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家庭菜園が庭や室内で簡単にできる!おすすめ野菜10選や注意点などを解説

この時期になってきますと、ホームセンターでも種や苗が販売されているのを見る機会が増えてくるのではないでしょうか。

今回は家庭菜園を始めたい初心者の方や、室内や屋外で簡単に家庭菜園を行いたい方向けに説明していきますので、是非最後までご覧下さい。

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簡単な家庭菜園にチャレンジ!

家庭菜園のなかでも簡単なトマト

寒い時期が終わり、春を意識してきますと趣味に時間を費やしたい方も増えてきます。
この時期ですと、家庭菜園を始めたい方も多いのではないでしょうか。

家庭菜園は、大きい庭だけではなくプランターで育てることで家の中でもできます。
ですので、誰でも始められます。

これから家庭菜園を始めてみる方に簡単な家庭菜園の方法をお伝えします。
それは、種まきから収穫までの期間が短いことです。

短いことで害虫や天候の被害の可能性が低くなります。
そのため初心者のかたは難しい手入れを考えずに簡単に行うことができます。

また、種から育てると難しい野菜も多いので慣れるまでは簡単な苗から育てる方法で行うことをおすすめします。

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家庭菜園に必要なアイテム

簡単に家庭菜園をやりたい人のためのアイテム

必要最低限必要なのは以下の三点です。

  • 野菜育てるための土
  • スコップ
  • じょうろ

家の中で育てたい方はプランターも用意してください。
家庭菜園に必要とされるものは以上の三点のみです。

これ以外にも便利なものは沢山あります。
しかし初心者の方には使いこなせず結局使わず終いになることがあります。

そうならないために、必要になった時に買う方が良いでしょう。
使っても難しかったりすることもありますので、簡単に野菜を育てたいのであれば必要最低限のものから始めるのがいいです。

家庭菜園を始める前に買い揃えておくことで後で面倒なことになりません。
アイテムをしっかりと前準備してから挑戦してみましょう。

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初心者でも簡単な家庭菜園におすすめの野菜10選

家庭菜園でとれた簡単な野菜

これから家庭菜園を始めてみようという初心者の方は、何の野菜から始めてみたらいいのでしょうか。
それでは、早速初心者の方でも簡単につくることができる野菜を10点紹介していきます。

  1. 小松菜
  2. ルッコラ
  3. 水菜
  4. トマト
  5. きゅうり
  6. なす
  7. もやし
  8. ねぎ
  9. いちご
  10. 人参

これらの野菜は比較的生長が早く、水を適時与え、しっかり見ていてあげれば簡単に収穫ができるものです。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜①:小松菜

小松菜は生長が早い野菜のひとつです。
というのも、種まきしてから約1ヶ月だけで収穫が可能です。

小松菜は連作(同じ作物を、同じ場所で毎年続けて栽培すること)することができます。
一年を通して育てられる小松菜ですが、小松菜を特に育てやすい時期は害虫被害が比較的少ない秋頃です。

もしも春撒きで家庭菜園をしたい時はすぐに防虫ネットをかけることで害虫被害がぐんと減ります。
15~25℃で発芽し、生育適温は20~25℃です。

25℃以上の高温には弱いのですが、低温を好み-3℃でも耐えられるので真夏を避ければ初心者の方でも育てやすいと言えます。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜②:ルッコラ

ルッコラは小松菜同様、生長が早い野菜です。
ただし、連作障害が起きやすいため、同じ場所で植え続けるのは避け、毎年違う場所に植えましょう。

ちなみに、連作障害とは、土の中の栄養素・生物の均衡が崩れることによって、野菜が病気になってしまう現象のことです。
春植えですと、病害虫の被害を受けやすいという観点からも、秋に植えることが、初心者に向いています。

また、生育適温は15~25℃ですので厚い夏にだけはあまり向かず、それ以外ですとだいたい30~40日で発芽します。
強い日差しのなかで育てると苦みが強くなってしまう事と、青虫が来やすいので見つけたら駆除をするようにしましょう。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜③:水菜

