防水と完全防水の違い
携帯電話やデジタルカメラなど、ガジェット系アイテムを見ていると防水や生活防水、はたまた完全防水など様々な「防水」と言う言葉にをよく見ます。
例えばショップのPOPに「超撥水!水も汚れもはじく」・「水をはじく!水滴があっという間に水玉になって落ちる」などと書かれており、防水の程度がどのくらいなのかいまいち判断に困るときがあります。
これらの防水の違いとはどの程度なのだろうと考えながらも、生活防水程度の対応であれば満足してしまい深く意味を調べたことがない人のも多いのではないでしょうか
防水基準は国際規格のIPコードと呼ばれるIPX(International Protection Code)の定めがあり、この規格に沿った基準があります。
IPXの基準には等級が決められているので、この等級によって防水の度合いがわかります。
この基準は防水だけでなく防塵(ちりや埃が入るのを防ぐ)も併用しているので、商品に書かれているコードを見てどのような対応になっているかを知ることができます。
IPの次に2ケタの数字があれば最初の数字は防塵、次が防水基準の数字となります。
例として【IP63の場合】防水と完全防水の違いはIPのとなりの6が防塵の数値、6の隣の3が防水の数値を表しています。
防塵機能は完全だけど、防水に関しては60度以上外側の角度からあたる豪雨には影響を受ける程度となっています。
一般的には防水と完全防水は「水との浸入に対する保護」の等級でIP4~IP5が境目となっているようです。
IP規格・防水保護構造及び保護等級一覧参照してどの程度の防水基準なのか確認すると良いでしょう。
参考サイト:IP規格・防水保護構造及び保護等級
防水リュックを選ぶときのポイント
では、防水リュックを選ぶときのポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは移動手段によって違ってきますし、中に入れるものは絶対に濡らしたくないパソコンや大切な資料や教科書など様々。
用途や目的によってどこまで防水機能を重視するのかによっても違います。
防水の基準に関してはIP規格・防水保護構造及び保護等級一覧を参考に、どの程度の防水基準なのか確認すると良いでしょう。
こちらでは防水リュックを選ぶときのポイントを厳選して5つご紹介します。
- 使うシーンや目的
- 中に入れる物
- 移動手段
- 容量とポケットなど
- 重量
つづいて、防水リュックを選ぶときのポイント5つを詳しく見ていきましょう。
ポイント①:使うシーンや目的
通勤や通学で使うのか、それとも休日にタウンユースで使うのか、シーンによって選ぶポイントが変わってきます。
一般的に通勤に使うリュックは男性ならスーツに合うようスタイリッシュであったり、女性でしたらある程度のおしゃれ度もハズせません。
登山をするときに使うのでしたら寝袋やある程度の装備が入り軽くて機能的なものが好まれているようです。
あれもこれも兼用するよりは、それぞれの目的に合わせて選ぶようにしましょう。
ポイント②:中に入れる物
学生なら教科書や、最近ではパソコンやタブレットなども入れることがあるでしょう。
近年多発しているゲリラ豪雨あっても中に入れているものは絶対に濡れないようにしたい場合は、完全防水に近い物を選びたいもの。
中に入れる物によって防水の度合いなど選ぶ基準が違うので吟味しましょう。
カメラが趣味でリュックに入れて持ち歩く場合、防水はもちろんのこと、耐衝撃性を持ち合わせてる素材のリュックを選ぶなども考慮した方が良いでしょう。
ポイント③:移動手段
移動手段によって選ぶ素材や防水の程度もポイントが変わります。
電車やバス、車など、ほとんど外を歩く距離がない場合は完全防水までを求めなくとも十分です。
自転車やバイク、徒歩などの場合、傘やレインコートを着ても濡れてしまうことを想定して、ある程度の防水機能が高い物を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
飛行機に乗る旅行の場合は、機内持ち込みのサイズ規定があるので、バックパック一つで済まそうと考えている人は要注意です。
ポイント④:容量とポケットなど
4~5泊の旅行の荷物が余裕で入る大容量のリュックを普段の通勤で使うと、おそらくかさばるばかりで使いにくいことでしょう。
中に入れる物を考慮するとともにリュックの容量も考えるようにしましょう。
