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セロームを上手に育てるポイント12選!育てるときの注意点4選

観葉植物の中でも有名なセロームは、水をやりすぎたりしなければ枯れることもなく初心者でも育てることが出来ます。セロームは寒さにもある程度強いのですが、室内の温かいところで育てればよく育つ植物です。夏の直射日光を避けるようにすれば葉が焼けることもなく育ちます。

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セロームとは?

シンプルなセローム

セロームとは人気のある観葉植物で、正式名称はフィロデンドロン・セロウムといい、サトイモ科のフィロデンドロン属に属しています。
このセロームはフィロデンドロン属の代表的な多年草の品種で、中央・南アメリカが原産です。

セロームは大きな葉が特徴的で、乾燥に比較的強く、耐陰性に優れ増殖しやすく、育つのも早いので人気のある観葉植物の1つです。

セロームの花言葉

セロームの花言葉は、「用心深い人」です。
セロームはサトイモ科のフィロデンドロン属に属していますが、ギリシャ語のフィロデンドロンとは、「愛する」という意味の「フェレオ」と、「木」という意味の「デンドロン」が合わさった言葉になっています。

セロームは、花言葉や言葉の意味から「愛に用心深く、恋に臆病な人」を連想させる印象を持っています。
そのためかギフトにもおすすめになっています。

<下に続く>

セロームを上手に育てるポイント12選

おしゃれなセローム

セロームを上手に育てるポイントがありますので、12のポイントを紹介します。
セロームを育てる環境を整えること、植え付けるタイミングに気を付けることが必要で、水やりの頻度も気を付けなければなりません。

肥料や用土のタイミングや、病害虫にも注意が必要で、剪定も行ってください。
夏場と冬場の育て方に気を付けることなど、いくつかのポイントがありますが、気を付ければ初心者でもセロームは育てることが出来ます。

セロームを育てるポイント1:環境を整える

セロームは丈夫な植物で、栽培する難易度からは中級者向けです。
ですが、失敗しやすいポイントを知って対応すれば、初心者にも育てることができます。

セロームを置く環境については、耐陰性はありますが日光が足りないと健康的に育たずに見栄えの悪いセロームになってしまいます。

セロームは直射日光で葉が焼けてしまうこともあるので、朝にだけ日が当たる明るい場所に置くか、レースのカーテン越しで日の当たる場所に置いてください。

セロームを育てるポイント2:植え付けるタイミング

セロームを育てるポイントには植え付けるタイミングも大事です。
セロームは耐陰性がありますが温かい時期を好んでいますので、植え付ける時期は初夏の5月〜6月、そして秋口の9月頃が適しています。

暑いと弱ってしまいますので真夏は避けた方が無難です。

植え付けるときは、鉢を用意して鉢の底に鉢底ネットをしき、水はけをよくするために鉢底石をつめて土を入れ、真ん中に穴を掘り植え、たっぷりの水をあげます。

セロームを育てるポイント3:水やりの頻度

セロームを育てるポイントとして、水やりの頻度に気を付けてあげることがあります。
セロームへの水やりは基本的に土が乾いてからにしますが、温かい春から秋は多めに水やりをした方が良く、鉢底から水が出る程度にあげます。

寒い冬場はセロームの成長が遅くなるので、水やりの回数は夏より少なくてかまいません。

セロームを育てるポイント4:肥料・用土のタイミング

セロームを育てるポイントの1つに肥料を与える時期と用土の選択があります。
セロームは熱帯アメリカが原産地なので高い湿度を好みますが、土の水はけがよくないと根腐れを起こして枯れることがありますので、水はけのよい土で育てたほうが良いでしょう。

また、セロームは強い植物なので、基本的に肥料を上げる必要はありませんが、成長を早めたいときには温かい春から秋に与えるといいといわれています。
寒い冬は肥料を上げるのは避けた方が良いです。

セロームを育てるポイント5:病害虫の対処方法

セロームを育てるポイントとして、病害虫の対処に気を付けることがあります。
また、根腐れさせる軟腐病や、すす病を発症しやすいので、屋外での生育には注意が必要です。

特にハダニが発生しやすくなるので室内での生育の場合は、こまめに葉に水を霧吹きでかける葉水という作業を欠かさないようにして乾燥を防止してください。

セロームを育てるポイント6:剪定するタイミング

セロームを育てるポイントの1つに、剪定するタイミングに気を付けることがあります。
セロームは成長が早く、葉が混みあって見栄えが悪くなってきやすいです。

葉が混みあうと見た目も悪く、風通しも悪くなり健康的に育たなくなります。

そのため葉の選定を行いますが、文房具のハサミでなく選定ハサミを使った方が切断面を傷つけにくいので良いです。
なお、選定時期は植え替え時と同じく温かい春から秋の時期が適しています。

セロームを育てるポイント7:夏場の育て方

セロームを育てるポイントには、夏場の育て方も大事です。
セロームは日当たりの良いところを好みますが、夏場は日差しが強くなりすぎるので、直射日光を避けることと、ホームセンターで販売している遮光ネットなどを使い、日差しを遮ってあげてください。