水菜は冷涼性を好み、-5℃まで耐えられるため9~11月に植えるのが適しているためと言えます。
冬でも日光に当てるように気をつければ大丈夫です。

また、水菜も25℃を超えると生長しにくくなってしまうので夏に育てる場合は、直射日光を避けて育てましょう。
水菜は水を好み、乾燥にも弱いので水切れしないように気をつけていれば、育つので初心者に向いており簡単です。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜④:ミニとまと

家庭菜園を始める時にトマトを想像する方は多いのではないでしょうか。
トマトは品種によって育てやすさが変わる、という物ではないので品種はお好みで選んで大丈夫です。

また、トマトは種から育てるのは少し難易度が高いため、ある程度育った苗から始めるのがおすすめです。
また、時期としてはトマトは寒いのが苦手ですので5月に苗を植え、7月頃に収穫します。

トマトは実がつく前に肥料を与えすぎると実が大きくならず、水もしっかりあげないと病気になってしまいます。
大玉トマトですが、こちらはミニトマトに比べ整枝や芽かきなどの手入れがより重要になってきますので難しいです。

ですので、トマト栽培を初心者の方が簡単に始めたいのであればミニトマトから始めることをおすすめします。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑤:きゅうり

きゅうりは夏野菜の代表ともいえるイメージがありますよね。
ですが、実は種まきの時期をずらせば秋頃まで収穫が可能なんです。

生長が果菜類のなかで最も早く70日ほどで収穫が可能です。
生長が早いということはその分、肥料や水をよく吸うので切らさないように気をつけて育てましょう。

また、つるがよく伸びます。
なので適度に整枝をして親づるのみ伸ばすようにしてください。

きゅうりは花から実になるのがとても早いので収穫時期には毎日しっかり観察しなければなりません。
きゅうりは気を付けなければならないポイントもありますが、そこを押さえればしっかりとした立派なきゅうりが育ちます。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑥:なす

なすは5月に苗を植えると、早ければ6月中旬くらいに収穫が可能な生長が早い野菜です。
時期をずらせば秋頃まで収穫が可能です。
しかし、気を付けなければならない点があります。

連作をすると葉や株の半分だけが枯れてしまったりと土壌内のカビによって障害が出やすい野菜でもあるということです。
それに気を付け、丈夫な台木で栽培をしていれば害虫被害も少ない野菜ですので初心者の方でも簡単に育てられます。

また、ナスには本当に多くの種類があり、初心者の方は迷ってしまうかもしれません。
ですので迷ったときには特に、苗から中長ナスという種類のナスを育てることが望ましいです。

ナスは苗になるまでがその後のナスの生長に関わるくらい、かなり重要な野菜だからです。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑦:もやし

もやしの栽培は土も光も使わない簡単なものになっています。
消毒したビンにもやしの種子を入れ、ガーゼで蓋をして輪ゴムで留めるだけで準備は簡単に完了です。

また、もやしは豆類等の種子を人為的に発芽させる『萌やす』のことで固有名詞を指すわけでは無いです。
もやしの代表といえば緑豆や大豆です。

想像するもやしはこの2つが多いでしょう。
ポップコーンの種でも可能ですので一度試してみると面白いかもしれません。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑧:ねぎ

ねぎは球根タイプのネギ、小ネギ、長ネギの三種類が存在します。
生育適温は20度程で、初夏くらいに収穫すると美味しく食べられます。

特に初心者の方におすすめの簡単に栽培できるネギは球根タイプで、逆に難しいのは長ネギです。
球根タイプであれば収穫までに時間も手間も掛からないで簡単なので初心者のかたに特におすすめの野菜です。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑨:いちご

