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2019/07/09

5畳部屋のレイアウトを大調査!一人暮らし用やリビングなど様々なシーンを解説

ワンルームや子供部屋などで使われる5畳の部屋は、実際に見るととても狭く見えてしまいます。
そこに家具やベッドなどを置くと、ますます手狭になって窮屈になってしまいますよね。

しかし、コツを抑えておけば5畳の狭い部屋でもスッキリと開放感のある部屋になりますよ。
そのインテリアのコツを写真と一緒に見ていきましょう。

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5畳の部屋の広さについて解説

5畳部屋のレイアウト

5畳は、たたみ5畳分の広さのことを言います。
他の単位では以下の通りの数字になります。

  • 約9.12平方メートル
  • 約2.85m×2.85m(正方形の場合)
  • 約2.76坪

一人暮らしやファミリー向けのマンションで5畳の部屋を見ると少し狭く感じますよね。
5畳の部屋は主に子供部屋書斎として使う人が多いですよ。

近年のマンションでの5畳部屋は細長いフローリングの部屋が一般的です。
細長いタイプの部屋ですと、幅が少ないので余計に狭く感じる可能性があります。

家具や家電を購入する際は、5畳の部屋に入れた後にどれだけの広さになるか予め確認しておく必要がありますね。

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5畳の部屋を上手くレイアウトするコツ

5畳部屋のレイアウト

では、そんな狭く感じる5畳の部屋を広く上手にレイアウトするためのポイントを5つ見ていきましょう。

  1. 1辺の壁に家具をまとめる
  2. 収納家具はベッド下やテレビ台として使う
  3. なるべく背の低い家具を使う
  4. ロフト式ベッドを使い下の空間を活用する
  5. 壁の色と家具の色をなるべく合わせる

5畳をうまくレイアウトするコツ①:1辺の壁に家具をまとめる

家具を部屋のあちこちにレイアウトすると、生活動線がバラバラになり、結果的に手狭に感じやすくなります。
また、部屋の中央に家具を置くと、それだけで圧迫感を感じてしまい、とても狭く感じてしまいます。

家具をレイアウトする場合は、四方の壁の1辺のみに集中させ、かつドア付近から背の高い家具を置いていき、奥に向かっていくにつれて背の低い家具を置いてみましょう。
ドアを開けた時に奥行きが出やすくなり、開放的な部屋になりますよ。

また、出来ることならすべての家具は高さが統一させた方が開放感が出やすくなりますので、これから家具を購入する際は参考にしてみてくださいね。

5畳をうまくレイアウトするコツ②:収納家具はベッド下やテレビ台として使う

できることなら収納家具という名のものは置かないような工夫をしてみてください。
収納家具はとても大きく、それだけで圧迫感を感じやすくなります。

生活に関する小物や普段使わないものはベッド下に収納すると、ベッド下が活用でき家具を置く必要がなくなります。
また、テレビ台は収納家具として機能するようなものを選んだり、物をたくさん収納できるテレビ台を選びましょう。

背の高い収納家具を置くより、様々なデッドスペースを活用してうまく収納してみましょう。

5畳をうまくレイアウトするコツ③:なるべく背の低い家具を使う

家具は自分の身長より高い家具をいくつもレイアウトすると、とても圧迫感を感じます。
部屋をスッキリと見せるためには、背の低い家具で高さを合わせてレイアウトしてみましょう。

天井や目線より上の部分が広く感じると、自然に部屋も開放感が生まれ広く感じやすくなります。
ベッドは脚が短いもの、収納家具などは縦に長いものではなく横に長い家具を選ぶようにしてみましょう。

5畳をうまくレイアウトするコツ④:ロフト式ベッドを使い下の空間を活用する

必要な家具をそれぞれ配置すると、どうしてもスペースが取られてしまいますよね。
そんな時はロフト式ベッドを使用してみると良いですよ。

ロフト式ベッドは上にベッドスペース、下は広い空間になっており、スペースが確保されます。
そこに、デスクや本棚を設置したり、ソファを置いても良いですよ。

また、下のスペースにデスクや収納家具が付属されているベッドも販売されています。
これだけで家具が2つまとめられるので、置くスペースを削減でき部屋を広く使うことができますよ。

