チーズは冷凍保存可能
チーズは切らすことなく冷蔵庫に入れている方も多いのではないでしょうか。
様々な料理に使うことができますし、そのまま食べてもおいしいですよね。
しかしたくさん買いすぎて食べきれなかったり、普段と違う種類のチーズを買ったら余ってしまったなんてことはありませんか。
また今度食べようと思っているうちに冷蔵庫の奥にいっていまい、忘れてしまうこともあるでしょう。
気が付いたら賞味期限が切れてしまっていたなんてことになったらもったいないですよね。
冷凍して保存することで長い間保存が可能になりますよ。
チーズの種類別冷凍保存方法
現在はいろいろなチーズを手軽に購入することができます。
それぞれの冷凍方法を見てみましょう。
- スライスチーズ
- ピザ用ミックスチーズ
- クリームチーズ
- モッツアレラチーズ
- プロセスチーズ
- ゴーダチーズなどのハードチーズ
チーズの種類別冷凍保存方法①:スライスチーズ
価格も手ごろでどこにでも売っているスライスチーズはそのままおやつにすることもできる定番のチーズです。
スライスチーズの冷凍保存は1枚ずつラップにくるむようにしてください。
そのまままとめて冷凍するとくっついてしまいうまく解凍できなくなってしまいます。
なので少し面倒でも個別にくるみ空気に触れないようにします。
またはラップを大きめに切りそこにスライスチーズをくっつかないように隙間を開けて並べます。
並べたら上からもしっかりとラップをかぶせてしっかり密閉します。
ラップでくるんだらジップロックなどに入れて冷凍庫に入れます。
チーズの種類別冷凍保存方法②:ピザ用ミックスチーズ
トースターで焼くとおいしそうな焦げ目がつきよくとろけるので、ピザ以外にもグラタンなどの料理に使っている方もいるでしょう。
使い勝手のいいチーズですが一度開封するとカビが生えてしまいやすく、保存が難しいです。
これも冷蔵庫に保存するといいですよ。
保存方法はとても簡単でジップロックなどの密閉容器にそのまま入れ替えるだけで大丈夫です。
しかしチーズがくっついてしまいパラパラと出すことができなくなってしまうことがあるので、冷凍する前によく振っておきましょう。
このひと手間でチーズが固まってしまうことを防ぐことができますよ。
こうすることで冷凍後もパラパラの状態で使うことができます。
また一回分ずつラップで包み、小分けにして保存しておくのもいいでしょう。
チーズの種類別冷凍保存方法③:クリームチーズ
クリームチーズはもちろんそのままでも食べることができますがお菓子作りに重宝しているという方も多いでしょう。
使い切ることができずに余ってしまうと保存に困ってしまいますね。
しかしクリームチーズも冷凍保存することができるんですよ。
冷凍する際にはカットして小分けにします。
分けにくい場合には10度以下に冷やすことで硬くなり切り分けやすくなります。
小分けしたものを1つずつラップで包みジップロックなどに入れましょう。
\クリームチーズの冷凍保存はこちらでも紹介しています/
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チーズの種類別冷凍保存方法④:モッツアレラチーズ
常備というよりは何かに使いたくて買うことの多いチーズかと思います。
モッツアレラチーズは一度買えば使い切ることができず、余らせてしまうということが多々あるでしょう。
冷凍するときにはまず水分をよく切っておきます。
ざるやキッチンペーパーを使うといいでしょう。
水気が切れたら1センチ程度の厚みにスライスします。
個々にラップに包みジップロックなどに入れて保存します。
ジップロックに空気が入らないように注意してください。
チーズの種類別冷凍保存方法⑤:プロセスチーズ
ベビーチーズや6Pチーズなどはおやつやおつまみに重宝しますね。
プロセスチーズも冷凍保存ができます。
