ハンドメイド作家には欠かせないのがオリジナルタグ
ハンドメイドが好きな方なら、1度は自分が作った物を販売してみたいと思うことありませんか?
今はイベント等で販売する対面販売だけでなく、ハンドメイド作家が自由に出品できるアプリも多く、挑戦しやすいですよね。
ハンドメイド作家として販売するにあたって、ハンドメイドタグを付けることは絶対必要なことではありません。
でも自分のブランド名や作家名等を、タグを付けることで唯一無二の作品に仕上がります。
もしハンドメイド作品を販売するときにラッピングをする、そんなときにもタグはとっても便利です。
ラッピングのアクセントとして、メッセージカードの代わりに付ける、たったそれだけで、貰ったとき嬉しくなりますね。
またイベント等で販売するときは、プライスタグを付けることも一案です。
プライスタグによりお客さんにわかりやすく値段を伝えるだけでなく、在庫管理もしやすくなりますよね。
タグはどんな方法でハンドメイドすればいい?
では、ハンドメイドタグの作り方はどんな方法があるのでしょうか?
まずタグの材料として、タグの材質選びからです。
紙にするか、布にするか、どちらでも素敵に仕上がります。
紙の場合は、無地の白やクラフト紙にするか、もともと可愛いデザインの紙にするか。
布の場合も、無地の白やハギレでも作ることができます。
また布の場合、幅広いリボンやリネン風テープなども可愛く仕上がりますね。
ではタグの材質を決めたら、どんなデザインにするかです。
ハンドメイド作家としてブランド名が決まっているなら、そのブランド名をタグに書くというのが最初に考えることですね。
または作家の名前を、タグに書くことも「自分の作品」という証にもなります。
さらにブランドのイメージをタグにすることも、1つの案としていかがでしょうか?
お花をコンセプトにしているハンドメイド作品なら、何かお花の絵をタグに描くことで、タグも含めた作品として、仕上げることができます。
タグの材質とタグに描く物を決めたら、後は素敵なタグを作るだけです。
ヒモや針金等で作品につければ、完成ですね。
オリジナルタグにおすすめの素材&材料は?
ハンドメイドのタグを作るイメージが出来上がったら、どんな材料を使っていくか考えましょう。
タグの材質や使う物を決めて、更にイメージを膨らましてくださいね。
- クラフト紙 厚口タイプ
- リボン
- 綿テープ
- はんこ
- タグセット
おすすめの素材&材料①:クラフト紙 厚口タイプ
タグ作りを紙でしようと、思った方へオススメなのは、クラフト紙です。
100均には茶地のクラフト紙が販売されています。
タグを紙にする場合は、厚紙にすることが重要になります。
嬉しいことに、100均にも厚紙のものが販売されているで購入の時に注意してくださいね。
では何故厚紙がいいのでしょうか?
ハンドメイド作家として作品が売れれば、お客さまに作品を発送することになります。
発送するときは綺麗にタグを付けたのに、お客さまに届いたときにはタグが折れ曲がっていた。
そんな自体は避けたいですよね?
厚紙のしっかりした紙なら、そのような自体も防げます。
また印刷等をしても丈夫なので、撚れる心配もないのでオススメです。
おすすめの素材&材料②:リボン
タグの材質にオススメの1つが、幅広のリボンです。
リボンならフチが既に処理されているため、ただの布を扱うより簡単にできます。
また端の処理は、ジグザグに切れるはさみを使うことで完了します。
リボンと一口にいっても色や材質は豊富にあるので、誰かとかぶってしまうことも少ないです。
リボンにスタンプをしてもいいですし、リボン自体に印刷することも可能です。
タグといえばやはり紙タグや布タグが多いので、リボンを使うだけで少し他のハンドメイド作家と差が付けられるかも?