ホームセンターなどでよく見かけるいちごのを家庭菜園で育てたい方も多いのではないでしょうか。
いちごは庭でも、プランターでも育てることが可能な野菜です。

ただし、プランターの場合は株と株の間は30cmほど離して埋める必要があります。
そして苗を購入する際に注目するべき点は葉の色が濃い緑か、葉が三枚同じ大きさか、根本が太いかです。

そこに注目するのは、病気になりにくくきちんと実をつけてもらうためです。
また、イチゴの苗には2種類あり、冬の寒さに耐え抜いて実をつけるものと寒さは必要のなく実をつけるものです。

寒さが必要のない方は温度が8度を下回らないよう気を付けなければなりません。
もし簡単に栽培したかったら前者を選びましょう。

初心者でも簡単な家庭菜園向けの野菜⑩:人参

最後にご紹介するのは人参です。
人参は連作障害が出にくい野菜です。

また、根が短い三寸人参は60~90日ほどで、五寸人参で100~120日ほどで収穫ができるようになります。
害虫被害は、枝豆と隣り合わせに育てることでお互いの害虫を寄せ付けない性質があり、害虫を減らすことができます。

それでも害虫を見つけたら取り除くようにしましょう。
また、人参を育てる際に気を付けることは種に土をかけすぎず、乾かないようにしっかり水を与えることです。

人参には結構な数の品種があり、それによって長い期間をかけて収穫できるものなど様々です。
人参は発芽させることができればその後は簡単と言われています。

自分に向いていそうな品種を探して挑戦してみましょう。

<下に続く>

庭での家庭菜園向けな土作り方法

家庭菜園で簡単に土を作る

既製品の土を入れて野菜を育てても良いのですが、それだとすぐ栄養もなくなってしまいます。
更には、庭が広ければ拾い分、コストもかかってきてしまいます。

ですので、自分の庭の土を野菜を育てられる土に時間をかけて変えましょう。
焦らず時間をかけることで、それ以降の家庭菜園の苦労や簡単さが変わってきます。

まず、雑草抜き、石を拾い、耕します。
手間がかかり地味な作業ですが、野菜を美味しく育てるためには重要な作業です。

次に土の性質が粘土性かサラサラなものか見ていきます。
土を少しだけ湿らせ、手に取り握ってみると解ります。

粘土性であれば握った土がまとまっており、サラサラのものであれば崩れるのです。
苦度石灰を撒いて土を混ぜます。

そのまま1週間おいて次の段階です。
粘土性の土とさらさらの土、どちらにも必要なのが堆肥(水捌けの悪さや保水力の悪さを改善してくれるもの)です。

これを最初の年は1㎡につき5kgほど投入し混ぜましょう。
混ぜ合わせて更に1週間ほど経った頃、土を手に取ってみると土の状態が変わったのが解ります。

それから、野菜の種を植えるようにしましょう。
堆肥は手作りすることも可能なのですが市販のもののほうが、簡単に作業できますので市販品のほうをお勧めいたします。

野菜作りは、焦らずじっくり時間をかけて土を作り上げてからが成功のポイントです。

<下に続く>

庭で家庭菜園する時の注意点

家庭菜園するときに必要な太陽があるだけで簡単さが違う

家庭菜園で簡単に作れる野菜や、土作りについて基本の流れを説明してきました。
次に家庭菜園を行う上での注意点について説明していきます。

  1. 日当たりに注意する
  2. 風通しに注意する
  3. 参考書を当てにしすぎない

では詳しく見ていきましょう。

家庭菜園する時の注意点①:日当たりに注意する

植物の成長に、日光は欠かすことができない条件です。
日がどのくらい当たるかで野菜の生長具合も変わって来るほどです。

なので、プランターで育てるにしても、ベランダや屋上などできる限り、日が当たる場所で育てるようにしましょう。
しかし、実際にはもやしのように日光が必要ではなかったり、なくてもあまり支障の無い野菜も存在します。