だいたいの商品は小分けになっていますが、小分けされていないものは適当な大きさにカットします。
大きさは好みで問題ありません。
同じくらいの大きさにしておくと使うときに便利ですよ。
小分けにしたらそれぞれラップに包みジップロックなどで保管しましょう。
チーズの種類別冷凍保存方法⑥:ゴーダチーズなどのハードチーズ
他のチーズよりも水分量の少ないハードチーズは、冷凍保存に向いています。
冷凍するときには一口サイズにカットするといいでしょう。
1度に使う量ずつに分けてまとめてラップにくるみます。
フリーザーバックに入れて冷凍保存してください。
チーズ冷凍保存のポイント
ここではチーズをおいしく冷凍保存するポイントをごしょうかいします。
5つあるので参考にしてください。
- 空気が触れないようにする
- 小分けにする
- 急速冷凍をする
- 大きさを揃えておく
- 日付を書いておく
チーズ冷凍保存のポイント①:空気が触れないようにする
どのチーズでも冷凍するときにはあまり空気に触れないようにしましょう。
必ずラップでくるみ密閉容器に入れて保存するようにします。
空気に触れることで乾燥してしまいチーズのおいしさが損なわれてしまいます。
チーズ冷凍保存のポイント②:小分けにする
チーズは1つずつラップで包んで個々で保存します。
まとめて冷凍してしまうと解凍する際に使いたい分だけ出すことが困難になってしまいます。
チーズ同士がくっついてしまい使いにくくもなってしまいますので冷凍の際は小分けにすることをお勧めします。
チーズ冷凍保存のポイント③:急速冷凍をする
冷凍庫に入れておけば冷凍保存することはできます。
しかし急速冷凍をすることによりより一層おいしさを残したまま冷凍することができます。
最近では冷蔵庫に急速冷凍の機能が付いているものも多いので活用するといいでしょう。
機能が付いていない場合にはアルミホイルで包むことにより急速冷凍と同じような効果が期待できますよ。
チーズ冷凍保存のポイント④:大きさを揃えておく
チーズをカットするときにはなるべく同じ大きさになるようにします。
大きさを揃えておくことで調理の際に火の通りも均一になりますし料理に使いやすくなりますよ。
チーズ冷凍保存のポイント⑤:日付を書いておく
冷凍する際にはチーズを入れた袋に日付の記載をしておきましょう。
いつ冷凍したか忘れてしまっても日付が書いてあれば問題ありません。
冷凍してから3.4週間のうちに食べきるようにするといいでしょう
冷凍したチーズの解凍方法
解凍せずにそのまま加熱調理するのが一般的ですがクリームチーズは違います。
では上手に解凍するにはどうすればいいでしょう。
- 冷蔵庫に移す
- よく混ぜる
- もう一度冷やす
冷凍したチーズの解凍手順①:冷蔵庫に移す
解凍してから使いたい場合には常温に放置することはせずに冷蔵庫でゆっくりと解凍していきます。
一晩冷蔵庫に入れておくことでゆっくりと解凍することができます。
冬場などの寒いときでも冷蔵庫に入れて解凍するようにしましょう。
冷凍したチーズの解凍手順②:よく混ぜる
一晩冷蔵庫に入れて解凍するとチーズは分離しているでしょう。
油と水分に分かれてしまっているはずです。
冷蔵庫から取り出したら電子レンジを使い軽く温めてください。
温めたら滑らかになるまでよく混ぜあわせます。
冷凍したチーズの解凍手順③:もう一度冷やす
クリームチーズが滑らかになったらもう一度冷蔵庫で冷やします。
混ぜる前に温めているので冷やしたほうがおいしく食べることができますよ。
他にもお菓子作りに使うこともできるようになります。
冷凍したチーズの賞味期限
冷凍保存したチーズは長くて1ヶ月程度の保存が可能です。
食べきるおすすめはこれより少し短い3週間になります。
家庭の冷凍庫はどうしても開け閉めが多くなりがちです。
あまり長期間にわたり冷凍庫に保管しておくとどうしても霜がついてしまいがちです。