おすすめの素材&材料③:綿テープ
3つ目にオススメするのが、綿テープというものです。
こちらはリボンやただの布とは異なり、既に絵柄が印字されているテープになります。
アンティーク調や動物系、英字が描かれている物などさまざまなパターンで販売されているので使いたいデザインがきっと見つかります。
1からデザインすることなく使えるのは、嬉しいですよね。
この綿テープをサイズにカットして、穴を空けヒモ等で付けるだけで完成します。
簡単に作れるので、初めてタグを作るという方にもオススメです。
おすすめの素材&材料④:はんこ
タグの材質が紙でも布でも、絵柄を描くときにオススメなのがはんこです。
英字のはんこや数字のはんこなどを使って、デザインするだけでおしゃれに仕上がります。
またお花やボーダー、水玉模様などが描けるはんこも販売されているので、組み合わせは無限にあります。
またブランド名や作家名などをはんこで作うことで、オリジナル感が増した作品に仕上がりますね。
はんこのインクも黒だけでなく、カラーを使うこともオススメです。
おすすめの素材&材料⑤:タグセット
5つ目は、タグ作りの材料ではなく、既にセットになっているものです。
実は既にタグサイズにカットされた紙と、ヒモがセットになっているものが販売されています。
またタグの紙を色もクラフト地だけでなく、白やカラーの物もあります。
更に、紙だけでなく布や合皮で作られている物もあるので、便利ですよね。
スタンプやマスキングテープ等でデザインするだけで完成するので、時短になるのも嬉しいですね。
100均材料で作れるオリジナルタグの作り方5選!
どんなハンドメイドのタグを作るのか、どの材料を使うかまで決まったら買い物に行きましょう。
100均で買える材料で作る、素敵なハンドメイドのタグの作り方を紹介します。
- 紙に印刷して作るタグ
- マスキングテープを使うタグ
- プラバンを使ったタグ
- 紅茶やコーヒー染めタグ
- ボタンを使ったタグ
オリジナルタグの作り方①:紙に印刷して作るタグ
1つ目は、紙に印刷して作るタグの紹介です。
ネットにはタグの形でデザインされていて、無料で使えるテンプレートが数多くあります。
その中から、好きなデザインを選んで紙に印刷します。
紙は無地の白でもクラフト紙でもOKです!
ただしデザインによっては、紙の色次第でわかりにくくなるものもあるので、注意してくださいね。
また無料配布の物以外にも、自分でデザインする方法もあります。
自分のブランド名や作家名などを使う場合は、印刷する紙のサイズに合わせて、複写してくださいね。
複写する際には、タグの形を決めて、タグの形にカットする線を描くと後でカットするのが楽になります。
さて使うデザインが決まれば、印刷をしてタグのサイズにカットします。
次に、紙の端に穴開けパンチで穴を空けます。
紙の素材にもよりますが、穴には補強シールを貼ることをオススメします。
最後に穴にヒモを通せば完成です!
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
オリジナルタグの作り方②:マスキングテープを使うタグ
2つ目はマスキングテープで可愛くデザインした、タグの作り方紹介です。
ここではマスキングテープの中でも花柄のマスキングテープを使っていきます。
台紙は縦9cm×横6cm、トレーシングペーパーは縦8cm×横6cmにカットします。
次に花柄のマスキングテープを、カッターでお花の周囲を切り取ります。
台紙にヒモが通るくらいの穴を空け、切り取ったお花を貼ります。
その上にトレーシングペーパーを重ねていきます。
紙とトレーシングペーパーの両方の穴に、ヒモを通せば完成です!
トレーシングペーパーによって、お花がうっすらと透けて見えるのでシースルーみたいな仕上がりです。
お花のデザインによって、雰囲気も変わるので素敵なマスキングテープも見つけてくださいね。
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
オリジナルタグの作り方③:プラバンを使ったタグ
3つ目はプラバンを使ったタグの作り方です。
プラバンを使いますが、スタンプでデザインしていくのでとっても簡単ですよ。
まずプラバンに鉛筆でタグの形に印をつけて、カッターで切り取ります。
なおカットするときに、筋を付けて、折ることで綺麗にカットできますよ。
次にプラバンの1面に、文字のスタンプを押します。
乾いたら裏面には、レースデザインや絵柄のスタンプを押します。
インクが乾いたら穴開けパンチで穴を空け、トースターで焼いたら完成です。
なおプラバンは熱いうちに、本で挟んで仕上げると平らに仕上がりますよ。
ただしとても熱くなっているので、火傷に注意して作業してくださいね。
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
オリジナルタグの作り方④:紅茶やコーヒー染めタグ
4つ目はタグを紅茶やコーヒーなどで染める方法です。
ここではタグが既にヒモまでセットされている物を使いますね。
コーヒーや紅茶など染めたいものに、タグを浸します。
浸す時間によって色が変わりますので、お好きな時間を見つけてみてくださいね。
なお染める紙やコーヒー等にもよって、染まり方は異なります。
概ね1分程度でも染まるので、初めて使う紙の場合は、少しずつ染めていってください。
染め終わったら、完全に乾くまで干します。
洗濯ばさみ等でヒモを挟んで吊すと、乾かしやすいですね。
乾いたらお好きな文字やデザインのスタンプを押して、完成です!
