セリアは毛糸などの手芸用品の宝庫
セリアの毛糸は春夏秋冬、いつでも対応できるような毛糸の種類の多さが特徴です。
太さや細さ、単色か複色か、糸の生地がなにでできているか、季節はなにに向いているか。
また、セリアには毛糸で作品をつくる際に便利な道具も販売しています。
詳しくは後程ご紹介します。
セリアでおすすめの毛糸
では、セリアにはどのような毛糸があるのでしょうか。
- ひつじちゃん ナチュラル(極太)
- Mr.GOKUBUTO(ミスター・ゴクブト)
- NEW Paleta(ニュー パレッタ)
- GokubutoRanger(ごくぶとレンジャー)
- ACRYLIC GOKUBUTO(アクリルごくぶと)
- kirakira☆Lily
- なないろ彩色
- newアクリルマーブル
- cake(ケーク)
- ふわもこモール
- 深みカラー中細
- colorful soda
- miu
- cotton denim
- NEW kirara cotton
- NEW angel cotton
- kina kinari
- color jute(カラージュート)
- knitting yarn
- Mix Berry
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
①:ひつじちゃん ナチュラル(極太)
天然の羊毛を使用しているので風合いと色味がそのままです。
ウルグアイのウール100%使っている毛糸で35mほどの長さがあります。
35mで一玉だとマフラーを作るなら6玉で出来ます。
少しごわついた感触ではありますが、ウール100%なので仕上がった作品は温かくできあがるのです。
色は三種類で、赤などの鮮やかなカラーはありませんが、どれも落ち着いたカラーのものです。
極太をご紹介しましたが中細もあります。
②:Mr.GOKUBUTO(ミスター・ゴクブト)
ひとつの毛糸に様々な色が入っており毛糸を色替えする必要無いです。
色パターンは数種類あってシックな茶色系、子供らしいピンクと青の混ざった可愛い色味、黄色や水色などポップな色味などあります。
模様をシミュレーションできるサイトがあるので、そちらでシミュレーションしてみてから編んでいくと想像に近い仕上がりができるのではないでしょうか。
③:NEW Paleta(ニューパレッタ)
34mほどありマフラーを巻くなら5玉ほどでできます。
6種類ほどのカラーバリエーションがありますが、それぞれ同系統の色味で統一されています。
そして、手触りは柔らかいです。
甘撚りですのでふわっと優しい仕上がりになりますので、マフラーやニット帽など肌に触れるものにおすすめです。
④:GokubutoRanger(ごくぶとレンジャー)
21mほどと、毛糸一個分の長さは短めですので、ひとつの作品を作るときには毛糸の数が他のに比べて必要になってきます。
色は単色ですこしくすんだ感じのものが五種類あります。
糸が太めということもあり、100円にしては編みやすい毛糸です。
⑤:ACRYLIC GOKUBUTO(アクリルごくぶと)
毛糸といえばというような標準的な毛糸で44mほどの長さがあります。
アクリルたわしや、インテリア雑貨などが推奨されています。
アクリルたわしはお掃除などに重宝するので、44mもあれば沢山つくれちゃいますね。
⑥:kirakira☆Lily
きらきらリリーはピンク、ブルー、ブラック、グレーの四色展開でどの色にも全体にラメが控えめに入っています。
リリヤン毛糸(糸自身に空洞がある)ため、セリア商品ですが柔らかく軽い商品です。
少しごわつきはあるものの、ラメがギラギラしているわけではないため身の回りのものにも使えます。
大きめの針でゆったりと縫うのがおすすめです。
⑦:なないろ彩色
こちらはアクリル素材だけではなく、ウールも混ざっている素材でできていて、アクリル素材だけのものと比べると暖かさが違います。
また、色も鮮やかで、八種類販売しています。
セリアだけではなくキャンドゥでもこの、なないろ彩色は販売しており、可愛く扱いやすいのに手に入れやすい毛糸です。
⑧:newアクリルマーブル
抗菌と防臭の加工が施されたアクリル毛糸ですのであみぐるみやタワシなどに最適です。
ゆったりと段染め(色んな色で横に染めること)されており、まるでわたあめのようなパステルカラーが特徴的です。