5畳をうまくレイアウトするコツ⑤:壁の色と家具の色をなるべく合わせる

好きな色やデザインの家具を買いたいと思いますが、ここで少し部屋の壁の色に注目してみましょう。
近年の住宅の壁はホワイトかベージュなどの淡い色になっていることが多いですよね。

部屋の壁の色と家具の色をなるべく合わせてみてください。
ホワイトやベージュは大きく広く膨張しているように見えるので、家具の色の合わせてホワイトやベージュで統一してみてくださいね。

逆にブラックやネイビーなどの暗く濃い色は引き締まって見えるので、部屋が狭く感じ逆効果になります。
カーテンの色も部屋を広く見せるための大事なポイントなので、見直してみましょう。

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5畳正方形の部屋のレイアウトの場合

5畳部屋のレイアウト

正方形の5畳の部屋は細長い部屋よりも広く感じるでしょう。
なるべく広く感じるようにレイアウトしたいですね。

5畳の正方形の部屋に大きい家具を置くと、それだけで床が正方形にならず、狭く感じることも。
なるべく大きい家具を置かず、背の低い家具を選んでみましょう。

特にソファは大きく面積を取るので、脚が短い、一回り小さいソファを選び、壁にくっつけるようにレイアウトしてみてください。
ソファは壁の色に合わせた色にすると、壁の色と同調して広く感じやすくなりますよ。

また、ソファの前に置くサイドテーブルは撤去し、リモコンなどはソファのそばに収納するポケットやかごを置くとソファ前がスッキリしますね。

収納家具は、賃貸であればテレビ台やベッド下などを活用し、壁を開けられる家であれば壁掛けができるシェルフなどを選んでみてください。
なるべく床の面積を多くすることによって開放感を得られますよ。

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5畳長方形の部屋のレイアウトの場合

5畳部屋のレイアウト

洋室の5畳の部屋は細長い長方形の部屋が多いですよね。
奥行きがありますが幅が狭い分圧迫感を感じやすくなります。

長方形の部屋は、大きい家具をなるべく1辺の壁に集中させてレイアウトしてみましょう。
例えば、ベッドやソファは奥の辺の短い壁に沿って置くことによって床が正方形に近づけられます。

収納家具はなるべく小さいものにした方がいいですが、荷物が多い人は収納場所がなくなり困りますよね。
その場合は上記でご紹介したロフトベッドを使い、下のスペースを収納に使ったりデスクなど他の家具を置いてみてください。

また、長方形の部屋を広く見せるコツとして、ドア付近に家具を置かないことが大切です。
ドアを開けたらすぐに大きな家具が見えると奥行きがあっても狭く感じてしまいます。

なるべくドアと対面方向の壁に大きな家具を集中させることで、とてもスッキリとした印象を持ちますよ。

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5畳の部屋レイアウトのアイデア集【一人暮らし用】

5畳部屋のレイアウト

それではここで、ワンルームなど一人暮らし用の部屋のおすすめレイアウトを6つ見ていきましょう。

5畳レイアウトアイデア①:ベッド下を収納スペースとして活用

ワンルームなどの部屋はクローゼットが狭いこともあるので、荷物の多い人はどうしても収納家具が必要になります。
こちらのレイアウトは、ベッドの高さが少し高い分、ベッド下の収納スペースが多めに作られてあります。

ベッド下に収納するためのケースも販売されており、自分のベッドの高さに合わせて購入してみましょう。
主に季節外の衣類やあまり使わない雑貨、客用布団などを収納するのにピッタリですね。