スタンプ以外にもレースを、カットして少し付けてもいいですね。
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
オリジナルタグの作り方⑤:ボタンを使ったタグ
5つ目はちょっと変わった、ボタンを使ったタグの作り方を紹介します。
くるみボタンを作るセットが、100均でも購入することができます。
最初にくるみボタンを作る要領で、お好きな布で作ります。
布は端切れ等でOKですが、少し派手な柄だとアクセントになって可愛いですね。
くるみボタンの作り方は、作るセットの物によるので、説明書を読みながら作ってくださいね。
次に、出来上がったくるみボタンに押すスタンプを用意します。
くるみボタンに押せる文字は限りがあるので、ブランド名や作家名のイニシャルなどがオススメです。
押す文字が決まったら、くるみボタンの向きに注意してスタンプを押すだけ!
くるみボタンの向きとは、ボタンの裏側のぽっちの向きです。
どのようにヒモを通して使うかによって、向きは変わるので、使い方をイメージしてから、スタンプを押してください。
ラッピングのリボンに通してアクセントにしたり、ゴムを使ってラッピングのリボンの代わりに使うのも素敵ですね。
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
ハンドメイドタグにぴったりなデザイン案
ハンドメイドタグをどんなデザインにするか、何を書くか、迷うこともありますよね。
そんなときは、色々な方のデザイン案をみて、イメージを膨らましてみませんか?
- ティーパックのようなタグ
- コルクを使ったタグ
- コラージュタグ
- 消しゴムはんこのタグ
- 切手風タグ
デザイン案①:ティーパックのようなタグ
1つ目は、タグ自体をティーパックのように見立てたタグになります。
可愛い紙を使って、ティーパックの形を作り上げているものです。。
しかもティーパックのいわゆる、持ち手部分まで作っています。
ヒモ部分をラッピングの一部にするだけで、おしゃれに仕上がりますね。
またハンドメイドする時に、ティーパックの中身に何か入れてみても。
ハンドメイド作品の購入のお礼として、ちょっとした贈り物にもなり一石二鳥!
詳しいデザインはこちら
からどうぞ。
デザイン案②:コルクを使ったタグ
2つ目はコルクを使った、タグの紹介です。
コルクを台紙に使うだけで、紙や布とは違った風合いのタグになります。
ハンドメイド作品として、ナチュラルのものや木がベースになるようなものを販売しているなら、作品との相性もいいですね。
コルクは薄い板状のものが販売されており、はさみで簡単に切れるので扱いも楽です。
なるべく目が詰まったものを使えば、紙と同じようにスタンプすることもできます。
エッフェル塔や英字のはんこを押すだけで、とっても素敵なタグになりますね。
詳しいデザインはこちら
からどうぞ。
デザイン案③:コラージュタグ
3つ目は、タグにコラージュを作ったタグの紹介です。
ハンドメイド作品のブランドイメージを伝えるタグはいかがでしょうか?
ハンドメイド作品を販売するときに、どのようなイメージで作品を作るかを決めます。
このブランドイメージが、ハンドメイド作品の傾向やイメージにもなるので、お客さまに伝わると嬉しいですよね。
ただしそのブランドのイメージを伝えるのは、なかなか難しいですよね。
当然ですが、言葉や写真、作品を使って、イメージを伝えることも重要です。
ただそれら以外にもタグで、イメージを伝えてみませんか?
お客さまに販売した作品を渡すとき、タグを添えてみる。
1つのアイデアとして、「ブランドのイメージタグ」、いかがでしょうか?