48mと長さもしっかりあるのでお部屋に飾るような雑貨もこちらの毛糸で作ってみてはいかがでしょうか。
⑨:cake(ケーク)
2017年から販売開始されており、その可愛さ故に、次々と新色が発売されています。
使う前からまるでカップケーキのような可愛さがあります。
そして、このケークは一玉で可愛いボーダー柄が編めてしまうのです。
アクリル100パーセントの素材ですが、ふわふわでさわり心地も抜群ですので衣類などにおすすめです。
⑩:ふわもこモール
セリアの他にもキャンドゥでも取り扱いがある、ふわもこモールは全6色です。
かなり太い毛糸なので少ない手数で編んでいくことができるので初心者の方にもおすすめの毛糸です。
ですが、10mと短めですので結果的には玉数は必要になってきます。
ふわふわで太めですが編みにくさは無いです。
⑪:深みカラー中細
深みのあるレトロカラーで鍵編みの作品に最適な毛糸です。
四色展開でレトロカラーなので秋冬物を作るのに最適ではないでしょうか。
細めの毛糸ですので先程のふわもこモールと違い編むのに手間がかかりますが、細い分仕上がりは綺麗にできます。
ウールのちくちく感が苦手な方にもおすすめです。
⑫:colorful soda
いろは10パターン展開あり、段染めの毛糸です。
ただ、グラデーションが施されているだけではなく、所々にポイントで点々が入っているので可愛らしい仕上がりになります。
発売当初、人気で店頭から消えている時もあったようです。
色は10パターン販売されていますが、セリアの店舗には5色ほど置いてあるところが多いようです。
⑬:miu
ふわふわで柔らかいさわり心地といえばこちらのmiu(ミュー)という毛糸もです。
ポリエステルで出来ています。
このミューで作った作品は、もこもこのおかげで編み目は見えないです。
その代わり、縦ラインが入るのでおしゃれに見えます。
ボリュームがありふわふわなのでマフラーなどにすると気持ちが良いかもしれませんね。
⑭:cotton denim
赤、黒、紺、茶色があり、名前の通りデニム風の風合いです。
コットン100パーセントで糸割れも少なく編みやすい毛糸です。
こちらはセリア限定の販売ですので見かけたら買ってみてはいかがでしょうか。
⑮:kirara cotton
10色の単色展開で、さりげなくパールラメが入っているため、上品かつ高級感のある作品ができあがります。
冬の間は店頭から姿を消すようです。
綿98%でできていますので、モコモコというよりかはサラッとしてる手触りで春に使う小物など向いています。
⑯:NEW angel cotton
9色もカラーバリエーションがあり、マットな質感とサラッとした手触りでオールシーズンしようできます。
こちらもコットン素材なので季節を選びません。
手触りがいいので、編んでいても手に馴染んでくれて疲れません。
⑰:kina kinari
麻と綿がだいたい半分ずつくらいの割合でできている毛糸です。
毛糸が細く、編み目に空白ができてしまうためにマフラーなどにはあまり向いていません。
その分、コースターなどに向いていると言えます。
透かし編みでストールを作っても可愛い仕上がりです。
⑱:colorjute(カラージュート)
こちらのカラーシュートは今までの毛糸よりもかなりカラーバリエーションが豊富で15種類もあります。
野菜カラーで天然のジュートのみでできている毛糸です。
ジュートですので水に弱いためなるべく水に触れない作品、たとえば小物入れなどを作るのがおすすめです。
セリアでは季節限定で取り扱っているようです。
⑲:knitting yarn
こちらは10色展開で、ポリエステルでできており、まるでTシャツ生地のような柔らかさがある毛糸です。
少し残念なのは一玉が9mしかないことです。
しかし 、他とは違う独特な可愛さから売り切れる店が続出しています。
見かけたらとても幸運です。
⑳:ほんわかひつじちゃん
ウール100%で日本製の毛糸です。
五色展開あり、落ち着いた色合いです。
ほんの少し細めの毛糸ですので小物から、身に付けるものまで広く使えます。
特にグレーが人気が高いようです。
100均の毛糸についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください!
