狭い庭でもガーデニングはできる?
狭い庭でもガーデニングはできます。
狭いということは植える場所が少ないのでかえって初心者向きと言えるでしょう。
見せ方や配置を工夫して、縦の空間を有効利用するとより効果的にガーデニングできます。
庭を作ると植物によって季節やその変化を見れるようになります。
ガーデニングで身近な自然を感じることができますね。
狭い庭のガーデニングに使えるアイテム4つ
狭い庭のガーデニングに使えるアイテムを4つご紹介します。
アイテムの使用によって、狭さを感じないで癒される庭をつくることが出来るでしょう。
その4つのアイテムとは、レンガ・コンテナ・フェンス(壁面フェンス)・ガーデン雑貨です。
どういう風に使うのかと使った効果をそれぞれご紹介しますね。
狭い庭のガーデニングに使えるアイテム1:レンガ
レンガは、お洒落なガーデニングの強い味方です。
ヨーロッパなど海外の庭によく見られるレンガを使うと雰囲気が一気に変わります。
ただ積み重ねたり置いたりするだけでもステキに見えますし、レンガで花壇を作る事もできます。
そして地面に埋め込む事もできます。
レンガを埋め込む事によりデコボコした地面の水はけが良くなるという利点もあります。
狭い庭のガーデニングに使えるアイテム2:コンテナ
地面に直植えするのではなく、容器に入れて育てるのがコンテナガーデンです。
コンテナには様々な素材や使い道があります。
狭い庭のガーデニングでは棚の上下に置いたり、ハンギングバスケットなどのように吊るしたり、壁にかけたりするのも良いですね。
また、小さいものなら季節ごとに移動させることも出来ます。
植物を植えたコンテナの配置によって寄せ植え風にすると見栄えがするでしょう。
狭い庭のガーデニングに使えるアイテム3:フェンス・壁面フェンス
フェンスは仕切りや目隠しという機能性だけでなく、植物をはわせたりしてガーデンインテリアとしても使えます。
素材もウッドフェンスやアイアンフェンス等さまざまあります。
また背の高いフェンスやワンポイントになるフェンスがあるので庭に合ったサイズを選びましょう。
壁面フェンスは、壁に沿って立てたり置いたりするフェンスです。
ガーデニングの大事なポイントである背景づくりができます。
蔦を絡ませたり、ハンギングバスケットを飾ることで一気に雰囲気を作れますね。
狭い庭のガーデニングに使えるアイテム4:ガーデニング雑貨
狭い庭のガーデニングでは、ガーデン雑貨がとても良い働きをしてくれるでしょう。
プランターやピックだけではなく、魅力的なガーデン雑貨が色々ありますので3つご紹介します。
バードバス
バードバスとは、鳥が水を飲んだり浴びたり、体を冷やしたりするための水を貯めた鉢で作った人工的な水たまりのことを言います。
小鳥だけではなくいろいろな生き物も呼び寄せてくれます。
ガーデンのフォーカルポイント(目を引く場所)となるので、その周りに背の高い植物を植えるのも良いでしょう。
日陰なら明るい色の、日なたなら落ち着いた色のバードバスが適しています。
ソーラーライト
ガーデン雑貨の一つにソーラーライトがあります。
動物の形のソーラーライトは暗くなったら自動的に足元を照らしてくれる、可愛いだけではない優れものです。
土に刺したり、地面の上に置くだけの簡単なソーラーライトも沢山あります。
ガーデンオブジェ・オーメント
庭先や玄関前にガーデンオブジェ・オーメントを置くと雰囲気がぐんとおしゃれになります。
花壇周りに置いたり、塀にかけるタイプもあります。
ネコやイヌ、うさぎなどの動物をモチーフしたオブジェから、キャラクターモチーフのものなど庭のテーマに合ったものを探してみましょう。
可愛いオブジェのお迎えがあると一気にテンションが上がりますね!