そういった野菜の特性なども踏まえて、野菜作りの時期を考えると今後スムーズさが変わってきます。

家庭菜園する時の注意点②:風通しに注意する

野菜を庭にぎゅっとつめすぎていたり物陰になっており風が全く当たらないのも野菜の生長の妨げになりかねません。
しかし、風通しを良くするために野菜と野菜の間を開けすぎても日光が当たりすぎて土が乾燥しやすくなります。

なので適度な距離を取りましょう。
そうすることで、より美味しく綺麗に育ちます。

家庭菜園する時の注意点③:参考書を当てにしすぎない

野菜も生きています。
ここでも何日ほどで収穫できますと書いてきましたが、それは目安くらいに思いましょう。

本やインターネットなどの参考書に書いてある通り発芽しなかったり、収穫ができなかったら不安になってしまいますよね。
生きているものですので、個体差もありますし、少しくらいずれるものだと気楽に考えて楽しんで家庭菜園をしましょう。

ただし、あまりに遅かったりすると、野菜が何かしら問題があるかもしれません。
ですので、区切りをつけて次に挑戦してみるのが良いです。

<下に続く>

室内で家庭菜園する時の注意点

プランターで簡単に家庭菜園

さまざまな理由で外で家庭菜園できる環境が無いかたは室内でプランターを使い栽培します。
この際にも注意すべき点はいくつかあるなかで今回は特に大切で基本的な3点挙げさせていただきます。

  1. 日光不足に注意する
  2. プランターの大きさに注意する
  3. 水を与えすぎない

室内で家庭菜園する時の注意点①:日光不足に注意する

日当たりが重要だということは先程お伝えしました。
室内で育てる場合には、外で育てるよりも一層日光に気を付けなければなりません。

暗い場所や、日光を遮るような場所は避け、なるべく一日中日光が入ってくるような窓際に置くことがいいです。
また、野菜によっては種子を深く埋めすぎると日光不足で発芽しなかったり、浅かったら日光過度で発芽しないこともあります。

その野菜に合わせた種子の入れ方、日光の当てかたをしましょう。

室内で家庭菜園する時の注意点②:プランターの大きさに注意する

最初、苗や種を購入した時には小さめのポット等に入っていますよね。
だからと言って、プランターも小さいものにしては野菜が充分に育つことはできません。

植物は根をはります。
育ててみると意外と大きくなって根のながさが出てきます。

大きくなったときに苗と苗が絡まってしまうのです。
ですので、室内で育てる場合は最初から余裕をもった大きさでプランターを選ぶことを考えた上で苗を買う必要があります。

室内で家庭菜園する時の注意点③:水を与えすぎない

プランターにおける家庭菜園は、庭で行うよりも家庭菜園の範囲が狭くなります。
ですので、庭で行うよりも水が逃げる場所が少ないのです。

プランターには排水するための穴がありますので、しっかりと排水されているか毎日確認してください。
水を与えすぎると、逆に生長を止めることになりかねないので水やりに気を付けながら育てましょう。

<下に続く>

簡単にできる家庭菜園の栽培方法を紹介している本

楽しい! 家庭菜園 無農薬 ベランダでつくる簡単はじめての野菜 増補改訂版 (Gakken Mook 楽しい!家庭菜園)
1234円

こちらは家庭菜園をベランダで簡単にできるように説明してくださっている本です。
家庭菜園をやる中級者、上級者には物足りないくらい、初心者の方に優しい本です。

写真やイラストで事細かに詳しく記載されています。
雪も溶けて、これから始めてみたいという方にはぴったりの一冊です。

<下に続く>

簡単な家庭菜園まとめ

家庭菜園の代表格簡単なトマト

家庭菜園で簡単に行える土作りの方法や、比較的簡単にできるやさいについて説明してきました。
ご紹介したなかに、やってみたい野菜もあったのではないでしょうか。

野菜作りを簡単に始めるのであればプランターで少しずつ前述した野菜を始めてみるのが良いです。
野菜作りは簡単にできるものもありますが、時間はじっくりかけなければなりません。

ですので、興味を持った今から、始めてみてはいかがでしょう。

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