セリアなど100均の毛糸は可愛いと話題に!毛糸で作る作品例もご紹介100均の毛糸は種類が豊富 100均で扱っている毛糸は「種類が豊富」というよりも「変わった糸...
セリアの毛糸と手芸屋の毛糸の比較
セリアの毛糸は100円で様々な種類が販売されているのが解りました。
一方で、手芸屋さんで販売されている毛糸はピンきりです。
セリアと同等の品質のものもあれば、一玉1,000円もする毛糸もあります。
ここでは、セリアよりも高い毛糸と比較した場合の違いについて考えていきましょう。
主にこの3点が挙げられると思います。
- 手触りがあまりよくない
- 糸が割れる
- 一巻きが短い
では、順番に見ていきましょう。
違い①:手触りがあまりよくない
セリアの毛糸でも様々な手触りのものがあります。
ふわふわなものから、固めのものまで。
ただ、やはり手芸店のなかでも良い毛糸とセリアの毛糸を比べると、手触りは劣ります。
違い②:糸が割れる
毛糸でマフラーなどを制作していると、毛糸が割れてしまい、間に棒を突っ込んでしまった経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
糸が割れる原因としては、針の種類や編む人の癖によるなどしょうがないものもあります。
毛糸で原因を見たときに、やはりセリアなどのお手頃価格の毛糸は割れやすい傾向にあるようです。
違い③:一巻きが短い
ウールや綿素材の毛糸であれば、良い繊維であることの条件は一本の繊維が長いことです。
一本の繊維が長いと少ない量でもふんわりと仕上がります。
セリアの毛糸ですと手芸店の毛糸と比べ、同じグラム数でも短い毛糸だったりします。
その場合、同じものを編むにしてもセリアの毛糸のほうが、量が必要になってくるので仕上がりが重たくなってしまいます。
手芸店の毛糸で編んだほうが軽く仕上がるのです。
また、玉数もセリアのほうが必要になってくるということは、費用の面でも結局はあまり変わらないということになりかねません。
大物をつくるときは手芸店の毛糸だったり、使い分けをしましょう。
セリアで毛糸を買うときの注意点
セリアで毛糸を買うと安いイメージがあるからと手を出すのは初心者の方が少なくないです。
ほんの少しニットの小物を作る場合や、こどもの夏休みの工作にする場合はセリアの毛糸などで充分です。
ですが、前述したように一巻きが短いものが多いのでセーターなどの大物を作る場合は手芸店で購入したほうが安く仕上がることもあります。
また、セリアでは季節によって毛糸を出していたり出していない毛糸があります。
毛糸の素材によってちがうようですので、購入時期には気を付けてみてください。
また、素材によっても暖かさや仕上がりがかなり変わってきますので自分の好みのものを選ぶようにしましょう。
セリアで人気の初心者にも簡単に作れるニットメーカー5選
セリアで編み物キットが売られていることをご存知でしょうか。
初心者でも簡単に作れちゃうと大人気なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- ニット帽メーカー
- ペットボトルカバーメーカー
- コースター敷物メーカー
- マフラーメーカー
- ボンボンボールメーカー
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
①:ニット帽メーカー
ニット帽が編める道具で、これには大人用と子供用のふたつがあります。
歯の部分に巻いていくのですが、緩く巻いていかないと次の段の毛糸に潜らせることができなくなるので注意が必要です。
極太の毛糸でふわっと巻いていくのは外れやすいので意外と難しいです。
途中でガチガチになってしまったらイチからやり直す必要があるので、細めの毛糸が良いでしょう。
編み棒は、ニット帽メーカーとセットで販売されていますので、余計な道具は必要ありません。
すぐに始められる商品です。
②:ペットボトルカバーメーカー
保温などの効果があるペットボトルカバーがセリアの道具で簡単に作れます。
先程のニット帽メーカーと同じような形で、作り方は異なるようで台紙の裏側に記載されています。