ベッドや高さのある収納家具を入り口と対面に置いてあるため、開放感ができスッキリと見えます。

5畳レイアウトアイデア②:ロフトがある部屋はベッドや家具いらず

一人暮らしの部屋はロフトがある部屋も多くあります。
ロフトがある分部屋が狭くなりがちですが、ベッドや収納家具を置かなくて良いのでスッキリと見えます。

こちらのレイアウトはテレビとソファのみ。
余計な大きな家具が無いだけでとても広く感じられますね。

ごちゃごちゃしてしまうような物は全てロフトに収納して、主に過ごすスペースは必要な家電のみ置くことが広く見えるコツです。
本当に5畳の部屋なの?と思うくらいとても広く感じますね。

5畳レイアウトアイデア③:ベッドをソファがわりに使う

ベッドとソファは大きい家具になるので、2つを置くととても狭くなってしまいますよね。
そんな時は、ベッドをキレイに保ち、ソファとして機能させる方法があります。

普段の生活ではベッドとして使い、来客があったり夏で重い掛布団を使わない時は、布団をクローゼットに収納し、オシャレなクロスなどを使ってソファとしてアレンジしてみましょう。

ソファの設置が無いだけで、大きなスペースを確保できるのでとても広く感じますよ。
ベッドはどうしても生活感が出てしまうので、来客の時はベッドの上を整えてオシャレにしてみても良いですね。

5畳レイアウトアイデア④:部屋全体をホワイトカラーにして統一感を出す

こちらの部屋は壁も床の色もホワイトカラーになっています。
それに合わせてカーテンやベッドフレーム、掛布団もホワイトを基調としておりとてもスッキリとした印象になっています。

膨張色のホワイトを使い、余計な色を使わず色を統一させることによって、明るく開放感のある部屋になりますね。
ホワイトが基調の家具を使うことによって、ホコリなどの汚れもすぐ気づけるので常にキレイに保てますよ。

一番面積を取るカーテンは部屋の広さやイメージを決める重要なアイテムなので、カーテンを購入する時に自分の部屋の色味を考えて決めてみてはいかがでしょうか。

5畳レイアウトアイデア⑤:テレビを壁掛けにしてテレビ台をなくす

テレビを置く場合は、どうしてもテレビ台が必要になります。
テレビとテレビ台は面積を取ってしまうので、狭く感じやすくなります。

テレビ周りの機器がほとんど無い人は、思い切って壁掛けにしてしまいましょう。
それだけでテレビ台が必要なくなり、床に置く必要が無くなるのでとても広く感じることができますよ。

テレビを壁に掛けられる専用の金具や、突っ張り棒タイプの壁掛け用具まで、テレビの壁掛けでも用途によって選ぶことができます。
賃貸の場合でも壁掛けのように設置できるテレビ台が販売されているので、自分の家に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

5畳レイアウトアイデア⑥:テレビ台が収納家具に変身

荷物が多い人は、クローゼットでは足りずに収納家具を買う必要があり、床面積が狭くなってしまいます。
そんな時は、テレビ台を収納家具として使ってみてください。

IKEAや無印良品などで販売されているオープンラックは、扉も背面の壁もなくスッキリとした作りになっており、見せる収納が可能になります。

本棚やCD、DVDラックとして使用したり、専用の収納ボックスを使用すれば見せたくない雑貨や衣類、ごちゃごちゃしてしまう文具などを収納することができます。

自分のセンスでオシャレに収納することができ、最近人気の収納家具ですよ。

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5畳の部屋レイアウトのアイデア集【リビング用】

5畳部屋のレイアウト

続いて5畳のリビングルームのおすすめレイアウトを3つご紹介しましょう。

リビング用5畳レイアウトアイデア①:リビングに置くのは必要最低限

リビングは住む人が起きている間に一番過ごす場所です。
来客の際にもリビングで過ごすことが多いので、なるべくキレイに保ちたい場所ですよね。

リビングが狭いのであれば、不必要な物は置かず、リビングに置きたいものだけを置きましょう。
ゆったりとくつろく場所なので、ソファとテレビさえあればリビングは十分に機能するはずです。

