイズの封筒に入れば何でも送れちゃいます。
工夫すれば、このように箱型にすることも可能ですよ。
レターパックライトでは厚さ3cmまでの条件があるので送るものが限られますが、レターパックプラスは様々なものに対応可能なんです。
レターパックプラスの特徴②:安心の追跡サービス
ネットオークションやフリマでは送料が一番安く、切手を貼るだけで送りやすい普通郵便を使う人が多いです。
しかし普通郵便では追跡が出来ないので、「商品が届きません!」というトラブルが度々起きてしまいます。
レターパックプラスなら追跡サービスがあるので、この心配が全くありません。
510円なので、宅配便の一番小さい60サイズよりはるかに安いですね。
レターパックプラスの特徴③:ポストに投函できる
ポストに入るサイズに限られますが、レターパックプラスはポスト投函が可能です。
急いでいて、窓口による時間がないときでもポストに投函できるので便利ですね。
また、レターパックプラスは集荷サービスも行っています。(ライトは不可)
ただし宅配便のようにネットから集荷依頼は出来ないので、自分で郵便局に問い合わせなくてはいけません。
よほどの事情がない限りは、窓口かポストへ持って行くのが良いですね。
レターパックプラスの特徴④:信書が送れる
普通郵便で追跡サービスが欲しい時は簡易書留(310円)を付けることになりますよね。
しかし枚数が多かったりして重さがあると、合計料金が高くなってしまいます。
配達先で印鑑か署名が必要なので、送り間違いも防げるため、レターパックプラスはビジネスでもよく使われています。
レターパックプラスの特徴⑤:コンビニでも購入できる
一部のコンビニのみの取り扱いですが、レターパックプラスはコンビニでも購入可能なんです。
郵便局の窓口は平日夕方までなので、働いている方はなかなか買いに行けませんが、最寄りのコンビニで購入できるのならとても便利ですね。
レターパックプラスで送るのに適した品物
レターパックプラスで送るのは次のようなものが適しています。
重さのある本
1冊だけなら普通郵便やゆうメールの方がおすすめですが、複数冊送る場合や重い本(4kg以内)なら、レターパックプラスが良いでしょう。
封筒の強度が気になる時は、本を厚紙などでくるんでから入れると良いですよ。
かさばるような服
ニットやスウェットのような厚い衣類はかさばるので、厚さ無制限のレターパックがおすすめです。
普通郵便だと700円以上はしますので、510円で追跡も出来るレターパックプラスの方が断然お得ですね。
厚さが3cm以内に収まりそうな、薄いTシャツや子供服などは普通郵便かレターパックライトが良いですよ。
逆にレターパックプラスで送れないものは以下の通りです。
現金・貴金属等の貴重品
爆発物・毒劇物等の危険物等
ガラスや陶磁器などのわれもの
精密機械などのこわれもの
なまもの・いきもの
芸術作品等代替品の入手が困難なものhttps://www.post.japanpost.jp/question/305.html
レターパックプラスはコンビニでも買える
レターパックプラスは郵便局だけではなく、コンビニでも購入出来るんです。
取り扱っているコンビニは以下の通り。
- ローソン
- ミニストップ
- セブンイレブン(一部店舗のみ)
- ファミリーマート(一部店舗のみ)
- デイリーヤマザキ(一部店舗のみ)
- セイコーマート(一部店舗のみ)
セブンイレブン、ファミリーマート、デイリーヤマザキは一部店舗のみの取り扱いになります。
セイコーマートは主に北海道で展開されているコンビニです。
買いに行く前に、レターパックプラスの取り扱いがあるか、事前に店舗に確認した方が良いでしょう。
レターパックプラス、ライト共にミニストップで取り扱いがあります。
ミニストップは最近では地方でも見かけるようになってきましたね。
一番確実なのがローソンです。
ローソンは郵便局と提携していることあり、基本的にどこの店舗でもレターパックプラス、ライト共に購入出来ます。
しかも、ローソンは店内ポストが設置されている店舗が多いです。
送りたい品物をローソンまで持って行きレターパックプラスを購入します。
宛名を記入して梱包すれば、ポストに入るサイズならその場で発送完了です。
コンビニでレターパックプラスの封筒を購入したいということは急いでいる場合が多いはず。
郵便局や自宅を往復しなくても済むのでとても便利ですよね。
レターパックプラスの発送方法
レターパックプラスの発送は意外と簡単です。
発送までの手順を確認してきましょう。
- コンビニなどでレターパックプラスを購入する
- 宛名と差出人を記入する
- 荷物をレターパックプラスに入れる
- 追跡番号の控えを剥がして保管する
- 郵便局に持ち込むかポストに投函する
手順①:コンビニなどでレターパックプラスを購入する
まずは郵便局の窓口やコンビニなどでレターパックプラスの封筒を購入します。
手順②:宛名と差出人を記入する
封筒に宛名と差出人を記入する欄がありますので、漏れがないように記入しましょう。
手順③:荷物をレターパックプラスに入れる
レターパックプラスの封筒に送りたい荷物を入れましょう。
立体物の場合は折り目を付けて箱型にします。