狭い庭のガーデニングのコツ4つ
狭い庭のガーデニングのコツを4つご紹介します。
植物の方のデザインとその他の部分のデザインを決めていきます。
庭には植物を植えるまたはコンテナを置く場所と通路が必要です。
狭い庭ではどのようにしたら良いか一つずつみていきましょう。
狭い庭のガーデニングのコツ1:植物の植え方を工夫する
まず植物の植え方はどうしたら良いでしょうか。
狭い庭のガーデニングのコツ1つ目は、植物の植え方を工夫することです。
ガーデン雑誌やネットで調べて自分が作りたい庭のイメージ(全体像)を決めます。
植える場所もしくはコンテナを置く場所を決めます。
決めたらレンガや木材などで囲み植物を植える場所を作ります。
作りたいガーデンのデザインが決まったら植物を選んでいきます。
色の揃え方としては同系色でグラーデーション風にしていくというのが一つの方法です。
また、アクセントとして反対色を持ってくるというのも良いでしょう。
初心者が育てやすいお手入れが簡単な植物から選んでいくと良いですね。
狭い庭のガーデニングのコツ2:小道を作る
狭い庭のガーデニングのコツ2つ目は、レンガを使ったお洒落な小道を作るという方法をご紹介します。
自然な風合いのレンガを使ってランダムな色合いにするとヨーロピアンな感じになりますね。
また小道の位置を決める時には真っ直ぐではなく曲線を描いたほうが、奥行きを感じ庭を広く見せてくれます。
そしてレンガの大きさも場所によって変えてみたりすると、アクセントになるでしょう。
小道があるだけで庭としてのまとまりが出来ますね。
またその小道のまわりにセダムや芝桜など植えてグラウンドカバーしてもステキです。
狭い庭のガーデニングのコツ3:高低を意識する
狭い庭のガーデニングでは縦の空間を生かしてガーデニングしましょう。
狭い庭のガーデニングのコツ3つ目は、高低を意識することです。
大きなコンテナに草丈のある植物で高さを出します。
その間に地植えの植物を加えることで高低差や立体感を演出できます。
また壁にウッドフェンスを付けそこにプランターをかけて植物を飾っていくのも良いですね。
フェンスは緑のエコフェンスとして使うこともできますし、野菜などを実らすこともできます。
狭い庭のガーデニングのコツ4:ガーデニング雑貨の置き方
狭い庭のガーデニングではガーデン雑貨はどのように置いたら良いでしょうか。
狭い庭のガーデニングのコツ4つ目は、ガーデニング雑貨の置き方についてです。
まずは、フォーカルポイントと呼ばれる手法で、オブジェ・ベンチ・バードバスなどを置いていきましょう。
オブジェ、ベンチ、バードバスの大きめのものは奥に、オーメントやソーラーライトなどの小さめなガーデン雑貨は手前の足元に置くという方法もあります。
そうすると奥行き感や広さを感じられるのです。
狭い庭のガーデニングの手入れ方法
狭い庭のガーデニングのお手入れ方法をご紹介します。
植物は植えっぱなしというわけではなく、水やりや肥料やり・掃除とお手入れが必要です。
定期的にお手入れすることで、庭にクモの巣を張らせないようにすることが出来るでしょう。
また、雑草の除去や雑草の生えにくい環境にしていく方法もお伝えします。
クモの巣を張らせないようにする
狭い庭のガーデニングでクモの巣を張らせないようにするために大切なことは、エサとなる害虫を呼び寄せない環境です。
狭い庭ですと、どうしても夏場はクモの巣を作らせてしまいます。
なぜなら、夏が害虫が多く発生する時期だからです。
ゴミが溜まりやすい場所や、木や雑草が多い庭はクモのエサになる蚊や虫が豊富なのです。
ですから庭の木は剪定し、ゴミや雑草を除くことが大切です。
雑草を除去・防止する
庭がある限り雑草が生えてきますね。
少しでも楽に雑草を除去する方法をご紹介します。
一つは砂利を撒いたり防草シートを敷くということです。
砂利は雑草を抜いたところにまくと日光を遮ってくれます。
また防草シートは、水をかけると固まり雑草を成長しにくくします。
小さなこどもやペットがいるご家庭の庭ならウッドチップやバークチップを使うのも良いでしょう。
チップを敷いて水でなじませるだけなので、とても簡単に作業ができます。
ガーデニングを楽しもう!
狭い庭のガーデニングの方法をみてきました。
初心者向きのガーデニングの本やガーデニングブログなどから情報を集めて、まず育てやすい植物から植えてみましょう。
植物が育つ様子を観察したり、植物に花が咲いたり実がなればそれも楽しみのひとつとなります。
ガーデンアイテムを利用して庭のガーデニングを楽しみましょう。