また、気温が上がりすぎると葉が焼けてしまいますので、夏場の暑いときは気を付けて、涼しい屋内に鉢を移動させることが望ましいです。

セロームを育てるポイント8:冬場の育て方

セロームを育てるポイントに冬場の育て方に注意が必要なことがあります。
セロームは寒さに弱いので、寒い冬は室内で育てるようにしてください。

セロームを冬越しさせるには室温を5度以上に保ってください。

ただ、セロームは耐寒性もありますので、室内で育てれば枯れることはほとんどありません。
それと暖房でエアコンを使う場合は、風が直接当たらないようにしてください。

葉の乾燥が進みセロームにダメージを与えてしまいます。

セロームを育てるポイント9:株を増やす方法

セロームを育てるポイントに、株を増やす方法を正しく行うことがあります。
セロームが育ってくると株分けして増やすことが出来ます。

1つの方法が脇芽を使う方法で、セロームの下の方から生えてくる変わった形をした葉っぱの脇芽を取って他の鉢の土へ挿し芽をすれば、新しい株になります。

他にも株分けができ、子株がついたら手で株分けしてください。
株分けした株は植え替えと同じように扱います。

セロームを育てるポイントに10:根腐れに注意する

セロームを育てるポイントに、根腐れに注意することがあります。
多くの方がセロームの生育で失敗するのが、水を上げすぎて根腐れを起こさせてしまうことです。

ひどい場合には根腐れによってセロームが枯れてしまいます。

セロームに正しい水やりをするには、土の乾き具合を確認してやや乾燥気味にしておくことが大事で、こまめな給水でなく1度に土全体に水を通すように給水し、受け皿の水は捨てるようにします。

セロームを育てるポイント11:葉のトラブルを防ぐ

セロームを育てるポイントには葉のトラブルを防ぐことも必要です。
セロームの葉が乾燥するとハダニが発生してしまいますので葉に霧吹きで水やりをすると防ぐことが出来ます。

葉に水をかけることは根腐れをさせずにセロームに水を与えられる効果があり、さらに観葉植物の葉のホコリも落としてくれます。
ホコリを落とすことで葉での光合成を効率よくできるようになるのでセロームの生育も良くなります。

セロームを育てるポイント12:置き場所を決める

セロームを育てるポイントとして、置き場所を決めることがあります。
セロームは温度管理が大事なので、基本は日の当たる暖かい場所においてあげます。

しかし、夏場に直射日光が当たるのは良くないので、遮光する必要があります。

冬場は屋外でなく室内に置いてあげて、余り温度が下がらないようにしてあげる必要があります。

<下に続く>

セロームを育てるときの特徴4選

明るいセローム

セロームを育てるときの注意点を4つ紹介します。

セロームは観葉植物できれいな葉を持っていますが、花が咲く期間が短いので花を楽しむ植物ではありません。
そして、セロームは耐陰性があり極端に寒くなければ育ちます。

また、セロームはつる性の植物で他の植物に巻き付いていくことで直立する性質を持っています

セロームの特徴1:開花が難しい

セロームを育てるときの注意点として、セロームの特徴でもあるのですが開花が難しい点があります。
観葉植物として葉のきれいさが素敵なセロームですが、花を咲かせて楽しむのは難しくなっています。

セロームの花は仏炎苞(ぶつえんほう)といい、白く外側は緑色をしています。
開花時期は6月頃ですが、大きく育った株でしか開花しないのと、開花期間がわずか1日しかないので見て楽しむことは難しくなっています。

セロームの特徴2:耐陰性がある

セロームの特徴の2つ目は、耐陰性があることです。
耐陰性のある植物は日陰でも成長しますが、日の当たる場所で育てた方が元気で健康的に育ちます。

しかし、耐陰性がある反面、直射日光には弱いので明るい場所で育てることがおすすめです。
また、セロームは耐陰性があるものの寒さに弱く、5℃以下になると枯れてしまいますので気を付けてください。

セロームの特徴3:直立性がある

セロームを育てるときの注意点として、セロームの特徴の1つですが直立性のある植物です。常緑多年草のセロームは、成長すると茎が木質化して太くなる性質がありますが、気根という根を持ち他の植物や支柱などに巻き付けて立ち上がります。

熱帯アメリカ原産のセロームの属するサトイモ科フィロデンドロン属の多くはつる性の植物で、セロームの和名はヒトデカズラといいますが、カズラはつるを意味しています。

セロームの特徴4:樹液に注意する

セロームの特徴4つ目は、樹液があげられます。
サトイモ科の植物であるセロームの樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれています。

里芋の生の状態で触るとかゆくなる原因がこのシュウ酸カルシウムです。

シュウ酸カルシウムはセロームの樹液にも含まれているので、セロームの樹液が皮膚につくと、かゆくなり炎症が起こすことがありますので注意してください。

観葉植物「セローム」の育て方&増やし方!失敗しやすいポイントも解説!

<下に続く>

セロームをお部屋に置いておしゃれなインテリアにしよう

大きなセローム

観葉植物のセロームの育て方やその際に気を付ける点を紹介しましたが、比較的育てやすい植物です。

気を付けるのが水をやりすぎて根腐れを起こしてしまうことです。
根腐れを起こすと枯れてしまいますので注意してください。

セロームは室内の明るいところにおいておけば、問題なく生育することが出来ますので、室内のおしゃれなインテリアとして管理しながら育ててください。

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