詳しいデザインはこちら
からどうぞ。
デザイン案④:消しゴムはんこのタグ
4つ目は、消しゴムはんこのタグの紹介です。
消しゴムはんことは、消しゴムを削って自分の好きなデザインのはんこを作ることです。
今、消しゴムはんこは、はがきや布に簡単に押すことができるインクが安価で販売されていることから、とても流行っていますよね。
また簡単に作れるので、どなたでも挑戦しやすいのも特徴です。
タグを作る上で、なるべくオリジナリティーを出したいけど、1つ1つ作るのは難しいな、という方にははんこで作るタグがオススメです。
ただ既存のはんこでは、ちょっと物足りない。
そんなときは自分で、はんこを作ってしまいましょう!
消しゴムはんこなら簡単に作れるので、ハンドメイドブランドのロゴ通りに作ることができますよ。
また消しゴムなら材料も安いので、いくつかタグの種類を作ることもできますね。
詳しい作り方はこちらのサイトを参考にしてください。
デザイン案⑤:切手風タグ
5つ目は、切手風のタグの紹介です。
古い切手やマスキングテープに切手がデザインされているものがあるのを、見たことありますか?
それらをタグに貼って、おしゃれに仕上げてみる方法になります。
各国のおしゃれな切手を使ってみても、素敵なデザインに仕上がりますね。
またタグの台紙を薄い、木の皮にしてみてはいかがでしょうか?
それだけでとってもおしゃれですね!
詳しいデザインはこちら
からどうぞ。
オリジナルタグをオーダーするという方法も
ハンドメイドのタグの作り方をいろいろと紹介しましたが、実は全てお任せする方法もあります。
自分でデザインした物を、タグのサイズやイメージを指定して業者に発注します。
もちろんある程度の経費が必要になりますが、その分、ハンドメイドの作品作りに時間を使えるというメリットもあります。
ハンドメイド作品を販売する上で、経費をどれだけ削減できるかは重要な課題です。
ただし、注文をして貰ったのに作る時間が追いつかない、という嬉しい悲鳴を上げるような状態であれば、タグ作りをお願いすることも1案です。
またハンドメイド作品の新作を作る時間を捻出したい、という理由も考えられますね。
タグを作る個数やデザインによって経費も変わりますので、自分で作るだけでなく発注することも視野に入れることをオススメします。
プライスタグもハンドメイドしてみよう!
ハンドメイド作品に付けるタグが、ブランド名や作家名だけとは限りません。
ハンドメイド作家として、作品を販売するルートの1つにイベントへの出店が考えられます。
そんなときには、プライスタグで値段を伝える方法があります。
値段の伝え方はさまざまで、プライスの看板のような物を立てることや口頭で伝えることも手法の1つです。
ただハンドメイド作品として販売する品数が多い場合や、作品の種類が多い場合は、ディスプレイしている作品が、展示時間と共に入り交じることもありえます。
色々な種類が入り交じると、プライス看板が意味をなさなくなってしまいますね。
また口頭だと、なかなか値段を言いにくい、聞きにくい、ということもありますよね。
おしゃれなプライスタグを作って、お値段を伝えつつ、販売時にプライスタグを回収することで在庫管理をするとこともできます。
これならプライスタグの利用価値は、更に高まりますね。
おすすめのタグ
ハンドメイドのタグを作る際に、紙で作ろうと決めたならこちらのタグをオススメします。
クラフト紙のタグは、一見どこにでもありそうですが、形が丸くカットされています。
四角のタグより、可愛く仕上がりますね!
またこちらの商品は、100枚も入っており、ヒモも付属されています。
さらに既に、片面へ「Thank You For Your Kindness」と記載されています。
このまま使うも良し、もう片面に何かデザインをしても良し!
どのハンドメイド作品にも合うので、どなたでもお使いになれる点でもオススメです。
ハンドメイドタグで作品の更なるランクアップを
ハンドメイド作家にとって、タグを付けることは、必須ではないですし少し手間でもあります。
しかしタグがあるだけで、自分の販売する作品を更に素敵に見せることや、ブランドイメージを伝えることもできます。
簡単に作れる方法も沢山ありますし、材料は100均で揃えれば安価に作ることができます。
ぜひハンドメイド作品に付けるタグ、作ってみてくださいね。
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