便利だからと文具やハンガーラックなどを置きたくなりますが、ほとんど使わないものはリビング以外の部屋に移動させておくと良いですね。

リビング用5畳レイアウトアイデア②:テレビやサイドテーブルは置かないスッキリとしたレイアウト

こちらのリビングはテレビが置いておらず、パソコンが設置されてありますね。
テレビがない分、ソファの側に置くサイドテーブルもなく、とても開放感のあるレイアウトになっています。

最近では家に帰ってもテレビを見る人が少なく、スマホで追いかけ配信を見たりYoutubeなどの動画やネット配信を見る人が多くなりました。
そんな人はテレビではなく、パソコンを設置すると、テレビもテレビ台も必要なくなります。

パソコンも、もっとスッキリ見せたいのであればノートパソコンにして、必要な時に開けるようにすればパソコンデスクも必要ありません。

リビング用5畳レイアウトアイデア③:ソファもテレビ台も背が低いものを選ぶ

上記で、背の低い家具を置くと開放感が出るとご紹介しましたが、こちらのリビングは4.5畳に見えないとても広く感じるリビングになっています。

ソファは背の低く、深く腰がかけられるもの、それに合わせてテレビ台も背の低いものになっています。
狭いリビングに大きいテレビは目がチカチカしてしまうので、スリムで小さめなテレビを選ぶと、テレビ台を購入する時もコンパクトなものを選べますね。

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5畳の部屋レイアウトのアイデア集【寝室用】

5畳部屋のレイアウト

最後に、5畳の寝室のおすすめレイアウトを2つご紹介します。

寝室用5畳レイアウトアイデア①:壁の色とベッドリネンの色をホワイトに統一してスッキリとしたイメージ

5畳の寝室は、ベッドを置くとそれだけで十分場所を取ってしまいまよね。
少しでも広く見せるためには、壁の色と家具の色を統一させることと上記でご紹介しました。

こちらの写真もその例で、壁の色とベッドリネンをホワイトで統一されており、とてもスッキリとした印象になります。
ホワイトは清潔に見せてくれ、お部屋も広く見せることができるオススメのカラーですよ。

寝室用5畳レイアウトアイデア②:ベッドは2辺を壁にくっつけてスペースを確保

ダブルベッド以上の広いベッドは、部屋の中央に置くと足の踏み場がほとんどなくなってしまい、圧迫感が出てしまいます。
大きいベッドを置く時は、部屋の四隅のどこかにベッドをくっつけて設置してみてください。

特にドアから離れた角に置くと、入り口付近にスペースが作られるので、狭い寝室ながら広く感じさせることができます。
クローゼットが十分にある寝室なら、ベッドの脚が短い背の低いベッドにすると更に寝室が広く見えオススメです。

狭い部屋をおしゃれにみせるこちらの記事もぜひご覧ください。
狭い部屋におすすめのレイアウトを様々紹介!6畳に最適な海外風インテリアの配置など解説4畳半・5畳などの狭い部屋におすすめのレイアウト8選 4畳半・5畳ぐらいのお部屋におススメの...

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おすすめのレイアウト本

5畳部屋のレイアウト

自分らしく暮らす部屋作りのアイデア帳 一人暮らしだからこそ好きなインテリアを楽しみたい

賃貸でも、一人暮らしの狭い部屋でもインテリアを楽しもう!をテーマにした1冊です。
部屋づくりのコツや、初心者でも簡単にできるDIYなど、オシャレな部屋を目指したい人には必見です。

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5畳の部屋はレイアウト次第で広く見せれます!

5畳部屋のレイアウト

都心の一人暮らしのマンションでは、家賃が抑えられるように部屋が狭くなっていることが多いです。
狭い部屋だからオシャレな部屋にできないと諦めるのはまだ早いですよ。

レイアウト次第では、5畳の部屋でも広く見せることができ、快適に過ごすことができます。
また、模様替えや引っ越しなどを期に滅多に使っていないものや不必要なものを処分してみましょう。

床に物を置かないことが一番部屋を広く見せるコツです。
皆さんもオシャレで快適なインテリアを目指しましょう。

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