こちらのペットボトルカバーメーカーはペットボトルカバーを作るのも良いのですが、実は色々とアレンジが効くのです。
たとえば、両端を閉じないでアームウォーマーだったり、人形の服などです。
自分でアレンジを考えるも楽しいかもしれません。
③:コースター敷物メーカー
5~15cmほどのコースターが作れる編み機です。
スリット部分に毛糸を挟んでクモの巣のように編んでいきます。
大きさにもよりますが、だいたい50分から1時間程度で簡単に編めます。
④:マフラーメーカー
編み物といえば、マフラーを思い浮かべますよね。
しかし、マフラーは編み物初心者の方などには意外と最初の編み始めのところが難しかったり、マフラーがどんどん細くなってしまった経験、1度はあるのではないでしょうか。
マフラーメーカーを使えば目の数が減ってしまうことはなく、綺麗に、尚且つ編み棒を使わず簡単に仕上げることができます。
長く編んでいき、端を合わせるとスヌードを作ることもできます。
選ぶ毛糸の種類により仕上がりがかなり変わってきますので、いろいろな毛糸で楽しんでみてください。
⑤:ボンボンボールメーカー
こちらのボンボンボールメーカーは大きいサイズと、小さいサイズのボンボンを作ることができる2パターンがあります。
丁寧に作ると凄くきれいな丸のボンボンが完成します。
ボンボンの使い道としては先程ご紹介しましたニット帽メーカーで作ったニット帽の頭部分に付けても可愛いです。
お子さんのニット帽には、ボンボンを2つつけて熊さんの耳みたいにしても良いですよね。
また、このボンボンを飾りとしたヘアゴムを作ったり、ボンボンに飾りをつけてマスコットを作ったりすることもできます。
どちらかというと子ども向けのボンボンで、色々な作品をお子さんのために作ってみてはいかがでしょうか。
セリアの毛糸を使った作品
セリアの毛糸は可愛いものが豊富にそろっているので、様々な作品を作ることが可能です。
ここでは、特に人気の三点を上げます。
- コースター
- キッズ用セーター
- 靴下
写真も一緒に見ていきましょう。
①:コースター
セリアには今回紹介していない毛糸もまだまだ販売されています。
たとえば、こちらのシルクインマーブルです。
上品な品質なのでショールなどに向いているのですが、編み物中級者、上級者の方はこのようにコースターを作ってみると高級感がありますね。
これ以外の様々な毛糸でつくってみても、全然ちがう雰囲気のものが出来上がりますので場面や季節によって使い分けることができます。
②:キッズ用セーター
こちらはキッズ用のセーターです。
セリアの毛玉を10個も使わずにできるので安く済ませることができます。
キッズ用の服を手作りするとその子にぴったりのサイズで作ることができ、子どものためなら挑戦するモチベーションも失わずにできます。
③:靴下
冬になると特に女性は足元が冷えますよね。
冷えると血行も悪くなって体調にも影響を及ぼすので、冬場は暖かい靴下があるといいですよね。
まだ抱っこ時期の赤ちゃんも靴を履かせることは無いので毛糸の靴下を履かせてあげる方も多いはず。
そういった時に、自分の好きなデザインでつくった手作りの靴下を履いたり履かせると気分も楽しくなります。
おすすめのニット手芸本
ドイツ出身の人気作家が紹介する作りかたです。
面白い柄のものが豊富に載っていますが、題名の通り表目と裏目だけで編んでいくので初心者の方から、中級者、上級者まで全員が楽しめる本になっています。
写真つきの解説で分かりやすいのでここから始めるのをおすすめします。
セリアの毛糸について見てきて
セリアの毛糸の種類から便利な道具まで見てきましたが、今年こそは挑戦してみようと考えた方も少なくないのではないでしょうか。
初めて挑戦するかたは特にセリアの可愛い毛糸でモチベーションを上げながら編んでみるのがおすすめです。
毎年可愛い毛糸が豊富に揃っているセリアに今年こそは足を運んでみてはいかがでしょうか。
ひつじちゃんナチュラル
ウルグアイウール100%で冬にぴったりな、暖かい仕上がりになります。ウールですので、若干の匂いはあります。