リュックの中でも使いづらい形は、ポケットなどの分けてい入れられるスペースが少ないことです。
せっかく容量の条件をクリアしても、あれもこれも入れてしうと、取り出したい物がなかなか出せずにイラッとしてしまう原因になります。
容量とともに内外側のポケットなどを確認しましょう。
ポイント⑤:重量
中に入れる物が重たい場合は分けて持つなど工夫もできますが、リュック自体が重たいと結局使わなくなることもあります。
部活など、スポーツ用具を入れたりして重たくなってしまう場合は、さらにリュックの重量を考えるように気を付けなければなりません。
毎日使うリュックならなおのこと、リュックの重量=重さも選ぶ時のポイントにしましょう。
リュックを使いバックパック一つで旅行するときも、おしゃれ優先よりも内容量と収納のしやすさ、何よりも重さを考慮して選ぶようにすると良いでしょう。
男性におすすめの防水リュック5選
では、男性におすすめの防水リュックにはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらでは、amazonから厳選した5つの男性におすすめの防水リュックを見ていきましょう。
①:ザ・ノース・フェイス リュック ホットショット シーエル
アウトドアグッズブランドとして今やすっかり名を馳せたザ・ノース・フェイスのリュックです。
使いやすさも機能性も抜群なので男性のみならず人気です。
オーガナイザーポケットが数多く随所に配置されているので収納のしやすさもバツグンです。
細部の縫製までこだわった丁寧な作りで、生活防水処理もほどこされているので、普段使いから旅行まで幅広いシーンで役立つこと間違いなしです。
②:MARK RYDEN バックパック 完全防水ビジネスリュック メンズ用 30L
ビジネスシーンに使えるスタイリッシュで機能的なリュックながら、肩への負担が少ない設計で背負いやすいと好評です。
本体の仕切りでパソコンもしっかりと収納でき、小物収納ポケットがたくさ配置されているので、ガジェット系の小物も整理しやすい作りとなってます。
旅行や出張などにもそのまま使える盗難防止ポケットや緊急ホイッスル、位置を調べるコンパスなど機能が豊富です。
③:AISFA リュック PC ビジネスバックパック 防水加工
人体工学に基づいて作られたS形肩掛けと細部まで考え抜かれた仕様で、通学・通勤、旅行などあらゆるシーンで活躍します。
強力な軍事用の1050デニールナイロンを使用、撥水加工を施しているので、耐久性・耐水性もバツグン。
バッグにUSBポートが配置されているので、充電ケーブルをいちいち取り出さなくてもUSBに挿し込むだけで充電できます。
④:グッシオ ウォーモ 2WAY リュック 手提げバッグ
リュックでも手提げとしても2wayで使える薄型でスマートなデザインが人気の大人のリュック。
イタリアフィレンツェ生まれのブランド、「グッシオ」のメンズラインならでは、他のリュックとは一線画すスタイリッシュなデザインです。
布の表面にポリウレタン樹脂を塗布したPUレザーと撥水ナイロンの組み合わせで急な雨などから中の物をしっかりと守ってくれます。
取り外し簡単な肩掛けショルダーで手提げにさっと切り替えが可能です。
⑤:Jiacilra USBポートバックパック
定番カラーので高級感あるブラックと、幅広いファッションに合うグレーの2色展開で、男性におすすめとしてますが、女性にもおすすめしたいリュックです。
科書や文房具、モバイPC、モバイルバッテリー、貴重品やお弁当などを入れても余裕があるサイズ感です。
バック全体の素材は高品質耐摩のオックスフォー生地を使用、耐久性に強くなっており、表面全体に撥水加工を施しているので小雨程度の防滴は大丈夫です。
女性におすすめの防水リュック5選
では、女性性におすすめの防水リュックにはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらでは、女性におすすめの防水リュックの5選をご紹介します。
①:アネロ リュック ポリキャンバス 口金リュック R AT-B0193A
amazonのレディースタウンリュック部門ベストセラー1位を獲得している、アネロの口金リュックがおすすめ。
本体の開け口がファスナーでがばっと開く口金になっており使いやすいと好評です。
全28色から選べて、A4サイズのアイテムが楽々収納できるのに、ポリキャンバス素材なので軽くて撥水性もあり女性が使うのにうってつけです。