霜が付くことで味が落ちてしまう原因や、冷凍焼けなども考えられますのでなるべく1ヶ月以内に食べきるようにしてください。
忘れてしまわないように冷凍する際には日付とチーズの種類を書いておくといいですよ。
チーズがまだ食べられるか見分けるポイント
チーズが腐っていないかきちんと見極めて食べてください。
ここでは食べることができるか見分けるポイントを見ていきましょう。
- 変な臭いがしないか
- 酸っぱい味がする
- 変色している
見分けるポイント①:変な臭いがしないか
ほとんどの食べ物でいえることですが腐っている場合には普段とは違う臭いにおいがします。
チーズの場合にはアンモニアのようなにおいがするはずです。
いつもと違うにおい、アンモニア臭がしたら賞味期限内であっても食べないほうがいいでしょう。
見分けるポイント②:酸っぱい味がする
見た目他においに特に変化がなくても食べてみて酸味を感じた場合にはそのチーズは傷んでいると思って間違いないでしょう。
見た目に変化がなくても賞味期限が過ぎているなどで腐っている可能性があるときはまずは一口だけ口に入れてみるといいでしょう。
酸味を感じたり舌がピリつく感じのあるときには食べるのを控えて処分するようにしてください。
見分けるポイント③:変色している
チーズが変色していたりカビが生えている場合には食べてはいけません。
茶色や黒色っぽくなっていたら傷んでいます。
ブルーチーズなどカビが生えても食べることのできるチーズは何種類かありますが自宅で保存していてカビが生えてしまった場合には食べるのは控えたほうが無難でしょう。
余ったチーズのおすすめ調理法
チーズが余ってしまった場合には調理するといいですよ。
おすすめの調理法を3つご紹介しますので参考にしてください。
- チーズケーキ
- おつまみシイタケ
- チーズ焼き
余ったチーズのおすすめ調理法①:チーズケーキ
クリームチーズを使ってチーズケーキを作るのが一般的かと思いますが他のチーズでも作ることができるんですよ。
ベビーチーズなどのプロセスチーズが余ってしまったらチーズケーキを作ってみてはいかがでしょうか。
牛乳や卵、小麦粉、砂糖、レモン汁を混ぜ合わせてオーブンで焼き上げることで作ることができます。
クリームチーズを使ったチーズケーキとは少し違った感じのチーズケーキが出来上がります。
簡単に作ることができますので試してみてください。
余ったチーズのおすすめ調理法②:おつまみシイタケ
スライスチーズやとろけるチーズで作ることができます。
特におすすめのチーズはピザ用チーズです。
まずシイタケの軸を取り笠の部分にたっぷりチーズを入れます。
そこにお醤油を1.2滴入れます。
あとはトースターで焼けば出来上がりです。
余ったチーズのおすすめ調理法③:チーズ焼き
ナスやカボチャなど家の冷蔵庫に余ってる食材何を使っても大丈夫です。
オリーブオイルで野菜をいためて塩コショウをします。
耐熱皿に移してお好みでマヨネーズをかけてください。
その上にチーズをたっぷりかけて焼くとおいしいですよ。
おすすめのチーズ
チーズが好きな方ならキリはご存知でしょう。
このクリームチーズは内容量180グラムが10個に小分け包装されています。
1つ18グラムなのでおつまみなんかにも手軽に食べることのできるサイズになっています。
もちろんお菓子作りに使うこともできますよ。
普段の生活で不足しがちなカルシウムもたくさん含まれています。
自然豊かなフランスの牧場で大事に育てられた牛から取れた新鮮なミルクと生クリームを使って丁寧に作られています。
クリーミーな食感がとてもおいしいです。
チーズは冷凍保存しよう
使い切ることのできなかったチーズは冷凍保存することで長い間保存ができるようになります。
冷凍保存しておけば余ったチーズもおいしく食べることができます。
冷凍も解凍も手間がかからずできますので余ったらすぐに冷凍しておくといいですよ。