箱型にする詳しいやり方は、後から動画と一緒に説明がありますのでぜひご覧下さい。
手順④:追跡番号の控えを剥がして保管する
宛名ラベルの下の方に、追跡番号の控えが貼ってありますので剥がします。
意外と忘れがちなんですが、郵便事故が起きた場合に必ず必要になる番号です。
またこの控えがないと発送先に追跡番号が伝えられません。
発送する前に必ず剥がし、発送先に無事に届くまで大切に保管して下さいね。
手順⑤:郵便局に持ち込むかポストに投函する
- 宛名、差出人がきちんと記入されているか
- 重さは4kg以内か
- 追跡番号の控えを剥がしたか
以上を確認したら発送です。
郵便局の窓口か、ポストに投函して発送しましょう。
レターパックプラスの追跡方法
レターパックプラスの追跡方法は、日本郵便のサイトにある個別番号検索を使います。
追跡番号の控えに書いてある12桁の追跡番号を"お問い合わせ番号1"の欄に入力し、"追跡スタート"のボタンを押しましょう。
荷物が2つ以上ある場合はお問い合わせ番号2以降の欄に入力すれば、同時に複数の追跡が出来ますよ。
レターパックプラスの配達日数
レターパックプラスはどのくらいの速さでお届けできるのか、気になりますよね。
東京都を差出元として、各地域への配達日数を調べました。
(出典元:https://www.post.japanpost.jp/deli_days/index.html
)
差出元 | 配達先 | 午前差出 | 午後差出 |
---|---|---|---|
東京都 | 北海道 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 神奈川県 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 新潟県 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 愛知県 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 大阪府 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 福岡県 | 翌日午前 | 翌日午後 |
東京都 | 沖縄県 | 翌日午前 | 翌日午後 |
レターパックプラスの配達日数は大体どの地域でも翌日と、なかなか速いですね!
多少の遅延程度なら翌々日にはお届けできそうです。
レターパックは速達のオプションが付けられません。
しかし速達並みの速さでお届けできるので急いでいるときも非常に便利です。
ちなみにレターパックプラスは土日祝日にも配達されます。
平日はお仕事などで受け取り出来ない方も安心ですね。
レターパックプラスの配達日数については、こちらの記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
レターパックプラスは速達並みの日数で届く!特徴と注意点・ポイントなど紹介レターパックプラスの特徴 レターパックとは日本郵便が行っている郵送のサービスで、専用の封筒に...
レターパックプラスを箱のようにする梱包の裏技
レターパックプラスを箱型にする裏技です。
定規、インク切れのボールペン(折り目の跡をつけるため)、カッティングマット(雑誌や厚紙でもOK)を準備します。
①縦、横とも外側から5cmのところに跡をつける。(裏面にも)
②四隅に跡をつける。(裏面にも)
③5cmの折り目に沿って、表面が山折りになるように折る。
④封筒を開き、箱型になるように形を整える。
四隅の三角になった部分はこのままでも良いですし、テープで留めても良いですよ。
やってみると意外と簡単なので、挑戦してみて下さいね。
レターパックプラスの受け取り方法
最近では宅配便など荷物をコンビニで受け取る人が増えていますね。
残念ながら、レターパックプラスはコンビニ受け取りには対応していません。
お届け先の玄関で、署名か印鑑が必要になります。
留守の場合は不在連絡票が入りますのでご安心下さいね。
おすすめのフリマアプリに関する本
「フリマアプリに興味あるけど、何から始めて良いか分からない!」という方のためにおすすめの本をご紹介します。
日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」で初心者でも月5万稼ごう!という内容の本です。
フリマアプリで商品を売るには、売れそうな写真の撮り方や、売れる時間などいくつかコツがあります。
こちらの本はそのコツを初心者の方にも非常にわかりやすく説明してあるんです。
「私にも出来そう!」と思えること間違いなしです。
「やってみたいけど、少し不安だな…」という方はぜひ読んでみて下さいね。
フリマアプリはずっとやってるけど、なかなか売れなくて悩んでいる方にもおすすめですよ!
迷ったらレターパックプラスで!
510円で宅配便のように荷物が送れるレターパックプラス。
宅配便にしようか、普通郵便にしようか迷ったときにはかなりおすすめです。
利用したことがない方も、使ってみると意外と簡単で便利ですので、ぜひ使ってみて下さいね。
この記事がレターパックプラスを使う際の参考になれば幸いです。