フロント部分に大きなファスナーポケットが付いており、サイドにはオープンポケットが2つ、インナーには仕切りの付いたポケットがあります。
②:ザ・ノース・フェイス リュック Vostok 28
様々なデザインを展開しているザ・ノース・フェイスの中でも女性向けとして人気のVostok(ボストーク) 。
宇宙船のような形で角ばっておらず、女性が背負ってもごつく見えないデザインとなってます。
しかしながらショルダー部分は立体的かつ厚みがある設計になっているので背負いやすい構造となっており疲れにくいのが特徴です。
A4サイズアイテムがしっかりできる収納力、ポケットの使い勝手も良く、タウンユースから簡単な登山やハイキング、旅行にも幅広く使えます。
③:Coleman(コールマン) ウォーカー25
コールマンのウォーカーシリーズは15Lサイズから本格的な登山にも使える大容量の45Lまで展開している大人気のリュックです。
アウトドアからタウンユースまで使える仕様ながらリーズナブルな価格で手に入るのでコスパ優秀です。
30Lサイズは背負うと大きすぎることからある程度の荷物が入れられる25Lが重宝されてます。
重量はたった600gで驚きの軽さとなっているのもいいですね。
④:patagonia トートバッグ LW TRAVEL TOTE PACK
リュックはもちろんのこと、ショルダーバッグ、トートバッグ、使わないときは折りたたんでポケットに本体を収納して持ち歩け、4通りの使い方ができる優秀なリュックです。
パタゴニアは近年アウトドアブランドの中でも人気急上昇中のブランドで、機能性の良さはもちろんのこと、デザインもおしゃれなことから女性からの支持も高く人気となってます。
本体はナイロン100%の素材にポリウレタンコーティングが施されているので、小雨程度の防水効果はあります。
⑤:マーナ エコバッグ Shupatto M 斜ストライプ S411ST
ネーミングの通り両端をシュパッと引っ張ると一気にたためて、コンパクトな形のバッグになります。
ユニークなデザインと使い勝手が良いことからamazonのエコバッグカテゴリー1位になってるリュック型エコバッグです。
コンパクトに丸めて持ち歩けるので、バッグに入れておき、買い物で使うようにしておくのも◎。
通学で使える大容量な防水リュック5選
では、通学で使える大容量な防水リュックにはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらでは、通学で使える大容量な防水リュックの5選をご紹介します。
①:ザ・ノース・フェイス リュック BC ヒューズボックス
教科書や部活道具までなんでも入る大容量のリュックとして定番となりつつある、ザ・ノース・フェイスのヒューズボックス。
ファスナー口が背中部分以外開けられるので出し入れがしやく、オーガナイザーポケットもしっかりついており使いやすくなっています。
素材には摩擦強度と耐水性に優れたTPEファブリックラミネートポリエステルを使っているので、多少の雨に濡れても耐水性はバッチリです。
ただし、ファスナー部分は止水加工されているわけではないので完全防水ではありません。
長時間歩く場合はリュックカバー持ち歩くことをおすすめします。
肩ひものショルダー部分は頑丈でクッション性のある素材で造られており、沢山の物を入れて背負っていても肩が痛くなく安定感があります。
②:アディダス リュックサック 55482
カラフルな「adidas」の大きなロゴプリントがカッコいいと大人から学生かまで大人気です。
フタ部分はトップポケットを配置、携帯などの小物を入れるのに最適です。
こちらはA4よりも一回り大きいB4サイズまで収納可能なので、収納力抜群の本体は荷物の多い人には嬉しい仕様ですね。
開口口のファスナーを開けて出し入れしやすいだけでなく、背面からも本体に通ずる出し入れ口があるので背負ったままでも取り出せます。
簡易な撥水コーティングがされているので小雨や水滴程度でしたら水をはじいてくれます。
③:防水リュック リュックサック バックパック 大容量 25
生地にポリエステルの生地を塩化ビニルで挟み込んだ防水素材を採用、縫い目ができない溶着設計で完全防水となっています。
さらに、開口口を折りたたんでバックル留めするロールトップ機能で防水性を高めています。
ショルダーベルトを調節することでリュック、ショルダー、手提げ仕様の3通りで使うこともできるので、シーンに合わせて使えますね。
本体表面にデザインされている水滴マークは夜間光に反射する素材を使用しているので、安全にも配慮されています。
④:パタゴニア patagonia ブラックホール・パック Black Hole Pack 25L
パタゴニアの中でも人気定番商品であるブラックホールダッフルと同じ素材が使われているブラックホール・パック。
サーモプラスチックとポリウレタンからなるフィルムをラミネートした素材を使っているので、耐水性と耐久性に優れています。
本体には15インチまでのノートPCが入れられるパッド入りポケットを装備しているので、タブレッドももちろん安心して入れられます。
⑤:ザ・ノース・フェイス] リュック Iron Peak
ミニマムなデザインながら必要な機能はしっかり備えているザ・ノース・フェイスのリュック「Iron Peak」。
背面のクッション性が高いことから、重たい教科書などを入れて背負っても疲れにくいと好評です。
ショルダー部分のハーネス内部のウレタンを斜めに配置するなど、立体的な形状でさらに背骨への負担を軽減しています。
ハイドレーションポケットが付いているので、リュックの中に飲み物を入れたままでも飲み口を口元に出したまま使えます。
SUMICAではリュックの収納アイデアについての記事も必見です。
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ユニセックスで使えるおすすめの防水リュック5選
では、ユニセックスで使えるおすすめの防水リュックにはどのようなものがあるのでしょうか。
こちらでは、ユニセックスで使えるおすすめの防水リュックの5選をご紹介します。
①:アディダス リュック EPS バックパック 30L
通学用として、スポーツの用具入れとして、旅行用バッグとしてあらゆるシーンで活躍してくれるアディダスのEPSバックパック。
耐摩耗性に強くタフな生地とコーティング生地を適材適所に配置しているので実用性も満足できるリュックです。
女性が使う場合25Lもあるのでサイズを選ぶことができます。
カラーもこの他に全部で5色展開なのでお気に入りが見つかることでしょう。
②: バックパック YONiMO
ナイロン防水素材と高級感のある部材を使用して作られているので、耐久性・防水性が高く日常使いにもってこいのリュックです。
本体はファスナーとフラップ式のフタで中に収納されているアイテムをしっかり守ってくれます。
ポケットやベルトに配されたレザータッチのアクセントがおしゃれでデザイン性も高く、男女どちらにも使えます。
③:ZOMAKE超軽量 折りたたみ リュック
収納可能サイズが20Lの容量ながら、重さ222gと驚くほど軽く、使わないときは折りたたんでコンパクトになるリュックです。
普段使いはもちろん、折りたたんだ状態で旅行に持って行けば、旅先で活躍してくれること間違いなし。
厚めの傘の生地のように撥水加工されており底の部分は二重設計になっているので、突然の雨でにも対応できます。
カラーが14色あるので、お気に入りの色を選ぶことができます。
④:ザ・ノース・フェイス Shuttle シャトル デイパックスリム
ザ・ノース・フェイスのリュックの中でもすっきりとしたデザインで薄型のShuttleシリーズの薄型デイパック。
ビジネスシーン合わせやすいよう、高強度で高級感のある1050デニールのコーデュラ(R)ナイロンを使用、一般的なリュック素材よりも落ち着いた雰囲気になってます。
ビジネスバッグを使うことに抵抗がある人も、このようなきちんと感のあるリュックなら気軽に持つことができます。
⑤:Vaschy リュック
シンプルなデザインながら、開口口が半分開くので中の物の出し入れがしやすく、使いやすいと好評です。
15.6インチサイズのノートPCやipadが収納できるパッド付き、フタの裏側にも収納できるなど、オーガナイズポケットも充実しているので小物の収納も安心。
デニムチックなカラーやカラフルな色も選べて、価格もリーズナブルでコスパ優秀なことからユニセックスで使えて便利です。
防水スプレーや防水カバーも便利
一年中使っていると耐久性や耐水性も劣化してくるので、気になる人はときどき防水スプレーを使ってリュックにかけることをおすすめします。
防水スプレーは防水機能だけでなく、水分や油分、ホコリ等を付きにくくコーティングしてくれます。
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